【さみだれうち】

Last-modified: 2022-07-15 (金) 20:18:11

【弓スキル】

【マジックアロー】-【バードシュート】-【サンダーボルト】-【さみだれうち】-【天使の矢】-【シャイニングボウ】-【弓聖の守り星】-【ダークネスショット】-【ロストスナイプ】-【サンライトアロー】

【弓スキル】(仲間モンスター)

【バードシュート】-【天使の矢】-【さみだれうち】

概要

弓スキル76ポイントで覚えられる特技。
消費MPは5。最大射程は15m。
五月雨(さみだれ)とは陰暦でいう五月頃に長く降り続ける雨、つまり新暦六月の梅雨のこと。

性能

4本の光の矢を弓につがえ、一斉に射出し、通常攻撃の0.65倍のダメージを単体対象に4回(合計2.6倍)与える。
 
敵側では【弓】の登場前から【アローインプ】が使用するなど、実装前からその存在が確認されていたスキルの一つである。
敵側は通常攻撃の0.5倍のダメージをランダム対象に4回与えるようになっている。
 
Ver.2.1以前は、プレイヤー側も敵側と同じ仕様で、自身の前方広範囲に存在する相手に対し、ランダムにダメージを与える技となっており、発射位置を選ばなければ、狙った相手にダメージを与えることが困難であるという、テクニカルな位置づけの技であった。
 
以前までは倍率が0.5×4=2倍と控えめで、攻撃手段としては貧弱と言わざるを得ない状況だった。
Ver.3.4にて一発あたりの倍率が0.65倍に上昇し、この点についてはかなり改善されている。
弓矢による射撃攻撃ではあるが射程はさほど長くなく、動作も遅いため遠距離攻撃によるヒットアンドアウェイ戦術は難しい。
近接武器による攻撃よりは長いので他の誰かが完全に敵を押さえ込めているのならその後ろから攻撃することは可能。
 
Ver.1.3以前では、発射した矢の全てに腕装備などによる状態異常付与の効果を乗せることができたため、多段スキルの攻撃回数の多さを活かし、異常をばらまくことで貢献するといった戦術があった。こちらは後に不具合として修正され、使い勝手の悪さだけが残る格好となってしまった。
 
しかしながら4回攻撃という利点があり、各種バフが乗れば容易に1999ダメージキャップを超えることが可能なため、パーティ同盟においては無類の強さを発揮したりもする。
 

Ver.1.2

雀の涙ほどであった【会心の一撃】によるダメージ量も修正。

Ver.1.4

さみだれうちの途中で倒してしまった相手がいる場合に、
残りの矢が別の敵にあたるといった修正もなされた。
 

Ver.2.0

申し訳程度に射程距離が向上。消費MPも6→5へ。
通常戦闘ではほとんど需要がないが、相手が撤退しているところに追撃を加えられるという点から、
コロシアムではかなりの強スキルとして扱われている。
そのため弓強化案がでても「コロシアムで強いから」を理由に青に染まってしまうことも多く、
通常バトルで弓を使う人間がコロシアムの存在に対して本格的に悩み始めることになった。

Ver.2.1

プレイヤー側のみ単体相手の四回攻撃に変更された。
複数戦闘での使い勝手は向上が見込まれるものの、五月雨のイメージにそぐわないといった意見や、
逆にばらけない分(複数敵にとどめをさせないなど)運用にさえ難を残すという意見も出る。
 
乏しいとされていた威力などにも変化はなく、同時期他武器群の強化と比較すると、
慎ましい変更に終わってしまったとも言えるだろう。
魔法戦士やどうぐ使いが使う場合にはさみだれうちに依存しない戦い方がメインなので基本で問題ないが、
レンジャーや賢者が使う場合は著しい火力不足が目立ってしまう。
遠距離攻撃としてみても、魔法使いや賢者のメラゾーマやドルモーアには当然かなわない。
 
ちなみにモンスター側との区別とするためか、射出する際の黄色い光が、青い光へと変更されている。
不遇を囲うスキルであるにもかかわらず、こちらの調整は喜んだ弓使いも意外や多かったようである。
ただし【闇夜の王妃】が使うものはプレイヤーのものと同仕様となっており、光も青色となっている。

Ver.2.4後期~

仲間になった【たんすミミック】も使えるが、固有スキルには同じく連続技の【たんすマグナム】【チェストー】がある。
たんすマグナムに至っては対象が1匹、消費MPも同じでトータル倍率も若干高くてショックのおまけ付きとほぼ上位互換になる為、習得する必要性が全くない。
バトルレックスややみしばりの【晴天魔斬】のような存在となっている。

Ver.3.0~

「さみだれうちの極意」で5%威力を伸ばせる。
主力技にしてはそこそこ倍率が高く、最大で25%となる。弓使いにはぜひほしい一品。
入手先は【アサシンブラッド】【サンダーシャウト】
だが宝珠を付けても他の武器に比べ相変わらず火力は離され続けている。

ちなみに同系統の【めいふのばんにん】は「ダークネスショットの極意」を、アサシンブラッドとサンダーシャウト自身も「サンダーボルトの極意」を落とす。この系統はさみだれうちを使う為か弓技の極意と縁が深いようだ。
お前ら弓で撃ってないだろとか言わない

Ver.3.4前期

一発辺りの威力が約0.5倍から約0.65倍へ上昇。合計約2.6倍と火力として期待できる程度になった。
さみだれうちは宝珠が最大で25%アップと高めで、これにより一発0.8倍強、合計で約3.2倍程度となり他の高火力武器と比べても遜色ないレベルになる。メインで使うなら是非ともつけたい。
 
このバージョンでは両手剣が全体的な強化を施されたためにあまり話題になってないが、実はこのさみだれうちも従来の計2.0倍と比べて大幅な強化がなされている。
以前からこの特技で悩まされ続けていた火力の低さが解消された事で使い勝手が増したと言える。奇しくも件の強化された両手剣特技の一つである【渾身斬り】とはVer.3.4以前と総ダメージ倍率がほぼ同じであり、宝珠による強化の倍率が+25%で宝珠込みでの運用が推奨されるなど似通った経緯を辿っている。
強化後もあちらが2.7倍、宝珠込みだと3.4倍とさみだれうちと近い倍率で並んでいる。

Ver.6.2

射程が若干伸び、12→15mになった。

余談

初登場はDQ8で、ククールが弓スキルによって習得可能。
当時の性能は「通常攻撃の0.5倍撃を、敵全体からランダムで3~4回攻撃」というもの。
DQ9では攻撃回数が4回固定になったため、DQ10で実装した当初もこれを踏襲したのだろう。
ちなみに、これの原型のようなものはDQ7で敵専用特技として登場している。