Black Prince

Last-modified: 2015-10-08 (木) 08:24:54

解説

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  • 歴史
    ◾何か惰性のように開発がされてしまった歩兵戦車の最終版。どこの国の軍隊も恐ろしく非進歩的なお役所体質が残っているものだが、センチュリオンの量産がすでに始まっていたのにまだ歩兵戦車の開発をしていたあたり、英国陸軍の体質もなかなかの重症である。しかし、さすがの英国もこれはヤバイと理性が働いて、試作戦車を数両作ったところで計画は中止された。
    チャーチルシリーズをあんなに作らずに、開発をもっと"巻いて"いれば、実戦でそれなりの戦果を挙げられたのかもしれないが、現場の兵士は「こんなシーラカンスよりやっぱセンチュリオンほしーわ」と言っただろうなぁ、、。(by Hasdrubal)

スペック

使い勝手などについてのコメント

◾チャーチルシリーズの終着点(?)。前面がチャーチル7からさらに強化されており、イギリスでおなじみの17-pdrがついたのが特徴。チャーチル1・チャーチル7と違って、リタイの中にある車体の割合が減っているので、正面から履帯撃たれてもダメージになりにくい。車体をうまく斜めにすれば、同格以下に対する接近戦ではかなり強くなる。特に日本のHTとかはカモになる(笑)8以上の車両見かけたら諦めませう。17-pdrごときでは無理だから。--(副指令P)

◾チャーチルⅦの強化版なのだが、重戦車ではなく、歩兵戦車としての強化であることを忘れてはならない。・・・って書き出しがチャーチルⅦと同じなことが偶然ではない車両。
防御力がさらにアップしたものの、火力はほとんど据え置きという点もまったく同じだ。火力に関しては、さすがにこのティアになると与ダメがショボイだけでなく、同格HT相手でも貫通まで不足しがちという頼りなさ。相手によっては課金弾を撃ちまくるしかないこともありうる。
戦場での立ち回りは、チャーチルⅦと同じと考えていいだろう。幸い、エンジンは強化された、、、のだが、歩兵戦車のため最高速度の向上は無い(ToTホロー。しかし加速が向上し、細かいゴー&ストップなどの操縦性はだいぶ改善された。大部分のプレイヤーは、チャーチルⅦの育成にかなり時間がかかると思われるので、乗り換えしたときには、反応の良さに感動するだろう。
ちなみにスペック上では、中戦車並みの隠蔽率らしいのだが、正直、何かに使えるという気はまったくしない。最前線から少し離れた茂みに隠れていると、意図せずにSPOT役を果たしてしまうことがあるが、発砲しなければそういう役に立ってしまうことがあるのかもしれない。どうせ慌てて発砲しても大したダメは通らないしー・・・という時に、ダメ元でそのまま潜伏してみるというのもアリかもしれない。もっとも、といってもしょせんは「中戦車クラス」の隠蔽率なので、敵に接近されるとあっさり発見されてしまうのだがw
さすがにここまで歩兵戦車に付き合ってきたプレイヤーなら、もう諦め―――いや耐性がついているはずだ。悲鳴を上げつつも、歩兵戦車のトリを務めたこの車両を楽しめることだろう。(by Hasdrubal)