APRS 運用 周波数 (日本国内統一周波数)
◎ 概要
APRSでは、日本国内どこに行っても周波数を変える事無く運用出来るよう周波数が統一されています。(一部地域を除く)
2010年を境に全国周波数統一の動きがありました。
新たに運用を始める皆さんは周波数情報を参考に各地の運用状況に合わせ 協調性ある運用 をよろしくお願いします。
執筆時 2010年10月 時点の運用状況を掲載しています。
日本国内 APRS 運用 周波数 (国内統一周波数表)
周波数帯 | 周波数 | 運用内容 | 制定範囲 |
周波数帯 | 周波数 | 運用内容 | 制定範囲 |
144MHz帯 144.620 ~ 144.700 | 144.620MHz | その他 パケット通信 (RBBS等) | 一部地域 |
144.640MHz | APRS 9600bps GMSK | 日本全土共通 | |
Navitra 1200bps AFSK (一部地域) | |||
144.660MHz | APRS 1200bps AFSK | ||
144.680MHz | その他 パケット通信 (パケットクラスター等) | 一部地域 | |
144.700MHz | その他 広帯域デジタル (バンドエッヂなのであまり使わない方向で…) | 一部地域 | |
431MHz帯 431.020 ~ 431.400 | 431.020MHz | Navitra 1200bps AFSK | 日本全土共通 |
431.040MHz | APRS 1200bps AFSK | ||
431.060MHz | APRS 9600bps GMSK | 一部地域 | |
431.070MHz | Navitra 1200bps AFSK | KENWOOD FAQ情報 | |
431.080MHz | Navitra 9600bps とかどうよ? | 一部地域 | |
431.100MHz から 431.400MHz | その他 広帯域デジタル |
尚、実験で INET to RF の垂れ流し等を行う場合は、上記APRS周波数以外。
144.620MHz,144.680MHz,144.700MHz,431.100MHz~431.400MHz又は実験区分周波数で運用される事が推奨されています。
- - - 431MHz帯 ナビトラ及びAPRS周波数変更の案内 - - -
431MHz帯ナビトラに関して、以前 431.000MHz で運用されていましたが、
VoIP区分等が加わったバンドプラン改訂に伴い使用出来なくなった為、431.020MHz に変わっています。
この件により 431MHz帯のAPRS運用周波数は 431.040MHz へ変更となっています。
APRSは周波数を合わせみんなで楽しむ遊びです。1人の自分勝手は出来ません。
「私のアマチュア無線」をしたい方は日本国内統一周波数以外の周波数で運用される事をお勧めします。
HF Frequency (実験・考察 段階)
周波数帯 | 周波数 | 運用内容 | 制定範囲 |
周波数帯 | 周波数 | 運用内容 | 制定範囲 |
7 MHz帯 | 7.065 MHz USB | APRS classic 300baud or PSK-63 or GMSK-250 | 世界基準 |
14 MHz帯 | 14.109.5 MHz USB | APRS classic 300baud or PSK-63 or GMSK-250 | 世界基準 |
10 MHz帯 | 10.146 MHz USB | APRS classic 300baud or PSK-63 or GMSK-250 | 世界基準 |
日本も7MHz帯が拡張されたのだから、そろそろ HF APRS 始めてみるかい?
通信モードで何を主に採用するかも審議ポイントになると思う、主には機器の活用と汎用性から従来のHFパケット 300baudと
エラー補正関係の観点から、GMSK-250 が濃厚と推察。
速度的には従来の300baudが意外に速かったりするんだけど
参考URL等
- http://aprs.xii.jp/aprs/frequency.html - APRS 運用周波数 (JAPRSX)
- http://www.apritch.myby.co.uk/psk_aprs.htm - PSK and APRS (M0CYP)
ページ作者: D.C.N.広島 *1