【アルウェーンの町】

Last-modified: 2023-12-28 (木) 13:56:34

概要

【アルウェーン】に存在する唯一の町。
【オルフェアの町】【メギストリスの都】を足してさらにメルヘンチックにしたような、【プクリポ】の陽気さをどストレートに表現した外観。
しかしそんな町を歩くプクリポ達は、無気力な様子で「私たちは幸福です」「全体の幸福のため奉仕します」等と呟き、異様な不穏さを醸し出している。
 
町のそこかしこに【ペコリア】が配置され、市民達の暮らしの手助けをしている。
施設の多くはペコリアが担っているが、【旅人バザー】など一部の機能は市民たちが当番制で勤めている。
市民は全員がプクリポで、【プクリポのいい服セット】をサンセット色とゴールド色で【カラーリング】した服を着ている。
プクリポNPCの大半にはパ行が入るという命名法則があるのだが、この町では全市民の名前が半濁点の付かないハ行だけで構成されており、マップでキャラの場所を見ると業者かと思うほど「ハヒフヘホ」だけで構成された名前がズラリと並ぶ。華やかな見た目とは逆の不気味な雰囲気作りに一役買うとともに、彼らがプクリポの根幹を成す何かを失っていることを暗示している。
町には色とりどりの菓子やケーキが並べられた店らしきものが複数あるが、市民たちは配給糧食ばかりの食生活を送っている。
 
町は6つの地区に分かれ、中央地区を中心に、5つの地区がその周囲を取り巻いている。
中央地区の大きな建物の外壁には、アルウェーンの歴史を記す壁画が展示されている。建物内部には【アルウェーン管理棟】【自然遺産保護区】に通じるエレベーターや「奉仕室」がある。奉仕室では「奉仕」と称して住民から生命力と魔法力を吸い上げており、これがアルウェーンを維持するエネルギー源となっている。
街の北側には、他の地区と隔離された「保育地区」と「療養地区」がある。生まれた子供は保育地区で洗脳教育を施され、大人になると南の地区へ移動して労働や「奉仕」に従事し、そして心身を壊して労働力として使い物にならなくなると市民の資格を剥奪されて療養地区に送られ、そこで余生を過ごすこととなる。
このファンシーな町にまるで似つかわしくない異様な光景は、暴走した【C141】が作り出したものである。
また、劇中幾度も登場する「イア・タァ シンパッ・ケウ」というワードからはクトゥルフ神話の「いあ いあ」を連想した人も多いだろう。
 
シナリオクリア後は一部住人が笑顔を取り戻すものの、無限動力炉が修理されるまでは「奉仕」によるエネルギー供給が続くこととなる。

関連人物

【プクラス】
【C141】

余談

バージョンアップ直後はネタバレ防止(極端に言うと今回は過去ではなく「未来」であることも伏せる)のため、【かきおきメモ】による【ふうせん三姉妹】のお知らせでは「プクリポの新しい町」とだけ紹介されていた。