キングダム ハーツシリーズに登場するキャラクター。英語表記は「Roxas」。
『キングダム ハーツ2』のプロローグ(兼チュートリアル)部分におけるプレイヤーキャラクター、および『キングダム ハーツ 358/2 Days』の主人公。
日本語版声優:内山昂輝
英語版声優:ジェシー・マッカートニー
ゲーム『キングダム ハーツⅡ』
トワイライトタウンに住む少年としてプロローグに登場する。時折夢に出てくる少年(=ソラ)の存在を怪訝に思いつつも、友達と夏休みを満喫していたが、突然キーブレードを扱えるようになる。その後、ナミネとの出会いや、アクセルとの接触により、ロクサスは自分の過去(XIII機関の13番目のメンバーであったが、謀反して離脱したこと)を思い出す。眠りについているソラと対面した際には「俺の夏休み、終わっちゃった」と涙を見せ、姿を消した。
実はソラ (Sora)がハートレス化した際に誕生したソラのノーバディで、ソラがハートレス化していた時期が極端に短かった上に、ロクサスを残したままソラがカイリの心を媒介に人間に再生した為、人間(ソラ)であった頃の記憶を持っていなかった。
プロローグ終了後はソラと一体化するも、ロクサスの意識が消えた訳ではなく、アクセルの消滅に立ち会ったことによりソラの中のロクサスも強く影響を受け、ソラしか見ることの出来ない姿で現れ、一騎討ちを挑んだ。そしてゼムナスとの一応の決着が付いたのちに再びナミネと共に現れ、闇に消え行く筈の自分たちが本体であるソラやカイリの中でこれからも生き続けると告げて、完全にソラと同化した。本作のエンディングではソラとカイリがデスティニーアイランドで再会を果たした時、ソラの中のロクサスもカイリの中にいるナミネとの再会を喜ぶ描写が見られた。
ゲーム『キングダム ハーツ 358/2 Days』
生まれ落ちたトワイライトタウンでゼムナスに名前を与えられ、アクセルに引き連れられて機関の一員として迎え入れられた。称号は「めぐり合う鍵」。機関から与えられた任務をこなしながらも、アクセルやシオンと親しくなっていき感情や知識を身につけていった。
やがて機関への不信感や、仄めかされる「ソラ」の存在、次第に募る自分は何者かという疑問の答えを見いだすために、機関を裏切り脱走した。その後シオンの消滅を受け、キングダムハーツを解放すべく再び機関の拠点へ向かおうとしたところをリクと対戦することとなった。結果、闇の力を解放したリクに敗れたことでディズの元へと送られ、記憶を改変された上で、ロクサスの記憶で形成されたデータの世界へ移された。
ゲーム『キングダム ハーツ バース バイ スリープ 』
シークレットエンディングに登場し、アクセル、シオンと共に時計台でシーソルトアイスを食べつつ「ソラ」と言葉を発した。 ロクサスの容姿や声などが本作に登場するヴェントゥスと酷似しているが、その理由は本作での出来事により傷ついたヴェントゥスの心がソラと同化しており、そのソラのノーバディであるロクサスはが影響を受けたためである。
ゲーム『キングダム ハーツ コーデッド』
データのロクサスがラスボスとして登場した。「ジミニーメモ」の世界の「目覚めの園」でデータソラの覚醒を見届けた後姿を消していたが、「忘却の城」で再び登場し、データソラを挑発することで彼が痛みの記憶を受け入れられる強さを持つか試していた。そして彼と一戦交えた後はナミネに続く道を示し、データソラに同化していった。彼自身も痛みの記憶のひとつであり、彼の痛みは「夏休み最後の日を、ハイネ・ピンツ・オレットと一緒に過ごせなかった事」であった。
ゲーム『キングダム ハーツ 3D [ドリーム・ドロップ・ディスタンス]』
ソラの夢の中に登場した。