解説
- 歴史
T28超重戦車として開発されていた車両。
ヨーロッパでのドイツ軍の頑強な防御線「大西洋の壁」や「ジークフリート」の突破を目指していたが、開発中に終戦となり2両が作られただけに終戦となり、2両が作られただけに終わった。
なお手法が限定旋回式となったことから、開発中の1945年3月に自走砲T95と名称が変更された。
外観上の特徴は何といっても長砲身の105mm砲と複列になった履帯である。
中戦車で実用化されていたHVSS方式の懸架装置を使用し、片側2列の履帯を履いた。
これは大重量を考慮したことや、輸送時や路上走行時に外側の履帯を外して使うためである。
ちなみに、ドイツ軍の重戦車の懸架装置は一組で、同じような事態ではわざわざ狭幅と広幅の履帯に履き替えていたそうな。
しかしながら大重量にもかかわらずエンジンはM26と同じもので、時速は13㎞/hと超遅かった。
また試作車の完成が1945年9月となったため試作車2両の発注のみで終わった。
その後もテストは続けられたが、本車を開発する理由がなくなったため実用化されずに終わった。
スペック
使い勝手などについてのコメント
- 貫通300あれば正面抜けるんやな -- 2015-12-01 (火) 23:12:27