グリシャ・イェーガー

Last-modified: 2023-12-06 (水) 20:10:07

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漫画・テレビアニメ「進撃の巨人」

CV:土田大

エレンの父でミカサの後見人。シガンシナ区を疫病から救ったことから、シガンシナ区では一目置かれる名医。シガンシナ区内の軍団内に人脈を持つほか、シガンシナ区民や各町への往診も行っている。

グリシャの生い立ちは後に手記とエレンが受け継いだ記憶から明らかになるが、マーレのリベリオ収容所出身のエルディア人で、の死をグロス曹長が隠蔽したことから、7年後にエルディア復権派に入隊した。グリシャはダイナ・フリッツと結婚し、ジークという息子をもうけた。ジークをマーレの戦士として育てることで、始祖の巨人を手に入れようとしたのだ。しかしジークに裏切られ、ダイナやすべての同志と共に無垢の巨人としてパラディ島への流刑を言い渡された。しかしグリシャはエレン・クルーガーに救われ、マーレの監督官たちを屠り、「始祖の巨人」を捕獲する任務を遂行するための「進撃の巨人」を与えられる。

ウォール・マリアでキース・シャーディスと出会ったグリシャは、シガンシナ区に定住し、カルラと息子のエレンと新しい家庭を築きながら町の人々の疫病を治し、地元の英雄となった。グリシャはレイス家を追跡していたが、ウォール・マリア陥落の日、フリーダに巨人の侵攻を阻止し、シガンシナ区を救ってくれるよう懇願するまで、レイス家には手を出さなかった。フリーダがそれを断ると、グリシャは未来のエレンによって形而上学的に操られ、始祖の巨人のためにフリーダを貪り、フリーダの家族の大半を虐殺する。息子を無垢の巨人として食い殺された後の未来を見て恐怖を感じながらも、トロスト区難民キャンプでエレンを発見し、息子に巨人血清を注射する前に「真実」を隠していた家の地下室の鍵を渡す。

エレンはグリシャの巨人の力を受け継いだ後、ヒストリア・レイスに触れるまで記憶喪失となり、父の行いを恥じていた。一方、ヒストリアは後にグリシャが異母姉を殺したのには論理的な理由があったのではないかと考えるようになる。調査兵団がシガンシナ区で辛くも勝利し、ウォール・マリアを奪還した後、エレン、ミカサ、リヴァイハンジはグリシャの地下室に辿り着き、隠し引き出しの中からグリシャが書いた3冊の本を見つける。そこには、グリシャと最初の家族の写真、そして人類が壁の外に現存するだけでなく、繁栄しているという真実が記されていた。グリシャの手記から得た情報は、後にヒストリアの命令によって一般に公開される。ジークは「始祖の巨人」を使ってエレンに父に操られたことを納得させようとする一方で、知らず知らずのうちに異母兄にグリシャを操らせ、エレンを止めるよう懇願しながらジークに許しを請う。

 

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