データ
[添付] [添付] [添付] [添付] | 通称 | クロメダカ 黒目高 |
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学名 | Oryzias latipes | |
分布 | 日本、台湾、朝鮮半島、中国、ベトナム、スリランカ、その他 | |
体長(成体) | 約4cm | |
水温 | 約5~35℃ | |
水質 | pH~ | |
平均取引額 | 約円 |
- 日本に棲息する最も小さな淡水魚。
体長およそ4cmの魚で北海道を除く各地に生息している。
流れのゆるい小川や水路などに生息し、動物プランクトンなどを食べて生息している。
野生ではおよそ1年の寿命でその間に成長~子孫の繁栄を行っている。
一回の産卵で10~20個の卵を春から夏にかけて産み、稚魚は夏から冬にかけて成魚へと
成長してまた来年の春に産卵して…を繰り返す。
プランクトンから小虫程度であれば食する事が可能で昔から野池のボウフラ駆除などに
利用されたりと日本人と昔からの付き合いがある。
ちなみに突然変異がよく起こる種としても有名で、日本各地だけでも数十種類のメダカが存在する。
『~産~メダカ』と言う言い方が正しいとも言えるのだがしゃれにならない数になるので
大体は体のカラーだけで種類分けされている。
原種 =クロメダカ
改良種=ヒメダカ、シロメダカ、アオメダカ、アルビノメダカ?、ヒカリメダカ
楊貴妃メダカ?、幹之メダカ?、ダルマメダカ?、蛍光メダカ?
- 熱帯魚の中でも凄まじい環境適応能力がある。
上記データを見てもらえればわかるがありえない適応能力を持っている。
まず生息可能水温だが氷が張った野池を割って覗いて見たら元気にしていたと言う話から
真夏の直射日光が当たるベランダに放置されている水槽(推定約40℃)で一夏耐えきった
と言う話などを耳にする。
さらに対塩分耐性も持っており、海に近い河口付近で繁殖が確認された地域も存在する。
- オスとメスの違い
※下記の判断をつけるのに生後2ヶ月ほどを要します。- オス
サイズ:小さい事が多い
背ビレ:切れ込みがある
腹ビレ:平行四辺形で長い、繊細な感じで白い事が多い
性器:小さい
顔:上から見た時に口から目玉辺りまでのラインが白い。 - メス
サイズ:大きい事が多い
背ビレ:丸くて小さい
腹ビレ:三角形で小さい、台形で体色に染まっている事がある。
性器:大きい
顔:上から見た時に口から目玉辺りまでのラインが黒い。
- オス
- 繁殖から子育てまで
水温25℃の水槽でオスとメスを一緒にして適応環境であれば
特に苦もなく交尾後産卵をし始める、繁殖は簡単な方です。
約25℃の水温がキーであるようでヒーターで調整して毎日ちゃんと
餌をやっていれば一年中産卵している事もある。
明るくする少し前辺りに産卵しているのを見る事が多いだろう。
産卵後はメスが少しの間卵を持ち歩いているが数時間後から
置物や水草などに体をこすり付けて卵をひっつけるようになる。
人為的に増やそうと思っている場合、親が卵をお腹に付けている段階で
網で回収し水につけながら指やピンセットでそっと卵を回収したり、
水槽をベアタンク状態にしてシュロの皮や緑の毛糸、ホテイアオイなどを
入れてそこにこすりつけた卵を後で回収すると言う方法を取る。
自然放置で飼育する場合、設置物に卵をこすり付けた時点で
その卵は親から捕食されるようになる、生まれる前から生存競争は
始まっていると考えてもらいたい。
水道水と極微量のメチレンブルー?を入れた容器で保管すると良い。
メチレンブルー?がない場合は水道水でも良い、カルキ入りの水で
飼育する事で卵がカビるのを防ぐ効果がある。
紙の上で転がす事で粘着性の糸を取り除く効果がある。
この糸もカビの原因でもある、また、受精卵はちょっと指で押した程度では
潰れないほど丈夫だが無精卵は指で押すと潰れてしまう。
この時点で後ほどカビる無精卵を回収する意味もある。
コメント
- 自主勉強でいろいろと助かりました。 -- 2013-10-17 (木) 22:05:26
- 自主勉強でいろいろと助かりました。 -- 2013-10-17 (木) 22:05:31
- 自由研究で助かりました -- 2019-08-26 (月) 10:13:34
- 自由研究の際助かりました。 -- 2021-08-08 (日) 17:53:08