カール・フリッツ

Last-modified: 2023-12-10 (日) 22:48:14

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漫画・アニメ「進撃の巨人」

ユミル・フリッツの末裔で、エルディアの第145代国王、パラディの壁の初代王。始祖の巨人を受け継ぐ平和主義者であったが、祖先が引き起こした残虐行為とエルディア諸侯の内乱を憎んでいた。そのため、タイバー家とともにエルディアの滅亡を画策し、密かに首都を東のパラディ島に移す一方、タイバー家は虐げられたマーレの民衆を利用して巨人大戦を引き起こし、政府を支配するように仕向けた。

シガンシナ区が設立されると、カールは自分の民族を他の世界から切り離して平和に暮らそうと考え、その力を使ってユミルの民全員の記憶を消した。しかし、カールは一部のエルディア人には免疫があることを知り、自分の一族に仕えたアッカーマン族を迫害させる一方、強制された者たちには高貴な賞を与えた。血縁関係にある後継者たちに影響を与える巨人の力を受け継いだカールは、パラディ島とマーレの間の停戦を維持するためにレイス家を設立した。カールの親族の一部はマーレに残り、やがてジーク・イェーガーがその最後の血統となり、自由を維持するためにマーレ人にそれを隠し、後にカールの影響力を無効化する手段として利用した。

 

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