武器/デュアルボール

基本性能

付加性能

入手

• 合成（ライトフレイル＋スパークス）
  
  

鑑定

その他

合成によって手に入るフレイル。諸々の事情から、全合成品中最悪の地雷と言える迷品。
　
初期性能自体は素材より攻撃力が高いため、一見して問題はなさそうに見える。
しかし実際は同時期に入手可能なブルーフレイルより１低い22しかなく、属性や追加効果という付加価値も持たない。
他系統に押されてブルーフレイルも隅においやられる時期にこの程度の性能では、どうにも採用の余地が無い。
フレイル使用にこだわるにしても、属性付きで攻撃力も勝るブルーフレイルや、
状態異常攻撃のスパークスやキラースパイクの方が断然マシ。
　
何よりそのスパークスを合成素材として要求してくるというのが大問題なのだ。
スパークスの強みだった眠り攻撃の消滅、その代償が拾い物のブルーフレイル以下の性能では話にならない。
フレイルの中では上位に位置する初期性能も、地雷を踏ませるための撒き餌にしか見えない。
それすらブルーフレイルに負けているわけだが。
　
微妙攻撃力の解消のために鍛冶強化しようにも、限界値は33と低い。一方スパークスやブルーフレイルの限界値は35である。あれ？
素材よりも限界値で劣っているのがまた酷い。ちなみにライトフレイルも限界35…。
鑑定文的に、無駄に小難しい構造にしたせいで補強の余地がなくなったとかだろうか。
　
眠り攻撃の消滅、限界値の低下、そのくせ初期性能も既存の武器を上回れない、とまあ合成する理由は全くない。
全合成品のなかでもワーストオブワーストの産業廃棄物と言わざるを得ない。どうしてこうなった？
これだけひどい性能をしておきながら、素材が非常にそろえやすく、
また一見は素材から順当にパワーアップしているように見えるため、
特に初見のプレイヤーが何の気なしに合成しがちというのが地雷たる所以。
　
パタやタバールなど旬を逃がしすぎてる合成品は他にもあるのだが、
それらに対してこれは最速合成時期には普通に通用する性能はあるため、
パッと見で使えないという意識を抱きにくいのもいやらしい。
　
エクストラロッドのように初期状態でほぼ限界値であったり、
ニードルシューズやドラゴンブーツのように、｢攻撃力/防御力を上げる｣が実行可能で限界値が高ければ…。
　
売値はスパークスの売値とライトフレイルの買値の合計よりは高い。唯一の救い。
スパークスすらも使わないのであれば合成してから売った方がいい。
財布に貢献できるだけ、ダメ装備としてはマシなのかもしれない。