『スター・ウォーズ』シリーズに登場するキャラクター。
アールツー(R2)という愛称でも呼ばれる。宇宙用のアストロメク・ドロイドであり、C-3POの親友でもある。基本的に三本足に装備されたキャタピラで移動する。作中では、小さなボディに不敵な精神の宿る活躍ぶりをみせるものの、その実寂しがり屋なところを見せるなど、人間の解する言葉はしゃべれないがなかなか豊かな表情を見せる。ときどき、かんしゃくを爆発させることやC-3POを怒らせる毒舌発言もあるようだが、基本的に礼儀正しく忠義にも篤い。
登場作品
スター・ウォーズシリーズ
オリジナル・トリロジー
演 | ケニー・ベイカー |
宇宙船タンティヴィIVでの任務の最中、レイア・オーガナから反乱軍の存亡に関わる重大な使命を与えられたR2は、C-3POと共に砂漠の惑星タトゥイーンに漂着し、若き水分農夫ルーク・スカイウォーカーと出会った。当初は周囲の反対を押し切り、オビ=ワン・ケノービを見つけ出すという課せられた使命を遂行するために奔走していたが、この邂逅以来、ルークは最も長い年月にわたってR2の主人となった人間である。多くの戦いで生死を共にした2人は、主人とドロイドというよりもむしろ親友同士だった。ルークのXウイングにあるドロイド・ソケットが事実上R2の指定席となっていたのも当然のことである。
プリクエル・トリロジー
演 | ケニー・ベイカー |
ナブー王室の所有物であったが、その後、宇宙船修理の功績とその勇気が気に入られたことが縁で、パドメ・アミダラの個人的な所有物となる。クローン大戦の際、パドメは出征するアナキン・スカイウォーカーとの友好の証として、R2-D2はC-3POと交換される。ジェダイ・スターファイターに搭載され、数々の戦地でアナキンの戦闘をサポートした。その後、双方の主人を失ったのちオルデラン王室に仕えるアンティリーズ艦長の手に渡った。『エピソード3』のラストでC-3POが記憶を消去された際、R2はそのままにされている。
シークエル・トリロジー
演 | 備考 |
ケニー・ベイカー | EP7まで |
ジミー・ヴィー | EP7以降 |
主人であるルークの失踪以降、何年もの間スリープモードとなっており、レジスタンスの基地で保管されていた事が語られている。そしてルークの居場所を示す地図の断片のデータをBB-8が再生したことに伴ってスリープモードから復帰し、欠けていた断片を再生する事で地図のデータを完成させた。
その他
この他にもディズニーランドのアトラクション『スター・ツアーズ』に登場する他、以下の映画にカメオ出演を果たしている。
- 映画『未知との遭遇』
- 映画『スター・トレック』