解説
- 歴史
1930年代前半、T-28を支援する目的で開発された多砲塔順戦車であるT-35の車台を用いた重自走砲が開発された。エンジンを前方に移動し、152mm砲または203mm砲を搭載するものであり、オープントップである。
しかし試験の結果が良好ではないことから、結局制式作用はされなかった。
さらに30年代の後半には、152mmBR-2を搭載し、密閉戦闘室を持つSU-14-BR2が開発された。WoTの車両はこちらである。量産はされなかったが、試作車が1940年のモスクワ防衛線に投入されて生き残っており、現在はロシアのクビンカ戦車博物館に展示されている。