データ
[添付] [添付] | 通称 | ウォーターローン ウトリクラリア・グラミニフォリア 和名:アミメミミカキグサ |
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学名 | Utricularia graminifolia | |
分布 | 東南アジア | |
体長 | 約1~1.5cm | |
光量 | 中~多 | |
CO2量 | 少~多 | |
水質 | PH6~7,5 | |
床材 | ソイル、砂、大磯 | |
水温 | 約22~28℃ | |
平均取引額 | 約円 |
- ミニチュア草原と呼ぶにふさわしい草体、コレでも食虫植物です。
明るいライトグリーンに柔らかな木の葉状のややカールしてる小さな葉を付ける。
こう見えて食虫植物でタヌキモ属、捕虫嚢と呼ばれる1mmあるかないかのような半透明の玉で
微生物やバクテリアなどを捕獲して栄養素としている、そのためパールグラスや
グロッソとやや違う特性を見せる。
- 難易度がちょっと難しい・・・コツがいる植物
一枚の葉から一本の根が出るような感じでゆっくり増えていく、また草体が軽く、
根の関係でそれほど強く底砂と引っ付いていないためあまり放置して密集してくると
リシアのような剥離現象、通称バッコンを起こし始めるため注意したい。
デナリー社の情報では標高2000m付近の肥料分が乏しい山間部で採取されたとの事。
食虫植物特性としてそれほど肥料を必要とせず、逆にあまりにも高濃度の肥料環境に
さらすと成長速度が落ちることがある。
むしろ枯渇環境に強く、すぐ溶けてしまいそうな姿とは裏腹に環境さえ一致していれば
葉っぱ一枚から再生し始めるというなかなかすごい生命力を見せる事もある。
うっかりな事をするとフィルタースポンジが数ヶ月でウォーターローンの塊に
成り果てる事例も報告されているほど・・・トリミング時の掃除は念入りにしたい。
その特性上、微生物が発生しやすいソイルの方が育成が簡単である。
スイッチが入るのがやや遅いので購入直後の植え込みから計算すると
切断面の回復と水中葉の展開に早くて1~2週間、根を出して養分の補給と
茎の成長にまた1~2週間ほど掛かる。
つまり植え込んでから2~3週間ほどまったく変化が無い事になる。
言い換えると、枯れるパターンの場合その2~3週間の間に目に見えて数が
減り始めたり黄色>白色になって溶けていくため観察は怠らぬように。
植え込みのやり方としては、田植えの感覚でピンセットで直径1cmぐらいの塊を
葉が砂面から少し出るくらいまで埋め込む形で差し込んでいく。
成長し始めるとその植え込んだ円から外に向かって約1cm感覚の葉のラインが
出始めるためわかり易い。
ある程度そのラインが伸びたらハサミを差し込んで切断すれば各節が独立して
成長し始めるため早く草原化させることが出来る。
- 草食系生物に注意!
さぞ柔らかくて美味しそうなのか草食系のサカナやエビに食べられる。
ただでさえ浮きやすいのである程度増えてきて根付くまでそれらのサカナや
エビは隔離した方がいいだろう。