映画『ピノキオ』(※1940年公開)に登場するキャラクター。
同映画の原作小説『ピノッキオの冒険』に出てくる物言うイエコオロギをモチーフとしている。
ディズニー版では旅人のイエコオロギとして、放浪の旅の道中に途ゼペットの家に立ち寄り、ピノキオの良心役を任されることとなる。
映画『ピノキオ』
英語版声優:クリフ・エドワーズ
日本語吹替(1959年版):坊屋三郎、歌:宮本正
日本語吹替(1983年版):肝付兼太、歌:田村しげる
日本語吹替(ポニー・バンダイ版):江原正士、歌:鈴木みのる
日本語吹替(小学館版):森功至、歌:藤原新
本作のストーリーテラーも務める。
当初はみずぼらしい姿だったが、ブルーフェアリーによって服を綺麗にしてもらい、タキシード風の上着とシルクハットに傘を持った紳士風の出で立ちとなった。文字や遠くを見る時は黒縁の鼻メガネをかけている。
たびたび忠告や約束をすぐに忘れるピノキオに苛立ちながらも、彼の身に何かあるとすぐ助けに来たり励ますなどピノキオを正しく導き信頼関係を築く。一方でピノキオが学校に行く日に遅刻してしまったり、ファウルフェローの歌をパレードだと思い踊り出したり、人形のダンスに見とれるなど周りに左右されやすい一面もある。
ピノキオが人間になった後、その功績を認められて『公式の良心』と示された証のバッジをもらった。歌と口笛が上手で、主題歌の『星に願いを』はジミニーと同じ声優が歌っている。