シャドーシュリンプ
Last-modified: 2013-01-30 (水) 00:17:30
データ
- 濃厚な白と黒の模様が綺麗なエビ
ビーシュリンプによく似た姿を持つばかりか育成難易度までそっくりな淡水エビである。
ちょっとした事で死にやすく神経質な体質を持っている点まで同じだが
ビーと比べて甲殻にやや光沢があり、色合いもより深い色合いを出すためとても美しい。
模様についてはビーほど安定性がなく意外とまだら模様になる事もある。
それでもブリーダーの努力により日の丸やモスラタイプの作出がすでに成功しており
市場に出回ってまだそれほどたってない事もあってビーのおよそ10倍近い値段がする。
それでも手を出したくなるほどの美しさは飼育者を悩ませてくれる事だろう。
エビの中では、やや貧弱な所があり水質の変化に特に弱いとされる。
水合わせの際は、温度合わせはもちろんの事、水質合わせも数時間かけてでもゆっくり行いたい。
餌は、草食性が強めの雑食性でウィローモスの新芽や熱帯魚の残飯処理、苔掃除なども行う。
無農薬限定だが茹でたホウレンソウ、コマツナ、ケール、タンポポなども好物である。
また草食性が強めである事から主成分が植物バクテリアであるスピルリナ錠剤やクロレラ錠剤も
好物とされ、栄養価も高く色揚げに利用される事もある。
体の白い部分は、カルシウムだと言われており外骨格も主成分がカルシウムでできている。
ゆえにあまりにも硬度が低すぎると脱皮不良を起こして死ぬ場合があるため注意したい。
- 育成のコツ
- 水温
25~26℃くらいがいいらしい。
低温には耐性を持つが高温にはとても弱く28℃でも死亡する可能性あり。
- 水質
弱酸性を好む、アルカリは好きではないらしい。
PH6.0ぐらいを目安にすると良いとされ、その意味からソイルがよいとされる。
またKHが0の場合ミネラル不足で繁殖に支障をきたす事がある、最低でも1以上をキープしたい。
- 底砂
弱酸性を保つ事と水質安定化が早くそれ自体が餌にもなるためソイルが良いとされる。
ただし水質の項目を維持できるのであれば大磯砂などでも特に問題はない。
- 餌
マツモ?やウィローモスを入れておけば特に別途用意してやる必要はない。
上記が丸ハゲにされてしまった場合や栄養価を高めたい場合は、赤虫系の餌や
ワカメなどをあげると良いとされる。
よく言われるのが草食で体の色揚げを行い、肉食で繁殖を誘発させる・・・と言われている。
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