熊に変身して、爪に火を灯す(用法違い)特化型のビルド。Fire属性ダメージを追求する。クマー
構想
戦い方
Werebearに変身して、Fire Clawsでガシガシ攻撃する。おっと、FIだけは勘弁な。
Maulをメインにすえて、物理攻撃に特化したタイプはこちら。(→熊ドル)
ちなみにFire ClawsはWerewolfでも使えるが、最終的な攻撃速度の速さ&命中率をFire Clawsで補えること、ライフが多いこと、および専用スキルのShock Waveなどから、Werebearが選択される。狼であることを活かそうとするなら別ビルドになるので、このページでは扱わない。
パーティプレイ
いつもどおり戦えばOK。
ライフの多さを利用してのタンク役やShock Wave等での足止めなど多方面で活躍できるし、苦手なFIは他のメンツに押し付けられるので、尖ったビルドに仕上げるほど多人数プレイで活きる。
良い点
- ステータス画面でのダメージ表示値が見ているだけで嬉しい。
- ラブリー熊タソ。
欠点
- (D2X限定):装備種によってはFIに爪も歯も立たない。
- 集団殲滅は時間がかかりがち。
スキル配分(D2X)
- Elemental Skills
- Firestorm:20
- Molten Boulder:20
- Fissure:1~(Fire Clawsのダメージを追及するならできるだけ)
- Volcano:1~(同上)
- Shape Shifting Skills
- Werewolf:1(経過)
- Lycanthropy:1~
- Werebear:1~
- Feral Rage:1(経過)
- Maul:1(経過)
- Fire Claws:20
- Hunger:0 or 1(必要なら1+ブーストで運用)
- Shock Wave:0 or 1(必要なら1+ブーストで運用)
- Summoning Skills
- Oak Sage:1
スキル配分(D2R)
D2RではFissureとVolcanoがFire Clawsにシナジーボーナスを与えなくなった代わりに、Fire Claws自体の基礎ダメージが上昇。火ダメ追求はFirestormとMolten Boulderに20振るだけでよくなった。
余ったスキルポイントはLycanthropyやWerebear辺りに入れよう。Maulに入れると熊ドルとのハイブリッドになる。
- Elemental Skills
- Firestorm:20
- Molten Boulder:20
※Shape Shifting Skills、SummoningスキルツリーはD2X時代と共通のため省略。
スキルオプション
Fire Clawsのシナジーを削って他へポイントを割くたびに、最終的な火炎ダメージが低下する。それでもいいなら以下のオプションをどうぞ。
基本的にオプションにポイントを振るごとに、ビルドとしては「丸くなって」いくと思って間違いない。
- Lycanthropy:ライフと変身時間が上昇。
- Heart of Wolverine:自身含む味方ARと物理ダメージを増加。Oak Sage同様、極端な決断が重要。
- Summon Dire Wolf, Summon Grizzly:上記オーラ支援型(特にOak Sage)が無いと活躍しにくい。かと言って両方MAX、40ポイント以上もポイントを割くとなると、あれ?本題は何だっけ?な事態に。
ただし熊は1+ブーストでもそれなりの硬さになってくれるので検討の余地はある。一応Oak Sage以外のオプションを全て切れば、(完成がLv99になってしまうが)Fire Clawsの威力を落とす事無く取得可能。なお、RW Beastを用いればチャージスキルで使用可能だが、Summon Dire Wolfに1ポイントも振っていない場合は脆い。
ステータス配分
- STR:最終装備の必要最低限。物理ダメージを重要視しない場合はStormshield分の156合わせ。
- DEX:盾を装備する場合はある程度のBlock率確保分。無い場合は武器に応じて。目安は武器としてPhase Bladeを使う場合の136ぐらいを素で振ると良いかも。
- VIT:上記以外全てを。
- ENE:定番ですが、振らない方向性で。
装備
- 基本はFire Clawsの攻撃速度を重視。D2Xでは盾無し片手武器か両手武器が基本となる。
- D2Rでは変身中の攻撃速度計算式の一部が変更されたため、D2X時代のやり方だとかなり遅くなる。そのためMaulやFanaticismの力を借りてVIncをブーストする必要がある。
熊変身中の攻撃全てに攻撃中断防止効果が加わったため、片手武器+盾にして火属性ダメージを伸ばす方向に進んだ方が良い結果を生むことも。
- D2Rでは変身中の攻撃速度計算式の一部が変更されたため、D2X時代のやり方だとかなり遅くなる。そのためMaulやFanaticismの力を借りてVIncをブーストする必要がある。
- Lycanthropyを切って特化型とした場合Lifeが低くなるため、それを補うRW Call to Armsが必須となる。
- 余った防具のソケットにはShaelもしくはIASジュエルを埋めて装備IASを稼ぐか、火ファセットを埋めて火属性ダメージを伸ばす。
- インベントリには大量のShape Shifting GC(Spiritual~)とAnni・Torchを抱えこむこと。
- D2RではFlame Rift+RW Flickering Flameの組み合わせが強力。資産があるならRW Hand of Justice(敵の火属性レジスト-20%、IAS33%、ITD)、RW Phoenixも組み合わせると強力無比に。
装備例
- 武器&盾:装備オプションの項を参照。
- 頭:Jalal's Mane、Ravenlore、Crown of Ages、RW Flickering Flame等。
- 胴:Skin of the Vipermagi、Shaftstop、RW Chains of Honor、RW Fortitude等。
- 小手:Magefist、Dracul's Grasp、Blood Craft groves等。
- ベルト:Thundergod's Vigor、Arachnid Mesh、Trang-Oul's Girth等。
- 足:Gore Rider。
- 護符:The Rising Sun、Mara's Kaleidoscope、Highlord's Wrath、Metalgrid、ドルイドスキル+吸い+レジスト付き護符等。
- 指輪:Raven Frost、Bul-Kathos' Wedding Band、その他レジスト+吸い付キリング等。
装備オプション
武器編
- 6 Socket Phase Blade
攻撃速度を徹底的に追求した選択。
D2XではShaelx4+15IAS+αのJewelx2を埋めると4フレ。
D2RではShaelx6でEIAS90の10フレ。以降EIAS91で9フレ、112で8フレ、138で7フレ。8フレ以降はFanaticismの助けが欲しい。
- 4Socket Griswold's Redemption
こちらも攻撃速度を追求した選択。
D2XではShaelx4で4フレ。
ただしD2RではShaelx4を埋めても11フレにしかならないので選択肢から外れる。
- Azurewrath、Lightsabre
PI&FI対策。
D2XではShaelルーンを埋め、さらに防具で15IAS稼ぐと6フレ。
D2RではShaelを埋めても11フレにしかならないので常用には不向き。
- Horizon's Tornado
D2XではShaelを埋め、さらに防具で60IAS稼ぐと6フレ。
D2Rでは↑のやり方で12フレ。
- Stormshield
DR35%は偉大。他にも25%ブロック率上昇&+35%FBRでブロックモーションが12→8フレに改善。
- Spirit Ward
全レジ&被弾時Fade投射、加えて30%最大ブロック率上昇。
- Blackoak Shield
低いブロック率と速いブロック速度を併せ持つため、変身ドルには好都合。
Weaken投射は評価が分かれるところだが、相当なDexとLifeブースト、氷属性ダメージ吸収は結構役に立つ。
- Medusa's Gaze
高Def、スロウ効果、高い氷属性レジスト、ライフ吸い、被弾時Lower Resist発動。
ただしReqSTRが219もある。
- RW Phoenix
敵の火属性レジスト-28%、EDam+350~400%、Redemptionオーラ自動展開。
- Tomb Reaver
D2Xでは3穴物にShaelx3を埋め、さらに防具で50IAS稼ぐと5フレ。
D2Rでは素の状態ではEIAS30の13フレ。EIAS90(装備IASであと120)到達で最速の8フレ。
- Ribcracker(Upgrade)
変身ドルにはおなじみの高性能鈍器。
D2XではShaelを埋め、さらに防具で50IAS稼ぐと7フレ。
D2Rでは素の状態だとEIAS25の12フレ。速度重視ならEIAS71の9フレ、バランス重視ならEIAS56の10フレを目指すといい。
- Champion Axe発動RW Beast
D2Rでは単品でEIAS69を叩き出すため有力候補。素で10フレ&EIAS+21で8フレ。
Fanaオーラのせいで各種ペットを連れて歩きたくなるが、それだとビルドのコンセプトがずれる問題が。
- 石Giant Thresher発動RW Breath of the Dying
D2Xでは防具で70IAS稼ぐと6フレ。
D2Rでは素でEIAS50の11フレ、ここからEIAS+6で10フレ、+21で9フレ。
- Immortal King's Stone Crusher
Immortal King5点セットで。
D2XではShaelx2を埋め、さらに防具で40IAS稼ぐと7フレ。
その他
PvP
クマの姿を見るや、嬉々として近づく人間を軽く撫でてやれるぐらいの実力はある。どれだけ強くできるかはもうあなたの愛次第。
それでもいじめられた時のために…
- Act1出口が橋になっている地形で、出口すぐの橋の真ん中に立ってGiant Thresherを振り回せばリーチが端まで及ぶので、相手が街から出る瞬間にほぼ確実に当たる。
- それでもダメなら、思い切って装備総入れ替えでシナジーのFissureを使ってみる。嫌がらせにはなる。
育成
ポイントの割り振りについては殆ど方針が決まっているので、迷う事は少ない。
育成時にはAldur's Watchtower(鎧+足のパーシャルセットボーナスでAR+150%)や天使セット(護符+指輪のPSBでLv比例AR)が活躍する。
なお、D2Xの序盤では変身すると攻撃モーションが極端に遅くなるため、あえて変身しないで過ごした方がいい。もし変身して戦うのなら攻撃速度を少しでも改善するため、以下の武器を用いるとマシになる。
- Horadric Staff…Act2Q2クリアまで
- Khalim's Will…Act3Q3クリアまで
- RW Steel…Lv13~
- Goreshovel…Lv14~28
- The General's Tan Do Li Ga…Lv21~
- Hwanin's Justice…Lv28~
傭兵
Act2の傭兵を用途に合わせて。Holy FreezeやDefianceあたりが安定か? 理想の武器はRW Infinity。
Act3の傭兵もLower Resistビルドで、一応使う事もできるかも。
その他2種類は残念ながら相乗効果を期待しにくいので(できないわけではない)お好みで。
注意点
- 武器の攻撃速度の計算が厄介なので、各計算サイトにて事前にシミュレートすること。
安定を取るか、尖ったビルドにするか、他の人と違ったビルドにするか。構築の自由はあなたにあります。
失敗ととるか、成功ととるかは、他人が判断するわけでなく、自分で見なおしてみましょう。