Comet

Last-modified: 2016-02-24 (水) 16:19:47

解説

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  • 歴史
    コメットに搭載された77mm戦車砲は、威力ある17ポンド砲をコンパクトにしたもので、車体が小さめのイギリス戦車用にビッカース社で17ポンド砲の砲身を短く、砲尾を小型化して作られた。
    車体はクロムウェルのパーツをなるべく流用するように設計された。
    個の戦車がイギリス軍としてはドイツ戦車に対抗しうるバランスの取れた初めてのものであったが、実践に投入されたのは1945年に入ってからで、あまり活躍できなかったらしい。
    巡航戦車というイギリス軍のカテゴリーでは実質最後のもので、生産は戦後も続けられた。
    900両作られた。

    ◾性能的には、後期型のⅣ号戦車の対抗として設計された戦車(※個人的見解・・・だけど外れてないよね)。それなのに実戦にはほとんど間に合わなかった。そんな悠長な開発してても戦争に勝てるところに、米帝のレンドリース法がいかに強力だったか思い知る。「装備はみんな米国製・人間だけが英国製」そう思ったドイツ人は多かったろうなぁ、、。
    紅茶の国では、この車両をパンター対抗とかいってるらしいけど、それはマジで負け惜しみだから!
    でもね、形はかっこいいと思うんだ、、、カタチは。(by Hasdrubal)

スペック

使い勝手などについてのコメント

◾クロムより硬く、火力も向上して順当に使いやすくなったはず!・・・なんだけど、飛びぬけたところがなくなって逆に人気は下がってしまったという不思議な戦車。正直、ティアが上がった分、敵も強力になっているので、装甲や砲が強化されていると言っていいのか、微妙なところ。
キレのある快速が売りだったクロムと比較すると、トップスピードがやや低下したことは目をつぶるとしても、加速力や旋回が落ちてしまったことで、終始、鈍重な印象がつきまとう。あと、バックの速度が遅いのも地味に気になる (^^;
よほどセンスに自信がなければ、前線で活躍するのは厳しい。形勢が味方有利に傾くまでは、あまり前に出ずにTDちっくな動きでいた方が長生きできる。
最終砲でも与ダメはちょっとさびしいけれど改良砲塔は硬めなので、車体をうまく隠せば、いやらしいチクチク攻撃は充分可。芋ってる敵HTがいたら、足にモノを言わせて、あらぬ方向から撃ってあげると喜ばれる。
味方もコメットの微妙さを分かっているのか、GO AHEAD!とか野暮なことは言わないでくれることが多いので、焦らずに前線の動きを見てからゆるゆると行動しよう。(by Hasdrubal)

  • 意見が二分する車両。俯角とDPMの良さを使えば、稜線では強車両となりえる。しかし、あの貫通のなさ・・・せめて17ポンド砲をつけてくれぇーー -- 副指令P 2016-02-24 (水) 16:19:46