飛龍の拳

Last-modified: 2026-01-01 (木) 12:20:54

データ

ひらがなひりゅうのけん
カタカナヒリュウノケン
英語Flying Dragon
ローマ字Hiryu no Ken

概要

カルチャーブレーンより発売されたアクションおよび格闘要素を併せ持つゲームシリーズである。
1985年にアーケード向けタイトル『北派少林 飛龍の拳』として稼働を開始し、その後、内容を拡張・調整した作品が複数の家庭用ゲーム機で展開された。
初作は対戦型格闘ゲームのみで構成されていたが、ファミリーコンピュータ向けに発売された『飛龍の拳 奥義の書』では、ステージを進行する横スクロール型アクションと、パスワード(ふっかつのおうぎ)による進行状況保存の仕組みが新たに導入され、以降のシリーズではアクションパートと対戦格闘パートを組み合わせた形式が基本となった。
この作品では、道中と呼ばれるアクションパートと、対決と呼ばれる一対一の対戦格闘パートにゲーム内容が区別されている。
シリーズの特徴として、自身および敵キャラクターの身体部位に表示される丸印を基準に攻撃や防御を行う心眼システムが採用されており、印は上段・中段・下段に分かれ、方向入力とボタン操作によって対応する位置を攻防する仕組みである。
通常の赤い○のほかに、与えるダメージが増加する青い○、連続攻撃に移行出来るR(ラッシュ)、一撃必殺効果を持つ☆(秘孔)が存在する。
攻撃を成功させる事で蓄積されるゲージが一定値に達すると、強力な「闘気」「飛龍の拳」を使用可能となる。
一方で、両パートにおいてプレイヤーの残機が0のままプレイヤーキャラクターの体力が0になる、アクションパートにおいて穴に落下、アクションパートにおいて時間切れによってゲームオーバーとなった後、継続しない選択を行った場合にのみ進行再開用のパスワードが表示される仕様となっていた。
続編である『飛龍の拳II ドラゴンの翼』では、ステージ探索型の構成、龍戦士の変身、法力の使用といった要素が追加され、経験値とレベルアップによる成長要素が導入された一方で、残機制は廃止され、パスワードは任意に確認可能となった。
さらに『飛龍の拳III 五人の龍戦士』では、複数の操作キャラクターそれぞれに焦点を当てた章立て構成が採用され、終盤では全キャラクターが集結する展開となるが、成長要素や探索要素は再び廃止され、残機制が復活し、進行は一本道化されて難易度が上昇した。
また、この作品以降、対戦中に相手の攻撃を防御する事でもゲージが増加する仕様へと変更されている。
心眼システムが採用されたのは、アーケード向け初作、ファミリーコンピュータ向け三作品、ゲームボーイ向け外伝、ファミリーコンピュータ向け番外編、スーパーファミコン向け作品の計7作までであり、それ以降は一般的な操作方式の対戦格闘アクションへと移行した。
また、ゲームボーイ向け『飛龍の拳外伝』では、探索要素や進行再開機能、経験値およびレベルアップの概念は採用されていない。
シリーズでは、スーパーファミコン向け『SD飛龍の拳』において初めて全キャラクターが2頭身のSDキャラクターとしてデフォルメされ、従来作とは異なる表現が採用された。
その後、プレイステーション向け『バーチャル飛龍の拳』ではリアル頭身の3Dポリゴンによる表現が導入され、対戦格闘ゲームとしての要素が大幅に強化された。
これ以降の作品群では、一対一形式の対戦格闘ゲームとしてシリーズが再構成され、従来存在していた心眼システムやパスワードでの進行再開用の仕組みは廃止され、操作体系についても大きな変更が加えられた。
ニンテンドウ64向け『飛龍の拳ツイン』には、『バーチャル飛龍の拳』の改良版に加え、『SD飛龍の拳』を3Dポリゴン化したバージョンが同時収録されている。
続くニンテンドウ64向け『SD飛龍の拳伝説』は、『飛龍の拳ツイン』に収録されたSDバージョンの直接的な続編に位置付けられ、基本的なゲームシステムを踏襲しつつ、『飛龍の拳 奥義の書』の物語を基に構成されたストーリーモードを新たに収録しているほか、『スーパーチャイニーズファイター』に登場したキャラクターも追加されている。
また、シリーズ全作品に共通する特徴として、漢字フォントは使用されておらず、表記はすべてひらがなとカタカナで統一されている。

物語

物語内容は各作品ごとに明確な違いがある。
北派少林 飛龍の拳』では、拳法家の少年「龍飛」が少林寺で修行を積み、ニューヨークアリーナ主催の異種格闘技世界大会での優勝を目標とする設定である。
続く『飛龍の拳 奥義の書』では、龍魔王フーズフーが率いる組織「龍の牙」によって寿安老師が殺害され、奪われた奥義の書を龍飛が取り戻す事が物語の主軸となる。
飛龍の拳II ドラゴンの翼』では、龍飛達五人の龍戦士がRPG社を覆う黒い霧の正体を解明する過程が描かれ、『飛龍の拳III 五人の龍戦士』では、五人の龍戦士と五大明王との戦いが物語の中心となっている。
飛龍の拳外伝』では、伝説の秘宝「飛龍のメダル」を巡り、龍飛と暗黒界の使者である魔天衆が率いる悪の格闘家軍団「ダークドラゴン」との戦いが展開される。
飛龍の拳S ゴールデンファイター』では、冥府の深淵から怨念とともに魔人として復活した龍魔王フーズフーによる龍飛達五人の龍戦士への復讐劇が描かれる。
一方、『飛龍の拳スペシャル ファイティングウォーズ』では、8種類12人の格闘家の中から任意のキャラクターを選択し、異種格闘技世界大会での優勝を目指す構成となっている。
また、『SD飛龍の拳』および『バーチャル飛龍の拳』では、選択したキャラクターで他の全キャラクターと対戦し勝ち抜く形式が採用されており、使用キャラクターによってエンディング内容も変化する仕組みである。

シリーズ

動画

loading...

外部リンク

投票

選択肢 得票数 得票率 投票
面白い 1 50.0%
面白くない 1 50.0%
その他
投票総数 2

コメント欄