武器/バスタードソード

基本性能

付加性能

入手

• ブラキア封印の遺跡B4Fの宝箱
  
  

鑑定

その他

ブラキア封印の遺跡で手に入るかっこいい名前の剣。ソードの亜種でなぜか風属性。
ちなみに実在する剣の種類で｢バスタード｣は雑種を意味し、
こう呼ばれるのは鑑定文の通り片手剣でもあり両手剣でもあるから、というのが通説。
ただ片手剣としては重すぎ両手剣としては軽い、どっちつかずの中途半端という印象もあるかもしれない。本作での中途半端さのように。
　
入手は最速でもグレイシーヌ編終了後。フランベルジュと同値の23という基本攻撃力は一見まともだが、
同じブラキア封印の遺跡の凪をはじめ、より強力な剣が数多く揃うこの時期では弱い部類。
シナリオ中に必ず手に入るフランベルジュより入手が遅いのだから、最低限それ以上でなければ困る。
　
特殊効果が追加できるという点に活路を見出そうにも、特殊効果はソード系列の効果であり、
「行動順異常バグを誘発し、想定外のタイミングで開幕の戦術を狂わせかねない」*4
「隣接攻撃による付与では全く役に立たないどころか、むしろ邪魔になる局面すらある」
「真面目に戦わせるなら明らかに弱体化でしかない」
と有ればいいという代物ではない。無いほうがマシ。
｢反撃レベル1化｣は味方の反撃をわざと封じたい時には使えるが、それをするなら市販のソードで事足りる。
反撃は封じたいが攻撃力は残したいという場合に使えなくはないが……。
　
限界値もソード系列の38*5と低い。趣味で使うにもちょっと苦しい。
反撃抑制しつつ攻撃力を残すために鍛えるなら無属性で装備制限のない市販のソードの方が無難。
　
基本値、限界値、特殊効果、(無駄に)属性持ちと、とにかくあらゆる部分で中途半端な性能だと言わざるを得ない。
中盤の武器は凪を筆頭に時期相応の良性能でもエッジのせいで過小評価を受けるものも数多いのだが、
その中でもこれはエッジを抜きにして考えても存在意義が皆無に近いダメ性能。
特殊効果と限界強化による伸びしろもなく、趣味で使っていくのに困らない程度の潜在能力すらもないと救えない。
役に立たないからと売ろうにもしょぼい売値で財布に貢献もしない。どうしろと……
風属性好きプレイヤーが使うにしても、同じ剣系統の刀でいいなら疾風や旋風があるし……。
　
割とどうでもいいことながら、入手時期が近いアースブレイドやデスブレイドなどの属性剣は
ブレイドの亜種であり限界値が60なのに対し、こいつだけソードの亜種で限界値が38とヘタレているせいで、
限界攻撃力60帯の属性剣で風属性だけ穴が空いていることになる。その分追加効果があるよ、ということなのかも知れないが…。
そこのポジションは本来、幻となったストームソードの担当だったのだ。
２の属性周りのシステム上実害はないが、これで｢３｣以降のシステムだったら戦犯と化していただろう。