FT

Last-modified: 2015-10-07 (水) 07:58:08

解説

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正式名称はルノー FT-17軽戦車(ルノーFT モデル1917年式)
フランス語で「軽量」を表す「Faible Tonnage」の略であるとされることも多いが、実際にはそれ自体に意味はなく、ルノー社内の識別記号であったらしい

  • 歴史
    FTはジャン=バティスト・エティエンヌ将軍(フランス戦車部隊の父と呼ばれるすげー人)が考えだし、当時フランス最大の自動車会メーカーであるルノー社が設計した、以降の戦車の基本形となるすげー戦車
    ルノー社はすでにタクシー製造などで大量受注の経験があるに加え、ルノー社の創業者であったルイ・ルノーがFTの設計大きく注力したこともあり、革新的かつ安価で大量生産が可能な戦車を生み出した
    プロトタイプが1917年に製作され、3,800輌以上が生産された

    FTの初陣は第一次世界大戦中の1918年のレッツの森の戦闘で、その後戦場で広く使われるようになった
    第一次世界大戦後は多くの国に輸出され、各国で最初の戦車として、機甲部隊を構成することになった

    現在は約41両が各国の博物館に現存していて、ソミュール戦車博物館の2台のFTは走行可能らしい

スペック

使い勝手などについてのコメント