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巨人
漫画・テレビアニメ「進撃の巨人」 
CV：岸本望
グリシャ・イェーガーの最初の妻であり、ジークの母でもある。王族であることを隠していたダイナは、エレン・クルーガーの命令でエルディア復権派に加わり、その結果グリシャと出会い、後に結婚した。マーレ政府が戦士の訓練を始めたとき、ダイナとグリシャは7歳の息子ジークを新兵としてパラディ島に送り込み、彼らの大義のために始祖の巨人を手に入れさせようとした。しかし、治安当局がすでに両親を追っていることを知ったジークは、祖父母を救うために両親とその共謀者を突き出すことを選ぶ。クルーガーは当局内で潜伏工作員として働き、ダイナがマーレに子馬として利用されないよう、拷問を受けパラディ島に追放される間、ダイナの血統が明らかにならないようにした。防波堤で、ボロボロになったダイナは「必ず見つける」と約束して夫に別れを告げたが、巨人血清を注射され、壁から蹴り落とされ、威嚇的な笑みを浮かべた大きな巨人に変身した。
13年後のウォール・マリア陥落の際、他の巨人と共にシガンシナ区に侵入したダイナはグリシャの家に直行し、2番目の妻であるカルラを本能的に貪り、幼いエレンが巨人を激しく憎む原因となった。その5年後、調査兵団と鎧の巨人との混戦の最中に再び現れ、カルラの仇を討とうとエレンと負傷したミカサを庇っていた駐屯兵団のベテラン、ハンネスを貪った。エレンが変身できず、望みを絶たれた時、必死にパンチを放ち、掴もうとしたダイナの手に当たった。この不用意な接触がエレンの中に眠っていた力を発動させ、周囲の巨人たちがダイナを襲い八つ裂きにした。その後、エレンはグリシャの手記からダイナが人間として存在していたことを知り、フリッツの末裔と直接接触したことが始祖の巨人を使役することを可能にしたのだと悟る。
