ミゼラブル評議会

Last-modified: 2015-09-15 (火) 17:49:43

Miserable Senate

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代表:アドミニストレータ・フィリオリ
評議会。ジャスリー・スリーの事実上の政府であり、官僚主義に凝り固まった行政組織。方針は「秩序の維持」。実情を無視した(知らない訳ではない)施策は様々なところで歪みを生んでおり、機能不全に陥っているとも言われている。宣伝部の誇張された発表が事実として扱われ、それを元に政策が立案される。
一般市民が「評議会」という単語を口にするとき、その意味合いは「政府」「警察」というものとなる。

歴史

宇宙船の出発は250年前の出来事だが、評議会の政権獲得と支配体制の構築は60年前の出来事である。
初期共同体は出発後100年も経たず瓦解し、以後何年にもわたって犯罪と混乱が蔓延した。
住民からは法とその執行を求める声が増すばかりであり、その要請に応えてミゼラブル評議会が発足した。
蝕の日を迎え魔物との戦いを経ても評議会は健在であり、準戦時体制によりその権限は拡大している。

"民主的"な議会政治と腐敗

民主主義、共和主義を標榜しているものの、国家基本法で政権党が評議会であると規定されている一党独裁体制である。
中央議会はプラーフに設置され、形骸化した選挙で選出された二百人程度の評議会議員が国政を担っている。
評議会議員の多くは世襲化しており腐敗の色が濃く、自浄作用は見受けられない。
権力構造は非常に複雑怪奇であり、もはやそこには民意を反映する術はなく、大半の政治家達にとっては既得権益の保持こそが最大の使命となっている。
政策立案には責任回避のためか前例が重視され、想定外の事態に対する適応能力は極めて低い。現場に丸投げが基本であり、事後に担当者を処罰することが多い。都合の悪い報告はフィルタリングされ、上層部に届くことはまれ。
各種の問題は先送りが基本であり、問題を提起したものが、まるでその問題を起こしたかのように非難される。
評議会議員の平均体重は年々上昇傾向にあり、現在は100kgを突破している。

超AIの支持

初期共同体の崩壊後もフィリオリを初めとする超AIたちは一日も休まずに宇宙船のインフラを管理し続けていた。彼女らは統治機構が無能であっても最低限の空気供給や光熱を提供し続けていたが、ハードウェアの老朽化や故障には対処は困難で、労働力を必要としていた。超AIらは人類社会に対し干渉することを恐れていたが、評議会は積極的に超AIに働きかけてその支持を得た。
評議会により、アドミニストレータ・フィリオリは名目的には国家元首的な扱いとなっている。
トラブルシューターたちと盟約する「ナイン・ナイトメア」は特に有名。

ネットワークの支配

評議会はネットワークやCOMPに関する様々な技術を保有しており、超AIとともにネットワークを支配している。
潜伏した魔物や超能力犯罪者の摘発のため、盗聴は日常的に行われている。
ジャーナリズムは死滅しており、報道は評議会が掌握している。政争の具としてスキャンダル報道は盛ん。
 
統合SNSアセンションを実質的に掌握しており、市民の相互監視と密告システムを構築している。

派閥抗争

評議会は政党としては一党独裁であるが、その党内に保守派と改革派の二大派閥を抱えている。
解りやすくいうと保守派がゲスで改革派がまともである。

魔物及びメディウムへの恐怖

評議会はみずからの支配体制を脅かすものとして魔物たちの侵攻を恐れており、毎年多くの軍事予算が組まれている(それが有効に使われているかは別として)。
しかしながら放棄区画に陣取り断続的に襲撃してくる悪鬼たちの軍勢よりも、人類社会に浸透、潜伏して人食いや超能力犯罪を行う完全体魔物や未登録メディウムをより恐れている。
議員たちは遠い前線でアーミーやオーダーがいくら戦死しようが眉一つ動かさないが、みずからの被害可能性については敏感に反応する。特に評議会の秘密警察はリトラセーニャ・ソサエティのメディウムたちに対しては積極的に摘発し「入院」させ「治療」と称してロボトミー処理を行っている。

トラブルシューターとアーミー

評議会が擁するサイキック部隊は特にトラブルシューターと呼ばれ、アーミーと呼ばれる非サイキックの警察や軍隊がこれをサポートする。
トラブルシューターは高学歴、諸々の資格や免許を持ったエリートであり、育成、雇用コストは高く、また戦死すれば遺族年金も払わなければならないため、戦闘による人的損失を極度に恐れている。そのため、危険な任務についてはオーダーに任せることが多い。

バトルドロイド、バトルドローン

ドロイドは人型ロボット、ドローンは非人間型ロボット。
産業用ドロイド、ドローンは普及しており、珍しいものではなくなっているが、戦闘用のものは技術的に困難であることと超AIの反対により、実用レベルに達していなかった。近年になって対魔物用の戦闘用ドロイドが開発されつつある。
無人・遠隔操縦の仕組み上、セキュリティ的な問題が常について回ると指摘されている。

ウィッチハンター

秘密警察。元々は過激派のテロ対策のために設置されたが、現在は主にサイキック犯罪に対する組織として活動している。登録メディウムの監視や、違法メディウム摘発を行っている。公務上、取調べの際容疑者を拷問を用いて自白を強要したり、捜査の段階でCOMPの盗聴や・市民の密告を奨励するなど、問題のある捜査も多々行われており、リトラセーニャ・ソサエティから恐れられている。
サイキック犯罪への対抗上、しばしばトラブルシューターと行動を共にするが、対魔物戦闘については管轄外。