新規
編集
添付
『スター・ウォーズ』シリーズのキャラクター。通称3PO。
プロトコル（儀礼・通訳用）ドロイドで、様々な人種が存在しているスター・ウォーズ世界で、それら種族の仲立ちとして相互作用できるように設計されている。600万を越す宇宙言語や暗号、各種族の儀礼に精通しており、高いスペックを誇るが、初対面の人にいつもそのことを吹聴するなど、やかましい性格でもある。イギリス英語のアクセントで話す。
金色をベースに、右足の膝から下のみ銀色の、ヒューマノイド型のボディと、いつも前に突き出した格好の二本の腕を持つが、あまり運動能力は高くなく、常にぎこちなく歩いている。しかし言語面での能力はすばらしく、あらゆる言語に精通し、未開民族とすらコミュニケーションを行うことが出来、加えて内蔵シンセサイザーは耳にした音を正確に再現することもできる。
登場作品 
スター・ウォーズシリーズ
オリジナル・トリロジー
| 演 | アンソニー・ダニエルズ |
| 日本語吹替（ソフト版） | 野沢那智 |
- 映画『スター・ウォーズ エピソード4／新たなる希望』
日本語吹替（日本テレビ版） 野沢那智 日本語吹替（レコード版） 三橋洋一 日本語吹替（劇場公開版） 高山栄 日本語吹替（2002年TV放映版） 岩崎ひろし 本作ではエピソード3における金一色の姿から、右足の膝から下のみ銀色の姿へと変わっている。レイア・オーガナからデス・スターの設計図を託されたR2-D2と共に船から脱出する事に成功する。一行は砂漠の惑星タトゥイーンに漂着するが、原住生物ジャワに捕獲されて売りに出された2体は、オーウェン・ラーズとベル・ホワイトスン夫妻と甥の農場手伝いの青年ルーク・スカイウォーカーに購入された。 - 映画『スター・ウォーズ エピソード5／帝国の逆襲』
日本語吹替（日本テレビ版） 野沢那智 日本語吹替（劇場公開版） 高山栄 日本語吹替（テレビ朝日版） 富山敬 惑星ベスピンのクラウド・シティにてストームトルーパーの銃撃を受けてバラバラにされ、チューバッカが修理するも頭部を前後逆に取り付けられる。実はこの時、ダース・ベイダーは破壊されたC-3POを検分し、一度は処分を命じるものの、過去にアナキンであった頃の自身が作成したことを懐かしみ、レイア達に返した。 - 映画『スター・ウォーズ エピソード6／ジェダイの帰還』
外見が功を奏し、エンドアの原住民イウォークに神と間違えられ、それがエンドアの戦いにおいて、イウォークの反乱軍への協力へとつながった。
プリクエル・トリロジー
| 演 | アンソニー・ダニエルズ |
| 日本語吹替 | 岩崎ひろし |
- 映画『スター・ウォーズ エピソード1／ファントム・メナス』
本作の中で、C-3PO はアナキン・スカイウォーカー（後のダース・ベイダー）によって、廃品を結集し作られたことがわかる。アナキンは当初、惑星タトゥイーンにてワトーの下で奴隷として働く母親を手伝わせたいと考えていたようである。3POの「3」には、アナキンとシミの3番目の家族という意味が込められている。しかしアナキンのずば抜けたフォース能力に着目したクワイ＝ガン・ジンにジェダイとして育てるべく引き取られたため、C-3POは半完成状態で外装をつけられないまま、タトゥイーンに残された。
- 映画『スター・ウォーズ エピソード2／クローンの攻撃』
アナキンの母シミ・スカイウォーカーによって銅版の外装を付けられ（映画『エピソード2』のカットシーンには、アナキンと共に再びタトゥイーンを訪れたパドメ・アミダラによって外装が取り付けられるシーンが存在する）、再びタトゥイーンを訪れたアナキンに引き取られた。後にアナキンたちと共にジオノーシスへ向かうが、バトル・ドロイド製造ラインに巻き込まれて胴体と頭が分離され、それぞれにバトル・ドロイドの頭部と胴体を取り付けられて戦いに巻き込まれる。
- 映画『スター・ウォーズ エピソード3／シスの復讐』
アナキンとパドメが結婚した後はパドメに仕えていて（小説版『エピソード3』では、アナキンからパドメに贈り物として渡されたことになっている）、本人曰く、外交儀礼に恥じぬよう、外装を金色の物に取り替えられたが、パドメの死後はその双子の子供、ルークとレイアの存在をシスから隠すため、レイアの養父、ベイル・プレスター・オーガナ議員の指示で記憶をリセット（消去）されてしまい、R2-D2と共にオーガナの部下であるレイマス・アンティリーズや、成長して元老院議員となったレイアに仕えていた。
