『絶滅俯瞰』は碇桜氏による小説作品。
かつて個人のウェブサイトや同人誌としても発表、刊行された作品だが、現在カクヨムにてより多くの人に作品が届く形で連載中。
※あらすじ等はカクヨム連載の進行度に準じて下さい。
ネタバレはカクヨムからの新規ファンの楽しみを奪ってしまう可能性がありますのでご配慮願います。
あらすじ
第一章 亡国王都ディアデム
人間が絶滅に瀕した現代。
かつて「王都」と呼ばれた遺跡、ディアデムで、フォリンという少女は死にゆく人間達を看取りながら生きていた。
いずれ消える人間の都で、杜人のマルクとミリアに見守られながら静かな時を暮らす毎日。
そんなある日、ディアデムに異変が現れる。
妖精のグリムの助けもあって何とか乗り切るのだが……。
第二章 絢爛王都ディアデム
フォリンが目を覚ました時、彼女は不思議な場所にいた。
悪意に曝されそうになりながらもことなきをえるフォリンだったが、彼女が置かれた状況は大きく変化していた……。
登場人物
※詳細は登場人物のページを参照。
フォリン
本作の主人公。
人間の少女。
死にゆく老人を看取り、死者の魂を送ることを「仕事」にしている。
杜人の兄妹であるマルクとミリアに法力の扱い方を学んだ。
マルク
杜人の青年。
ミリアの双子の兄。
便宜上男性扱いだが、淑やかで女性的。
ミリア
杜人の女性。
マルクの双子の妹。
便宜上女性扱いだが、がさつな部分がある。
グリム
妖精。
ディアデムの異変に駆け付けた。