Energy Shield

Last-modified: 2021-10-13 (水) 21:07:49

日本名:エナジー・シールド 略称:ES 和名:きんたm(ry

energyshield.gif分類クラススキルツリー
SkillSorceressLightning Spells

基本情報

Sheathing herself in pure energy, the Sorceress walks fearlessly into the fray. So long as she can maintain her concentration over this magical buffer, she diverts harmful magical energies and absorbs physical harm into her store of Mana.

効果

 ダメージを軽減するバリアを自身に張る。
 効果中は下表の「Absorbs % Damage」の分だけ本来受けるべきダメージが軽減されるが、代わりに軽減したダメージの2倍のManaを消費するようになる。
 効果中のキャラの頭上には黄金のオーブが現れるが、詠唱者自身のマナが0になると、有効時間中であってもただちに消滅する。
 ダメージ, Crushing Blow, Open WoundsのダメージにはESは適用されない。

Level12345678910
Mana Cost5
Absorbs % Damage20253035404550555759
Duration (seconds)144204264324384444504564624684
Level11121314151617181920
Mana Cost5
Absorbs % Damage61636567697172737475
Duration (seconds)74480486492498410441104116412241284
Bonusを受けるスキル
Telekinesis: Life→Manaへの肩代わりに要するコストを6.25%×Lv分だけ改善する(Synergy Bonus)
Bonusを与えるスキル
なし

仕組み

 ダメージ軽減の仕組みは下記のようになっている。

  1. 受けたダメージをESのスキルLvに応じた分配率に従ってLifeとManaに分配する
  2. Lifeへの損害に「DRやレジスト率による補正」をかける
  3. Manaへの損害に「200-TelekinesisのシナジーボーナスによるManaコスト改善」%を乗算する
  4. 1~3で算出された分だけ自身のLifeとManaが減る

計算例

Energy ShieldのスキルLv40(ブースト込みのLv、吸収率95%)、
TelekinesisのスキルLv20(シナジーボーナスによるManaコスト改善率-125%)、
各種レジストDRが0%のキャラが、物理属性の1000ダメージを受けた場合。

  1. 受けたダメージをLife:Manaに分配
    Manaへの分配率が95%なので、1000ダメージの損害がLife50:Mana950の割合で分配される。
  2. Lifeへの損害に、DRやレジスト率による補正をかける
    今回の例ではどちらも0%のため、計算は行わない。
  3. Manaへの損害を増幅
    Telekinesisのシナジーボーナスが125%あるため、増幅率は200-125=75%、
    Manaへの損害は950×75%=712.5となる。

結果、1000ダメージが50ダメージ&712.5ポイントのMana減少、という計算になる。
大量のManaこそ失ったが、本来受けるべきダメージをここまで減らせたのならば安い買い物だ。

評価

 Sorceressの持つ数少ないDefense系スキルの一つ。昔はほぼ必須と考えて良かったが、Ver1.10以降はPvMでの使い勝手が極端に悪化し、もっぱらPvP向けスキルという位置づけになっている。
 というのも、PvMにおいては古くからの天敵Mana Burnに加え、属性ダメージは、レジストによる軽減前の数値を基準にマナ消費量が計算される(→質問集/戦闘/各種ダメージ低減効果の適用順序)という仕様が非常に大きくのしかかってくることになったからである。最大レジスト上昇、吸収効果、MDRで本体へのダメージをほぼ無力化できるはずだった長老のHydraソウルLightning、Pit LordのInferno等を数発浴びれば、即座にMana Burn級の被害に見舞われる。RW InsightAct2傭兵に持たせてもマナ補給が追いつくかどうかといった厳しさである。かといってEnergyに投資しMax Manaを増強すれば、Act5でBlood Manaの呪いが待ち受ける。
 それでもLifeへのダメージ軽減が最優先ならば、燃費を改善してくれるシナジースキルのTelekinesisが非常に重要。Lv20まで上げるとダメージ転換のためのコストが半分以下になるため、ESそれ自体よりも優先してポイントを投入すべきである。

 一方、PvPでは上に太字で挙げたタイプの一斉攻撃を受ける機会がまず無いため現在でも非常に有効であり、duelにおいてこのスキルは重要視される。
 その理由は「連続攻撃を受けない」という点にある。被弾時の仰け反りは最大Lifeの1/12以上のダメージを受けると発生するのだが、十分強化したEnergy Shieldの効果中なら、Manaが残っている間はLifeへの損害がほぼないため仰け反りが発生しない。そして仰け反らないなら高速Teleportで相手の影響下から即座に脱出できるというわけである。現実的にMana4000クラスのソサを仕留めるのは9frame程度の物理・魔法ダメージでは不可能に近い。
 さらに、East NLには15Life+70Manaという悪魔のようなバグSC(通称bmana)が出回っており、現地での無制限PvPのバランスを著しくESソサ寄りに傾けている。

使い方

 戦闘になる前に唱えておく(Townでも使用可能)。Frozen Armor系→ESとセットで唱えるのが一般的だろう。
有効時間は非常に長いが、たまにかけ直し、効果を途切れさせないようにしたい。
 また、有効時間内であってもマナバーンの攻撃を連続して受けたりするとバリアが切れてしまう場合がある。特にトラビンカルの長老と戦う際に起こりやすい。ESにとって致命的な攻撃(BSのLightning、長老のHydra等)を被弾した際には、頭上のエナジーボンボン球体の状態にも気を配る必要がある。

スキル振り

 まず、本気で使うなら先にTelekinesisをMaxまで振ること。そうした上でEnergy Shieldにもありったけのスキルポイントを注ぎ込み、さらにブーストで強化したい。シナジーも振らず中途半端に取得して使おうものなら、あっという間にManaが無くなった後仰け反り続けて何も出来ずにあぼーんという悲劇が待っている。
 また、ダメージ吸収率はスキルLv40時の95%で打ち止めとなり、それ以上のスキルレベルでは有効時間のみ延長される。Duel用キャラで用いる場合はにブースト込みでスキルLv40以上に達するように極振りし、なおかつステータスポイントをENE優先に割振ってManaを数千単位で確保するなど、PvMでの使い勝手を捨てて完全に特化することが求められる。
 スキルポイントの厳しいビルドでは、ES+9のブーストが効くRW Memory、ES+3のOrmus' Robes、雷+3のサークレットや護符など、戦闘前のES詠唱専用装備が必要になるかもしれない。

その他

 RW InsightBattle Ordersとの相性が抜群に良い。
 マナ最大値と回復量が大幅に増幅することで、マナバーン以外ではまずマナ切れしなくなる。この場合、Telekinesisにポイントを振る必要は基本的に無い。振らなくてもマナ切れしないからだ。つまりたったの4ポイントであらゆるダメージを半減してくれるバリアが得られてしまうことになる。ダメージをLifeとマナに振り分けられることで、紫ポットの効果も高まる。
 2PCで強力なBattle OrdersShoutをかけた日にはインチキなほどタフなコンビが誕生する。
 傭兵のスキルはPrayerがおすすめだ。

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