「イライラするんだよ・・・」
凶悪殺人犯。
感情の赴くままに理由なく人を殺害する。
自分の中に理由なく溢れてくる闘争心と憎悪に溺れ、常に暴力の中で生きてきたことから、身の回りに暴力がなくては生きられない性質を持つ。
ゆえに「イライラした」という理由だけで常に標的を探して襲撃、相手を逃がせば執念深くつけ狙うという危険人物。
その生い立ちから、戦闘能力も極めて高い。
また、頭も非常に回る。
常人の域を超えた悪食家。
特撮テレビドラマ「仮面ライダー龍騎」
俳優 萩野崇?
関東拘置所に拘留されていたが、ライダーバトルのペースが遅いことに業を煮やした士郎により戦いを活性化させるべく選定され、獄中で士郎からカードデッキを授かり契約、「仮面ライダー王蛇」となり脱獄した。
あまりの罪状の重さから、様々な汚い手を使った北岡でさえ浅倉を無罪にできず、懲役10年にするのがやっとだったほど。
そのため北岡に「役立たず」と逆恨みの念を抱き、脱獄後に付け狙う。
彼の異常性から蓮や北岡など多くの人物から「人間じゃない」とまで称されている。
望みを叶えることに興味はなく、戦いそのものに悦びを見出し戦う。
そのため士郎から願いを求められた際は、戦いを続かせることを願おうと考えた。
ガイ・ライア・インペラーを葬り、士郎の思惑通りライダーバトルの構図を大きく変化させた。
生き残っていた弟の暁もベノスネーカーに捕食させ殺害した。
しかし、「モンスターをおびき寄せるための囮」としてモンスターに狙われていた少女を助けたこともある。
物語の最後まで北岡を倒す事に執着し続ける。
北岡が病死した事を知らないまま、最後の一日の朝、遂にゾルダを倒す。
しかし、その正体が吾郎だった事を知り、イライラが頂点に達する。
「射殺止む無し」との命令を受けて待ち構えていた警察機動隊に鉄パイプ一本を握りしめ単身で突撃。一斉射撃を受け死亡した。
最終回エピローグにおける新世界では犯罪者ではないものの、真司のスクーターを通行の邪魔として蹴飛ばして「イライラさせるな」と発言した。
劇場版特撮ドラマ「劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL?」
俳優 萩野崇
霧島美穂の姉を殺しており、美穂から恨まれている。
終盤、美穂が変身する仮面ライダーファムと交戦。
闘いの末ファムを追い詰めたが、乱入してきたリュウガにジェノサイダーを倒され、一時ブランク体になる。
その後ファムにカードデッキを破壊されて変身が解ける。
最期は狂気に満ちた笑い声をあげ、生身の姿でファムの首を絞め襲いかかるが、身体が消滅し始め叫びと共に滅び去った。
特撮テレビドラマ スペシャル「仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS?」
俳優 萩野崇
須藤と北岡によって留置所送りにされ、厳重に拘束されていた。
真司が面会に訪れた際に彼のヘルメットからベノスネーカーを召喚して拘束から逃れる。
その後北岡から王蛇のカードデッキも奪還し、真司がたまたま持っていたペットボトルの水を床にぶちまけ変身して脱獄した。
自身を捕まえた須藤を発見し、彼を倒す。
その後は、高見沢と共に戦いの邪魔をする真司と戦いに迷いを見せている蓮を殺すために、北岡とも手を組んだ。