フェドロフ

Last-modified: 2024-05-13 (月) 00:12:32

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基本情報

No.335基本情報
フェドロフ.jpg名前フェドロフ
ランク★4
銃種アサルトライフル
製造時間製造不可
CV石川由依
イラストSTAR影法师
Lv.MAX時ステータス
HP550(110×5)
火力58射速上限120
命中58修復8
回避47防御0
射速59弾薬-
SD
[添付]
自己紹介
こんにちは、指揮官。私はフェドロフ。以前は一時期メディックを任されていました。
現在の主な役割は、遠距離火力支援となります。どうかご指示を!
入手方法

イベント「鏡像論」【ニュクスの夜Ⅲ】クリア報酬(2022/07/15~08/12)

イベント「回帰定理」で救援して入手(2023/01/13~02/10)

イベント「回帰定理」で救援して入手(2023/01/13~02/10)
▼以下の作戦にて救援可能
⑥, ⅢB, 10, 離散変化∞,

星4人形支援要請書で要請(2023/04/28~05/12)
星4人形支援要請書で要請(2023/12/29~01/12)

陣形効果
フェドロフ_tile.jpgハンドガン、サブマシンガンに有効
命中上昇40% 回避上昇15%
キャラタグ
Tag: ステータス強化 急速
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  • ステータス強化
    このユニットは、自身のステータスを強化するスキルを有している。
  • 急速
    このユニットは自身、または味方部隊のスキルCTを短縮させることができる。

スキル

アイコンスキル名効果(Lv.10)
マトリョーシカ戦術.jpgマトリョーシカ
戦術
パッシブ:自身がスキル(妖精のスキル、天賦を含む)による火力/射速/回避/命中/会心率の上昇効果を付与された時、スキルCTを20%短縮させる。CT期間に1回まで発動可能。

アクティブ:自身の火力を永続的に10%上昇させる。3回目のアクティブ発動時、さらに射速を15%上昇させ、5回目には命中が30%上昇する。このスキルは最大6回まで発動可能。
レベル12345678910
開幕CT0s
CT5s
火力+5%+5.6%+6.1%+6.7%+7.2%+7.8%+8.3%+8.9%+9.4%+10%
射速+5%+6.1%+7.2%+8.3%+9.4%+10.6%+11.7%+12.8%+13.9%+15%
命中+10%+12.2%+14.4%+16.7%+18.9%+21.1%+23.3%+25.6%+27.8%+30%

セリフ

セリフ一覧を開く
入手こんにちは、指揮官。私はフェドロフ。以前は一時期メディックを任されていました。現在の主な役割は、遠距離火力支援となります。どうかご指示を!
挨拶報告、本日も基地に異常は見られませんでした。
部隊編入わかりました。ではすぐに隊員の状況把握に努めます。
強化完了ありがとうございます、指揮官。この身に割いていただいたリソースを無駄にはしません。
コミュニケーション1指揮官、何か指示などは?ピ、ピクニックに行く、ですか?時間を5分ほどください。今から目的地の安全係数と携帯すべき装備のレベルを算出いたします……
コミュニケーション2この謝罪計画書のフィージビリティについて、ご意見をいただけないでしょうか、指揮官?昨日、交通手段に悩み過ぎていたために、コリブリと見る予定だった映画を見逃してしまったんです……えっ、ちょっとしたプレゼントを買ってあげるだけでいいんですか?
コミュニケーション3このマトリョーシカの飾りを見ているのですか?皆さん、コリブリが送ったものだとお思いのようですが、実はペロサがくれたものなんです。繰り返される思考の中から、私が抜け出せるようにと。
出撃戦況ごとの対応プランは練ってあります。出発の準備を。
敵と遭遇私の指示に従ってください。
重傷全て……想定していたはずなのに……
勝利たかが一度の勝利です。私たちは、次の戦いに備えねばなりません。
撤退一時的な撤退は、失敗を意味するわけではありません。
スキル1火力を集中、ターゲットへ突撃!
スキル2慌てず、私の指示に従ってください!
スキル3私の足並みに揃えてください!
後方支援開始持ち帰る物資のリストは受け取っています。きちんと集めてきますので、しばらくお待ちください。
後方支援完了指揮官、ただいま戻りました。しばらく見ないうちに、痩せたのではないですか?
修復見慣れた光景ですね……
編制拡大これではまた、コストが増えてしまいます……
自律作戦ふぅ……以前の作戦記録が参考になる任務ですね。安心してお任せください。
誓約褒賞をもらえるようなことはしてないはずなのに、こんな大事な贈り物をいただけるなんて……指揮官、このまま受け取っては、私が不安になってしまいます。どうか私に対する要望を聞かせてはいただけませんか。貴方の思い描く姿になれるよう、力の限りを尽くしてみせますので。
コミュニケーション4貴方が私に何を望んでいるのか、まだ聞いていません……ふ、深く考えず伸び伸びと過ごしてほしい、ですか?ペロサと全く同じことを言うんですね……
ローディング
人形製造完了新人が来たようですね。手続きの手伝いに行ってきます。
口癖準備できました。

重傷イラスト

重傷時のイラストを開く
フェドロフ_damage2.jpg

スキン

薄荷色的吐息 未実装
薄荷色的吐息
通常時重傷時
フェドロフ_skin1.jpgフェドロフ_skin1_damage.jpg
入手方法:未実装

性能

総評

スロースターター型AR

  • 永続バフを重ね掛けしていくスキルを持ち、長期戦にて本領を発揮する。
  • 最終的には火力/射速/命中が60%ずつ上昇する。ただしこの数値まで達するには最低でも20秒必要なため、よほどの長期戦でなければ活躍しにくい。

スキル

  • パッシブ:自身が火力/射速/回避/命中/会心率バフを受けたとき、スキルCTを減少させる。
    • この効果は、同じCT中は1回のみ発動できる。一度に2回以上バフを受けた場合、次回以降のスキルCTにCT減少が発動する。
    • 自身のアクティブスキルではパッシブは作動しない。
    • 信号弾による命中バフでは作動しない。
  • アクティブ:持続時間が永続のバフを自身に付与する。発動するごとに効果が上昇していく。
    • 1,2回目のスキル発動で自身に火力バフを付与する。
      3,4回目のスキル発動で自身に火力・射速バフを付与する。
      5,6回目のスキル発動で自身に火力・射速・命中バフを付与する。
      6回目を発動した後はスキル発動ができなくなる。
    • この効果は実は重ね掛けではなく、上書きというのが正しい。
      5回目スキル発動後にヴィシュヌによってバフ消去された場合、6回目スキル発動で火力6段階+射速4段階+命中2段階のバフを得る。なお、6回目スキル発動後にバフ消去されると、7回目は無いため、以降バフ無しで戦うことになってしまう。

陣形効果/編成

  • 前3マスのSMGとHGの命中・回避を上昇させる。
  • 自身がバフを受けたい都合上、HGと組ませやすい陣形なのは大きなメリットである。
  • HGでは、当然バフHGと相性が良く、逆にHP-35のようなデバフHGはあまり推奨されない。
    M1895 MODコルトSAA MODは複数種類のバフを短い間隔で付与できるため相性が良い。
  • SMGでは、バフ付与能力の高いAR-57が良いだろう。
  • 妖精スキルや天賦でもCT短縮が発動するが、パッシブスキルの発動には突撃天賦は無効で、鋭敏天賦が有効である。おそらくなんか設定をミスったのであろう。

おすすめ装備

  • ホロサイト/高速弾/プロセッサ
    • 複合バフARは射速バフARと同じく射速限界に達しやすいことが問題であるが、フェドロフは基礎射速が低いため、プロセッサを使った方がDPSが上がりやすい。
    • ホロサイトとプロセッサを装備すると射速80となり、スキル5回目で射速限界となる。
    • 陣形バフやスキルCT短縮のためのバフで射速バフを得るなら、オプティカルサイトと集中チップのほうが良い場合もある。
    • 夜戦時は夜戦装備を。

キャラについて、小ネタ

冷静で注意深く、どんなことであろうと慎重に熟考し理知的に判断する。
「次の戦いに向けて休みなく準備を行う」といった考え方は、任務中ではポジティブに働くが、日常においてはそれが起因して不要な緊張に縛られてしまうことも。

  • イベント「鏡像論」で登場。『士爵』が持つ鷲獅子小隊に所属する1人。
    イベント中はコリブリと行動を共にすることが多く、サー・グリフィンの護衛や隔離壁・刑務所の調査等、各任務において2人であたっている。

元ネタ

正式名称Автомат Фёдорова
種類自動小銃開発国ロシア帝国
製造メーカーコヴロフ兵器工場
(現V・A・デグチャリョフ記念工場)
生産対象
生産期間1913年~1925年採用国家ロシア帝国、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国、ソビエト連邦
口径6.5mm弾薬6.5×50mmSR(量産型)
6.5×57mm 5号フェドロフ(最終試作型)
装弾数25発(着脱式箱型弾倉)発射速度毎分350m~400発
初速毎秒654m有効射程約500m
全長1045mm空虚重量4.4kg

簡単な説明

 フェドロフ(Автомат*1 Фёдорова、フェドロフ式自動小銃)は、ロシア帝国陸軍のウラジミール・グリゴリエヴィチ・フェドロフによって設計された自動小銃*2
 試作型において弱装弾の6.5mmフェドロフ弾を採用し、最初期に量産された自動小銃の一つでありながら現代のアサルトライフルと多くの共通点があることで知られる。
 量産モデルでは大日本帝国が採用していた三八年式実包のコピーである6.5mm×50SR弾を使用する。

詳細な説明
  • のちに第一次と呼ばれる前の世界大戦は、重機関銃と榴弾の雨、毒ガスの霧が立ち込める地獄絵図であった。そんな中ロシア帝国は重機関銃による塹壕戦だけは日露戦争で経験済みであった。
    それまでの戦争の常識を根底から覆す、一日に数千人の死傷者が出る20世紀の戦争にこれまでの装備や常識は通用しなかった。膠着する戦線を突破すべく様々な新兵器が発明された。すなわち戦車・航空機・そして個人で携帯できる機関銃であった。
  • ウラジーミル・グリゴーリエヴィチ・フェドロフは自動火器に積極的に取り組んでいたが、壁として立ちふさがったのが7.62mm×54R弾であった。ロシアの主力歩兵銃モシン・ナガンとともに開発されたこの弾薬は傑作であるがゆえに普及しすぎており、他の機関銃や騎兵銃もこれに合わせることを要求されたが、その性格上自動火器には極めて不向きであった。
  • 前線の兵士はより軽量で反動の軽い6.5mmカルカノ弾や同じく6.5mmの三八年式実包の三八式歩兵銃を好んでおり、鹵獲したり自腹で購入してまで使用していた。また日露戦争においては、ごく至近距離での戦闘を除き日本の三八年式実包とロシアの7.62mm×54R弾に能力の有意な差は見られないと報告されていた。またフランスのショーシャ機関銃は歩兵が一人で弾薬も含めて持ち運び移動しながら射撃できる新兵器であり、プレス加工を多用したため安価に大量生産が可能で各国から注目された。しかしショーシャの8mmルベル弾もきついテーパーとリムのついた弾薬で、半円形のマガジンは重くすぐに給弾不良を起こしていた。これらの点を踏まえ、フェドロフは5.5mmから実験を開始し、最終的に専用の6.5mmリムレス弾薬を完成させ6.5mmフェドロフ弾と名付けた。
  • 採用試験ではおおむね好意的な意見が多かったが、この銃のためだけに新しい弾薬を生産することに軍部は難色を示した。様々な交渉と研究の末、イギリス経由で輸入していた三八式歩兵銃とそのための三八式実包のコピーである6.5×50mmSR弾の工場がペトログラード弾薬廠ですでに稼働していたことから、フェドロフはこの弾薬の使用を前提に再設計を行うこととなった。しかし専用に自らデザインした6.5mmフェドロフ弾にくらべてさらに弱装のため、射程もさらも短くなったが同時に銃身長も短縮され、取り回しのしやすいサイズとなった。これによってモシン・ナガンと競合しない騎兵銃として採用されM1916の制式名を得た。実際にはM1916は機関銃としての扱いであったなど書類上ではいくつかの混乱が見られた。まず試験中隊に配備されたM1916はルーマニア戦線で好評を博し、追加配備の要請がひっきりなしに入った。砲兵総局はセストロレツク兵器工場に対し、M1916を追加で15,000丁製造せよと命じたが、ロシア十月革命の勃発で製造は中断され、試験中隊も解散を余儀なくされた。フェドロフはその功績から助命され赤軍臨時供給委員会からマドセン機関銃とM1916の生産を任された。そうしてフェドロフはコブロフ工場で改設計を行い、ヴァーティカルグリップや25発の箱型弾倉、銃身を冷やし銃手ががやけどをしないためのヒートガードなどが追加された。これにより重量は増したものの操作性や耐久性も上がり、前線からの要請に生産力が全く追いつかない状態が続いた。また前線からの要望も積極的に取り入れ、銃剣の着剣装置や二脚を取り付けたり、逆に生産性向上のための簡略化などを行った。工場にはヴァシーリー・デグチャレフも助手として師事し、のちのDP28などの開発に貢献することとなる。
  • ちなみにM1916は小銃としては極めて珍しいショートリコイル方式を採用しており、射撃時に銃身そのものが前後するため、銃剣の装着は非常に困難であった。結局銃身そのものに取り付けることはあきらめ、ヒートガード先端に設置している。このことからもフェドロフがM1916を歩兵銃として設計していなかった(当時の歩兵銃に銃剣は必須であった)ことがうかがえる。
    のちにフェドロフは自著の中で自動小銃と短機関銃の統合すらも予言しており、M1916の開発年からすれば100年先を見据えていたとすらいえる。
  • それでも6.5×50mmSR弾の威力と射程の短さは問題(コピー品がオリジナルより品質面で劣っていたせいとも言われる)となり、赤軍は7.62mm×54R弾を再びすべての銃火器に採用するように要求するようになったため工場の機材を入れ替えられその生産が終了するとM1916も二線級の装備として生産中止となり、在庫は後方部隊の自衛用火器として、また冬戦争でKP/-31を操るフィンランド人に対抗すべく引っ張り出されたが、そのほとんどがフィヨルドの雪の下に埋もれていった。
  • その後、中間弾薬を使用するStG44AK-47が登場するまでさらに数十年、5.56×45mmNATO弾の誕生までは半世紀近くかかることになる。
余談
  • 設計者のフェドロフは自身が優れた設計者だっただけでなく、ロシア・ソ連における自動火器の第一人者として、後進の育成にも熱心な人物であった。
    • フェドロフの下からは前述されているDP28のデグチャレフだけでなく、PPSh-41のシュパーギン、SKSのシモノフなど、赤軍を支える小火器を設計した錚々たる面子が育っている。
  • また、フェドロフは著作物の執筆にも熱心な人物だったが、AK-47を設計したカラシニコフは、戦場での負傷で入院していた際にフェドロフの著書に出会い、入院中に何度も読み返していたという。
    • カラシニコフ自身も「非常に大きな影響を受けた」と語っており、M1916自体は短命に終わったものの、フェドロフの設計思想はその後も長くソ連の小火器に影響を与え続けたのであった。

コメント

  • 百式と二人でサーベルと盾の警備員コンビやってたりしてませんでした? -- 2022-07-10 (日) 20:37:23
  • 誓約待ったなし -- 2022-07-17 (日) 16:21:08
  • 着任セリフの元衛生兵うんぬんはBF1ネタだろうか それとも史実でそういうエピソードがあったり? -- 2022-07-21 (木) 19:28:59
    • BF1の看護兵ネタだろうね -- 2022-08-12 (金) 13:12:42
  • 地味に貴重な片目隠れ枠? -- 2022-07-21 (木) 20:17:16
  • カスタムターゲットで369に配置したら、開幕CT0秒でスキル発動後に妖精天賦でCT短縮が発動したので、激昂型の8秒毎のバフだけじゃなくて、開幕発動分もイケるみたい。あと当たり前だけど、自分のスキルでは短縮されない。されるなら最初からCT4秒で良いもんな。しかし説明文にその旨の記載は無し。てか開幕CT0秒のスキル発動後のCTが短縮されるって事は、妖精天賦の発動って厳密には開幕0秒じゃないって事? -- 2022-07-27 (水) 17:28:41
    • Px4ストームとウェブリー(射速が同じ)を並べてスキル自動発動にするとちゃんとCT短縮されるのでスキル発動とスキルCT短縮が同タイミングだとスキル発動が先行した扱いになるとかなんじゃないかなぁ -- 2022-07-30 (土) 00:34:05
  • アフタマートは日本語に訳すなら機関騎兵銃くらいの意味 -- 2022-08-17 (水) 15:58:40
  • 今日は設計者の命日か… -- 2022-09-19 (月) 11:39:46
  • 皆さん、こんにちは。フェドロフは色の薄い金髪ということでよろしいのですか? -- 2022-10-06 (木) 13:11:42
    • それでいいと思う -- 2022-10-09 (日) 11:49:00
    • ありがとうございます。 -- 2022-10-10 (月) 10:33:31
  • 射速を最大値まで強化しても直後に元の数値に戻る不具合あるの自分だけ?一応運営に報告したけど -- 2023-01-04 (水) 03:31:16
    • うちもなりますね、寝ぼけながらむっちゃカプセルぶち込んでしまった -- 2023-01-14 (土) 20:45:45
  • エッッッッッッッロ -- 2023-10-24 (火) 08:43:03
    • 同感 -- 2024-02-12 (月) 09:45:27

Tag: 自身CT減少


*1 現代ではアサルトライフルと訳される場合が殆どだが、この語が1920年代半ばに考案された当時はライフルであってもマシンピストル(サブマシンガン)であっても、個人が携行するフルオート射撃可能な小火器全般を指す言葉として使われていた。
*2 フェドロフを世界初の実用「アサルトライフル」とするかは諸説存在する。この論争は、当時使用されていたライフル弾の中で最も威力の低いものの一つであった6.5×50mmSR弾、6.5mmフェドロフ弾をライフル弾か中間弾薬のどちらとするかどうか、運用者の戦術ドクトリンや訓練に対して相互に影響を与えているかどうかが中心である。これは同時に、後の時代の定義を過去に遡って適用するのが妥当かどうかという問題も提起している。