進学した理由およびその後

Last-modified: 2021-10-03 (日) 00:12:03

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研究分野:

  • 大雑把な年代(20x0年代)
  • 現在の状況(書ける範囲で)
  • 進学の経緯
  • 進学前に考えたこと
  • 在学中に考えたこと
  • 卒業後に考えたこと
  • 博士に進学して良かったこと
  • 博士に進学して悪かったこと
  • もし進学前の自分にアドバイスできたら言いたいこと

理学研究科

研究分野:超伝導・実験

就職と進学で悩んでいたが就活がうまく行かなかったこともあり6月ごろに進学を決意。
その後、ポスドクに

研究分野:数学

  • 現在の状況(書ける範囲で)
    学生とポスドクの間(来年度からちゃんとポスドク)
  • 進学の経緯
    学部のころから研究者志望だったので、博士進学以外は頭になく、あまり考えずにD進。
  • 進学前に考えたこと
    授業料等や生活のお金はあったので金銭面はあまり考えなかった。
    また修士のときにどうにか自分の結果っぽいのができたのもD進の後押しになった。
  • 在学中に考えたこと
    メンタル面が悪化して、一時期数学をできない時期が続いた。
    でも休んでいるうちにある程度復帰でき、進学してよかったと思う
    研究で楽しいとちょっと思えるようになってきて、
    とりあえずはアカデミックでしばらく食っていこうと思ってポスドク出した。
  • 卒業後に考えたこと
    来年度からはちゃんとポスドクとして金をもらうわけなので、
    がんばりたいです。が任期の後のことを考えると不安なので考えないようにしている。
  • 博士に進学して良かったこと
    (数学系はですが)自分の自由に自分のペースでやりたいことをやれること。
  • 博士に進学して悪かったこと
    もともとメンタルが弱かったのが、ちょうど博士進学のタイミングで悪化して精神科通い。
    でも上にも書いたけど、自由にたっぷり(自己責任で)休めて、おかげでまあまあ回復できた。
    休もうと思えばいくらでもサボれて怒られないので、適度に休みつつ適度に数学するというような
    モチベ維持やメンタル管理が大変。あと周りが社会人何年目とか結婚する話などを聞くとキツい。
  • もし進学前の自分にアドバイスできたら言いたいこと
    メンタル面のために、早いうちから知り合いとの自主ゼミを再開していればちょいよかったかもしれない。
    孤独感や研究を楽しいと思えるかが大事なので、そのためにも、
    (ソロワークな理論系の人は特に)ゼミなどで人とちゃんと繋がることが大事だと思います。

研究分野:数学

  • 現在の状況(書ける範囲で)
    博士後期課程(学位早期取得見込み,来年度から切替PDの予定)
  • 進学の経緯
    数学の研究の楽しさに惹かれて進学を決意
  • 進学前に考えたこと
    就職か進学か悩んだ.
    M1時代は研究によって結果を出す自信がなく,伝手を頼って興味のある業界の勉強会に参加してみたりした.
    (結局就活生向けのイベントには行かず就活もしなかった)
    勉強会の雰囲気をみて,一般企業に就職するモチベーションと研究を続けるモチベーションを天秤にかけた結果,研究を続行し,D進することを決意.
  • 在学中に考えたこと
    論文が出せなくなったらどうしようというプレッシャーとの戦い(指導教員は研究課題の選定や論文の書き方などについて力を貸してくれるが,見つかった問題に対しては自分の力で証明を与えないと結局自分の名前の入った論文をだすことはできない).
    優秀な同期や後輩たちをみて,彼らより数学の知識や理解度の劣る僕はここにいて良いんだろうか?と思うこともしばしば.
  • 博士に進学して良かったこと
    数学系は他人の行動に縛られないので,起きてから寝るまでが自由時間.時間使い方のバリエーションが無限大.毎日が日曜日.
    研究も自分のペースで進めることができる.誰と共同研究してもOK.
  • 博士に進学して悪かったこと
    将来的な(主に金銭面での)不安.
  • もし進学前の自分にアドバイスできたら言いたいこと
    学部生のときのように,受け身でただひたすら言われたことをやっているだけという感じで毎日を過ごすと確実に地獄を見る.
    勉強,研究にせよ発表にせよ,自分からどんどん動いていくことが大事.

情報工学科

研究分野:VR・HCI・Haptics

  • 大雑把な年代(20x0年代)
    2010年代
  • 現在の状況(書ける範囲で)
    2021年春からD2
  • 進学の経緯
    研究室内にドクターの方が多く,雰囲気も良かったため自然と博士に惹かれた.
  • 進学前に考えたこと
    キャリアという面であまり深く考えてはなく,どちらかというとお金があるのであれば在学中は生活でき,卒業後もどうにかなると思っていた.
    なので学振や奨学金等に申し込み,結果として学振が獲得できたため進学を決意.
  • 在学中に考えたこと
    一人の研究者として研究と向き合いながら研究活動と自分の適性や価値観がどこに向いているのかを日々自問自答しています.
  • 卒業後に考えたこと
    現在在学中
    今後の進路はまだわからないが,企業への就職を検討している.
  • 博士に進学して良かったこと
    自分について考える時間を持てました.
    また基本的に研究は自分で研究費を獲得し自分で研究の方向性や進捗を管理する意識が生まれました.
  • 博士に進学して悪かったこと
    実務スキルの面で同年代に劣っていると感じます.
    良くも悪くも実社会に触れないのでサイエンスとしての価値創造を求められる環境がどこまで社会に貢献できるか悩みます.
    実社会志向の方は社会人ドクターや研究テーマを社会応用にするなどが良いかと思います.
  • もし進学前の自分にアドバイスできたら言いたいこと
    学部で2年,修士で2年研究に取り組んだため博士3年間は長いように感じるが過ぎ去ってみると短いもの.
    時間があるとは思わず全力で研究に取り組んで成果を出すのが良い.

工学研究科

研究分野:金属工学

  • 大雑把な年代
    2020年9月に博士(工学)を取得
  • 現在の状況(書ける範囲で)
    2022年までポスドク。4月から民間企業に入社予定。
  • 進学の経緯
    元々研究職(特に大学職員)を目指していたことがあり、悩む事なく博士に進学。
  • 進学前に考えたこと
    特に何も考えず、むしろ博士に進学する以上、実績を沢山作ろうと思っていた。
  • 在学中に考えたこと
    辛い。しんどい。装置が壊れ、データが取れない。死にたい。
    結果、修了期間が半年伸びた。そして無事にメンタル崩壊。現在も心療内科に通院中。
  • 卒業後に考えたこと
    どうやら自分は実験系の研究者が向いていないようだ。そして果たして大学職員として研究を続けていけるのか。
    仮にそういう人生を送るとなると、実績を残せないままポスドク/助教を転々とする未来しか見えない。
    そのため、大学職員を一旦断念し、民間企業に就職することに。
    教授の理解があってか、有り難いことに非常勤ポスドクとして採用してもらい、その期間で就活を進め、結果無事に内定を頂いた。
  • 博士に進学して良かったこと
    修士課程以上に自由に研究ができる。
  • 博士に進学して悪かったこと
    とりあえずメンタルやられる環境だったなと。後は自分の実力不足。
  • もし進学前の自分にアドバイスできたら言いたいこと
    重箱の隅をつつく研究と先にゴールを見据える研究のバランスを上手く使い分けてほしい。
    後これは自分以外の博士学生に言いたいが、思うほど博士学生の就職率は悪くないから、就職への不安により博士進学を断念するのは勿体ないと思います。

研究分野:流体力学

  • 現在の状況:
    D1の終わり際.給付型奨学金で生活している.
  • 進学の経緯:
    もともと研究という行為自体に憧れて大学に入り,その憧れが消えなかったので進学した.
  • 進学前に考えたこと
    特に悩まずに,修士の途中から博士後期課程との複合型のコースに移った.
  • 在学中に考えたこと
    人生ゲームの進行度を同期と比較すると,ずいぶんのんびり生きてるなぁとは思う.
    優秀な他者との比較で修士の頃に潰れかけていた(鬱病になった)ので,意識的に相対評価を気にしないように努めた.
  • 博士に進学して良かったこと
    良くも悪くも,多くの時間の使い方が自由になった点.講義もほぼなく,興味と努力の対象に時間を割けるのはありがたい.
  • 博士に進学して悪かったこと
    なんだろう.実力不足や,自分が考えているほど自分が努力できないっていう点で悩むことが多い,とかでしょうか.
    あとは博論審査が上手くいくか今から不安ですね
  • もし進学前の自分にアドバイスできたら言いたいこと
    最期に納得できる生き方かどうか,ってのを常に意識して選択していけばいいんじゃないでしょうか.私はそうしました.

研究分野:計算機工学

  • 現在の状況:
    2021年 博士(工学) を取得
  • 進学の経緯:
    なんとなく今の研究を続けたかった
    修士までの研究成果だと中途半端で嫌だったというのも少しある
  • 進学前に考えたこと
    主体的に研究を進めるってどういうものなんだろうか
  • 在学中に考えたこと
    他大学の博士課程ではどういう指導をしてもらって研究を進めているのか
    どうすれば研究・システムの実装など手早く出来るようになるのか
    論文どうやったらポンポン書けるのか
  • 博士に進学して良かったこと
    学部・修士時代と比べて技術力は格段に上がった
    人前に立つことに慣れてきた
    人脈が広がった
    良くも悪くも自分の実力の相対的な位置がわかった
    ミーティングなどの予定がある日以外は、比較的自由で研究・趣味など自由にできた(これは私の研究室だけだと思うので参考にならないかも…)
  • 博士に進学して悪かったこと
    論文地獄になったときに病んだ
    病んでからは頻繁にメンタルを崩すようになった
  • もし進学前の自分にアドバイスできたら言いたいこと
    もっと早い段階で学振の話を指導教員と話し合っておけ、後悔するぞ
    研究テーマを決める時点で目的をもう少し明確にしておかないと後で泣くことになるぞ
    流し読みでは論文の主張したい話を上手く汲み取れないから進学前に訓練しておけ

経済学部

研究分野:経済学

  • 現在の状況
    D2(日本)で留学しEcon Ph.D.の Third Year
  • 進学の経緯
    大学院に進学するつもりで大学に入学したので,成り行き.留学は,いろいろな人に勧められて気づいたらしていました.
  • 進学前に考えたこと
    論文たくさん書ける.おれは研究できるぞ
  • 在学中に考えたこと
    将来どうなるんだろう.研究まったくできない.自分をもっと改造しないと
  • 卒業後に考えたこと
    (まだ)
  • 博士に進学して良かったこと
    日々楽しい.生きている感じがする.
  • 博士に進学して悪かったこと
    時々精神がおかしくなる.
  • もし進学前の自分にアドバイスできたら言いたいこと
    1. 英語をちゃんと読み書きできるようになっておくこと
    2. 数学をもっと丁寧にやり込んでおく