ラン学校図書

Last-modified: 2006-04-17 (月) 11:24:53

ラン国にある各学校で読める本。

ラン建国の書

サーレス兄弟の建国物語

 

その昔、誰も住んでいなかったこのゼーン大陸に東のミッドランド大陸から移住して来た人々が居ました。
その中心となっていたのが、後に初代の国王となる兄サンティナと弟ルースのサーレス兄弟でした。
兄サンティナは武術の達人で、弟は仕事関係の研究を熱心に行っていました。
未開の地で開発は進み、危険も多かったのですが
バース連邦から守護の為に送られた巨大な人形「ガーディアン」の助けを借りて、
害獣を退治したり仕事が出来るような場所を作りました。
そしてある時、この大陸で不思議な力の存在が確認されます。
彼らの大陸には無かった「魔法」の存在でした。
この力を有効利用できるか、弟ルースとバース連邦から派遣された研究者ミダは研究を始め、
この力を色々な事に使える事を証明しました。
兄サンティナは武術の達人でしたが、魔法の事が解らなかったので弟ルースが「ルース魔法師団」を創設し、
武術としての魔法を教え、兄サンティナは仕事組織の創設に尽力しました。
こうしてラン国は繁栄して行き、ここを中心にゼーン大陸には様々な国が出来ました。

ラン人物伝(一)

サンティナ=サーレス

 

サンティナは、ラン建国時のメンバーで、遥か遠いミッドランド大陸からやってきました。
武術の達人で、いつも弟や皆を助ける役割だったのですが、ゼーン大陸で「魔法」という不思議な存在に出会いました。
サンティナにとっては、「魔法」は全く理解できる物ではありませんでした。
しかし、「魔法」の可能性を知ったサンティナはルースを呼び、
建国は自分に任せて魔法の研究をするように助言をします。
サンティナは、ガーディアンと共に害獣退治や、仕事場の開発に力を注ぎました。
その後、研究が終わった弟と協力して、自らの名を冠した仕事組織「サンティナ協会」を創設します。
国民は、サンティナの功績を称えて、初代の国王とする事を提案しました。
サンティナはルースの方が適任だと反対したのですが、
国民はルースが研究している間一生懸命に働くサンティナの姿を見ていたのです。
その後、サンティナを中心にラン国はゼーン大陸の中心として繁栄して行き今日に至っています。

ラン人物伝(二)

ルース=サーレス

 

ルースも、サンティナと同じくラン建国時のメンバーで、遥か遠いミッドランド大陸からやってきました。
元々仕事関係の組織を作る為やって来た研究者の1人だったのですが、
この大陸で「魔法」という不思議な存在に出会って生活が一変しました。
この不思議な力を有効利用できないかと考えていた所、
兄サンティナから開発は自分に任せて思う存分研究しろと諭されます。
それからルースは、ミッドランド大陸へ協力を要請して研究者ミダを派遣してもらい、「魔法」の研究に没頭します。
その後、研究に明け暮れたルースは魔法の力の使い方、制御方法や仕事への応用を見つける事に成功します。
ルース家で研究している間、未開であったこの地は兄達の手によって見違えるようになっていました。
研究が終わり、この力は武術にも応用ができると思ったルースはサンティナに協力を要請しますが、
兄は全く魔法が使えなかったので、兄の薦めで「ルース魔法師団」を創設しました。
自らも魔法の使い手として活躍し、兄サンティナとのライバル対決は、国中の人を多いに熱狂させました。
晩年も研究を続け魔法の力を人々の為に役立てました。