カードとしての淀みの悲劇 ヒンドレス
淀みの悲劇 ヒンドレス | ||
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レアリティ:★★★★ | コスト:7 | 入手先:ダンジョン固有 |
10固定ダメージ 20ガード/1Turn 自身に20疾走/1Turnを付与 自身に3封印/5Turnを付与 |
イリアと同じ20疾走を、より安いコスト7で実現してくれるカード。
だが同時に付与される3封印が大問題。疾走は1ターンで終わるのに封印の方は5ターンも続くため、次以降のターンで苦戦を強いられる羽目になる。
きちんと抵抗なり治療カードなりを準備しておくこと。イリアと違い自前の追加ドロー効果もないので、手札を余分にキープしておくことも大事である。
20ガードという守備の厚さも魅力のひとつ。
盾撃デッキに最適……と思いきや、火力の高さは敵にとどめを刺しやすい、ひいては20疾走が短く終わりやすいといった矛盾もはらんでいる。
むしろ聖撃デッキのような、ガードと縁の遠くなりがちなデッキの方が効果的かも知れない。
このカードは巨大湖の底のダンジョン固有ドロップ。
入手し損ねた場合はランダムダンジョンなどでの出現に期待しよう。ピックカードだけでも拾えればクラフトで作れる。
関連カード
- 疾走つながり
- 華の踊り娘 シルヴィア(5疾走5T)・覇者の印章?(10疾走5T)・人魚の王女 ヴェローレ(10疾走5T)
ケンタウロス(3疾走1T)・大怪盗 カーヤ(5疾走1T)・探求者 ヨハンナ(5疾走1T)・
ルーン草の扇(10疾走1T)・華の踊り娘 イリア(20疾走1T) ・淀みの悲劇 ヒンドレス(20疾走1T) - 封印つながり
- 達人の印章(2封印5T)・淀みの悲劇 ヒンドレス(3封印5T)・停滞の呪い(5封印2T)
- 従者
- ヒンドレスの従者
- その他の人魚
- 自由な ウルリーネ・深海の衛士 フロレヒト・珊瑚の海の コバルト・人魚の王女 ヴェローレ・(流浪の人魚 エリノーマ)
- 巨大湖の底限定ドロップ
- リュウグウノツカイ・シードラゴン・ヒンドレスの従者・淀みの悲劇 ヒンドレス
ボス敵としての淀みの悲劇 ヒンドレス
名前 | HP | 使用技 | 常時発動 | ||
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淀みの悲劇 ヒンドレス | 488 | トライデント | 1nターン | 4通常ダメージ 4固定ダメージ 1感電5T | 2鏡面 |
悲しみの歌 | 2nターン | 20治癒(敵)2T | |||
逆恨みの輪舞 | 3nターン | 敵に、敵の1治癒につき1暗殺5Tを付与 敵に、敵の1休息につき1暗殺5Tを付与 | |||
恋慕の歌 | 2nターン | 20休息(敵)5T | |||
別れの歌 | 3nターン | 敵に、敵の1治癒につき1交換5Tを付与 敵に、敵の1休息につき1交換5Tを付与 |
巨大湖の底15Fボス。鏡面持ち。
短期イベントダンジョンのボスの中でも初見殺し・わからん殺しの度合いが一際強い部類に含まれると思われる。
毎ターンのそこそこ痛いトライデントに顔をしかめていると(マップ効果の破防ゆえ防御不能)、不意に敵からよこされる20治癒。
何の真似かと首をかしげていたら……20暗殺で即死。呆然とした人は多いことだろう。
カラクリは上記のデータの通りなのだが、問題は破防のせいで単純に抵抗などでは暗殺を防げない点。そして補助効果である治癒をトリガーに暗殺が発動する点にある。
補助効果は治療カードでは解除できず、補助効果解除カードはその大半が自分には使用できない。
攻略法はいくつか考えられる。
- 速攻で倒す
3ターン以内に決着を付ける。一番分かりやすく実行しやすい。
実際に簡単かどうかは個々人のカード資産とコンボの知識量による。 - 治癒を解除して暗殺発動を防ぐ
ホムンクルスやセイメイ?ならプレイヤー側の補助効果も解除できる。これらのカードが輝く数少ない場面。
当然、他の諸々の補助効果も消えてしまうリスクもある。逆恨みの輪舞の行動間隔は短めなので、それまでに対策カードを手札に呼び戻さなければならないのも骨。
デッキをしっかり圧縮するか、ファハンなどを活用したい。スタンで逆恨みの輪舞の再使用を遅らせるのも効果的。 - 治癒や暗殺の付与を拒否する
アメミットを2連打すれば、2ターンの間だけだが20愚直で完封できる。カードを2枚用意するか、反復から1枚プレイでもよい。
こちらもハイペースな逆恨みの輪舞に対し、必要なカードを再確保する手間が課題となる。アメミットは期間限定品なので、持っていない人にはこの選択肢自体が取れない。 - 一度死んでから復活する
アロンソなどで復活を掛けておけば、暗殺が発動した後も生き返って生還できる。
カードさえあれば2や3よりは難易度が低く、弊害も発生しない方法。
難易度ハード以降は20休息をプラスし、計40暗殺に発展。先述のうち対策3は困難になる(反復からのWアメミットなら何とか……)。
マスター以降は最多で40交換5Tというさらなる無茶振りを仕掛けてくる。こちらは対策4でもどうしようもない。
あれこれ対策を練るよりは、深く考えず一気でひねり潰した方が話も早いだろう。
過去作品での淀みの悲劇 ヒンドレス
『報われぬ想いの果て。
今も水底に謡われる、悲恋の詩。』(巨大湖の底のキャッチコピーより)
シリーズではDDD2が初登場。過去作品には登場していない。
従者と共に巨大湖に潜む人魚の貴婦人。下乳
恋慕から悲しみ、別れに至る悲恋の歌を口ずさんでは、湖を訪れた者を「逆恨み」で湖底へと葬る。
彼女を縛り付けている過去については想像に任せるしかないが、その悲嘆に終止符を打つ方法はあるにはある。手段を選ばなければだが。
なおヒンドレスはDDD・DDFシリーズにおいて唯一の、胸を布で覆っている衣装をまとっている女性人魚である。ぐぬぬ
エメラルドの海ではない湖にいるところを見ても、あちらの人魚たちとは文化が違うのかも知れない。