特定小電力無線・特定小電力トランシーバー (通称:特小)

Last-modified: 2011-01-05 (水) 08:40:02

特定小電力無線 製作中!!

◎ 概要


 日本では、主にレジャー・観光向けとして普及を始めた無線機。無線従事者資格や免許を必要とせず、
購入してすぐ使える事が特徴。(ある意味プリペイド携帯電話よりお手軽。)電波利用料の支払いも得には無い。
国内市販の殆どの機種は技術基準適合証明が降りており、技適マークが貼ってあればそのまま使用して問題無い。

但し、以下の要件は必ず守る必要がある。 守られていない場合、総務省・各地総合通信局が動いて最悪逮捕される場合もある。

  • 無線機の改造してはならない 改造を行うと、技術基準適合証明の対象外となる。
  • 海外逆輸入機種を日本国内で使用出来ない。 海外の特小周波数と国内周波数が異なる為。


従来のホビー向け周波数9chモデルを基本に、後から仕事使用も視野に入れた業務向け周波数11chモデルもある。
9chモデルの普及が多かった為、ニーズに答え20chモデルもある。
価格は1台 5000円~19800円。2台セットも7000円~39800円。位とリーズナブルである。
3流メーカーより無線機メーカーの機種が電波が遠くまで届いて良い。(ALINCO、KENWOOD、ICOM等)
メーカー回収リサイクル品(外装修理・基盤交換等)も安くある。新品12900円→RE品6000円


仕様・基準

送信出力0.01W (10mW)(改造禁止) 改造すると法令違反になります。
アマチュア無線機等を送信改造し特小周波数で発射する事も同義です。
変調方式FM (F3E)
アンテナトランシーバー付属アンテナのみ(改造禁止) 改造すると法令違反になります。
技士・資格等必要無し
申請・届出必要無し
電波利用料必要無し

周波数情報

9ch モデル
(ホビー・レジャー 向け)
11ch モデル
(業務用 向け)
日本国内仕様 特定小電力無線の周波数。
海外では446MHzを使用するPMR446が有名。

VoIPのeQSO for PMR446のノード局を国内で運用する局もある。

12.5KHzステップで割当
ch周波数ch周波数
1ch422.20001ch422.0500
2ch422.21252ch422.0625
3ch422.22503ch422.0750
4ch422.23754ch422.0875
5ch422.25005ch422.1000
6ch422.26256ch422.1125
7ch422.27507ch422.1250
8ch422.28758ch422.1375
9ch422.30009ch422.1500
10ch422.1625
11ch422.1750

レピーター周波数

9ch 仕様11ch 仕様レピーター使用時には
シンプレックスとは違う周波数により
通信を行っている。

ch19は制御周波数。交信には使用不可
chレピーター送信
(ダウンリンク)
無線機送信
(アップリンク)
chレピーター送信
(ダウンリンク)
無線機送信
(アップリンク)
1421.8125440.26251421.5750440.0250
2421.8250440.27502421.5875440.0375
3421.8375440.28753421.6000440.0500
4421.8500440.30004421.6125440.0625
5421.8625440.31255421.6250440.0750
6421.8750440.32506421.6375440.0875
7421.8875440.33757421.6500440.1000
8421.9000440.35008421.6625440.1125
9421.9125440.36259421.6750440.1250
10421.6875440.1375
11421.7000440.1500
12421.7125440.1625
13421.7250440.1750
14421.7375440.1875
15421.7500440.2000
16421.7625440.2125
17421.7750440.2250
18421.7875440.2375
19421.8000440.2500

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