カードとしての狂桜鬼
狂桜鬼 | ||
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レアリティ:★★★ | コスト:6 | 入手先:ダンジョン固有 |
7通常ダメージx4 自身に99返呪/10Turnを付与 自身に1呪詛/1Turnを付与 |
短期イベントダンジョン「桜の木の下で」のボスのカード。
返呪を扱う唯一のカードでもある。返呪中は呪いカードをプレイするごとに特大の固定ダメージを敵に与えられる。
ついでに1呪詛1T、すなわち呪いカードの現物も1枚もらってしまうのはご愛敬。
もっとも返呪に手を出す時点で呪いカードは歓迎のはず……とまで言うほどかは人と状況にもよるだろうが。
基本スペックはコスト7で7ダメx4。コスト6で6ダメx4のクラーケンとほぼ一緒、またはクラーケンの方が僅差で上か。
採用するなら返呪もきっちり活かしたいところだが、そもそも呪いカードの苛烈さに対し1枚99固定ダメージが見合うかは疑問の残るところ。
弾である呪いカードを得るために抵抗を常用せず、わざわざ敵から呪詛などをもらう必要に迫られるのも難儀である。呪いカードの症状を防ぎ切るには抵抗が必須だというのに……
一応、返呪は持続ターンが長いので、重ね掛けして呪い1枚で数百ダメージといった可能性がない訳でもない。果たして活躍の目はあるのか。
このカードは「桜の木の下で」のダンジョン固有ドロップ。
入手し損ねた場合はランダムダンジョンなどでの出現に期待しよう。ピックカードだけでも出ればクラフトで作れる。
関連カード
- 呪いカード
- 痛みの呪い・苦悶の呪い・停滞の呪い・無気の呪い・腐食の呪い
- 呪詛つながり
- 狂桜鬼(1呪詛1T)・グレイブディガー(1呪詛1T)
- 暗黒剣術使い
- ブラックナイト・刀霊・狂桜鬼・刀霊鬼?
鬼ババ- ルインドウィッチ・狂桜鬼
- 桜の木の下で限定ドロップ
- 狂桜鬼・ホープイーター
ボス敵としての狂桜鬼
名前 | HP | 使用技 | 常時発動 | ||
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狂桜鬼 | 188 | 鉈 | 1nターン | 4通常ダメージ | 1怨恨 |
濃霧 | 1nターン | 1分身2T 1障壁2T 1抵抗2T | |||
夭折の恨み | 2nターン | 5怨恨2T | |||
狂月 | 1nターン | 狂乱(自)5T 狂乱(敵)5T | |||
暗黒剣術 桜花爛漫 | 6nターン | 5通常ダメージx5 3出血5Tx5 |
桜の木の下で10Fボス。
このダンジョンでは常時呪詛状態なので、ターンを無暗に重ねないことが重要になる(ボスに限らないが)。
戦闘そのものは何となく延命手段を使いつつ、毎ターンちまちま殴ってくるのみ。どうということはない。
だが高頻度で掛かる5怨恨が厄介。この状態の敵を倒すと最後っ屁で5悔恨(常在能力の1怨恨と合わせて6悔恨)をこちらに付与してくる。敵を倒すごとに呪いカード+6枚は辛い。
倒す前には必ず抵抗を付け、悔恨付与を防ぐこと。悔恨をもらってから治療カードでこれを治してもよい。
高難易度では毎ターン欠かさず狂乱を使い、アグレッシブに攻め立ててくる。
なお狂月の効果は敵味方の双方に狂乱付与だが、敵の方は直前の濃霧で抵抗が掛かるため必ずブロックされる。よってこちら側への狂乱さえ防げば問題なし。
暗黒剣術 桜花爛漫はダメージはガードで充分耐えられるはずだが、出血5連打はそれなりのカードがないと全部はしのぎ切れない。
使用ターンは遅いので早めに決着したい。
過去作品での狂桜鬼
『麗らかな春に潜む影… 万年桜の木の下で、今も眠る怨嗟の蠢き…』(桜の木の下でのキャッチコピーより)
シリーズではDDD2が初登場。過去作品には登場していない。
ただDDD1のプレイヤーキャラの一人に「呪術師」という者がおり、大火力と引き換えに呪いカードをつかまされるエンシェントスペル、
呪いカードのプレイ数に応じて火力が増す呪詛返しといったスキルカードを所持していた。
この呪術師を1枚のカードとしてリメイクしたのが今作の狂桜鬼なのかも知れない。
「桜の木の下で」というロマンスを予感させるダンジョン名に惹かれ、やってきたプレイヤーを待ち受けるのはナタを持った鬼ババとキモい巨大虫女。無体である。
一応、設定としては冒頭のコピーの通りである。この桜自体がいわく付きというオチであった。
どうせ出るなら花見の後にゴミを残す輩の所にでもしてほしいものだ。