【エスコーダ商会】

Last-modified: 2023-11-16 (木) 10:57:10

概要

【蒼天のソウラ】に登場する商会。
本拠地は【ヴェリナード】と思われる。
元は小さな廻船問屋だったのだが、代表のエスコーダが一代で王宮御用達の商会にまで成長させた大貿易会社である。
種族や地域を問わず孤児の保護を行う慈善事業も行っている。

構成員

代表【<エスコーダ商会会長>エスコーダ】

【ウェディ】の男性。末娘のマルチナが16歳なのでそれなりの年齢である。
秘書としてサングラスをしたドワーフの女性を連れている。
叱るべき時には叱るが、娘にはとても甘い。
【女王ディオーレ】と懇意にしているようで女王から情報提供を受けることもある模様。
10年前の海難事故で世話になった【ルシナ村】に対しては、利益が少ないのにもかかわらず定期船を出すなど義理堅い面もある。
【イシュナーグ海底離宮】突入編では作戦に莫大な金額を出資しているが、そのスポンサー権限としてマルチナ達のパーティを最後発の第四陣にするといった干渉も行っている。

跡取り娘【マルチナ】

ウェディの女性。16歳。
エスコーダの末娘にして跡取り娘……にもかかわらず、冒険者として【アストルティア】を旅している。
冒険者と並行して交易事業の一部を任されており、総資産は数十億ゴールドに上るという。
16歳の誕生日に交易の勉強のためという名目で快速ガレオン「パトリシア級8番艦ミーティア号」を船長のパブロッキと多数のクルーと共に与えられ、【コットン草】【シルク草】【エルトナスイセン】といった素材を鮮度・品質を保ったまま大量に【裁縫ギルド】等へ卸すという貿易業を行う傍ら、冒険で得たアイテムから【水上用ドルボード】といった新商品の開発認可及び試運転も行っている。
【ヴェリナード王国】の軍艦の建造などに携わる造船企業の令嬢でありライバル?でもあるエイダから一方的に執着されているが、当のマルチナ本人からはセレブ友達と思われている模様。

会計士見習い【ルビビ】

【エルフ】の男性。15歳。
孤児としてエスコーダ商会に引き取られて育てられた。
年が近いためにマルチナとフーゴとは姉弟のように育てられたが、その性格からマルチナのことは主人として扱っている。
マルチナの世話を焼くのが生き甲斐であり、洗濯のような雑事も主にルビビの役割である。
会計士としてエスコーダ商会に貢献するつもりだったようだが、ソウラを追って冒険者となったマルチナを支える為に僧侶として戦うこととなる。
エイダの執事ゆキンカクとは同じ付き人として張り合う存在である。

荷役夫【フーゴ】

【オーガ】の男性。17歳。
【オーグリード北部】の豪雪地帯、【ランガーオ山地】にあるオーガの集落出身で、現地で食されている「ベギラ大根(だいごん)」の辛味成分ベギラゴニンに過剰反応し、理性を失って暴れ回るという性質を持つ。
この体質が6歳の頃に現れたために孤児となり、エスコーダ商会に引き取られた。
エスコーダ商会に引き取られた直後はルビビよりも細い体格であったが、船旅と荷役の仕事のせいかオーガの標準体型を大きく上回る巨漢に成長した。
極度のどもり症を持っており、「フー語」とすら呼ばれる言葉遣いで話すため、幼馴染のマルチナとルビビ以外ではエイダの用心棒ぷきにしか言っていることが伝わらないという悩みを持つ。

倉庫警備【アレック】

元は【メギストリス王宮】の騎士で【アルウェ王妃】の親衛隊の1人。
アルウェ王妃の突然の怪死から王妃を守れなかったことを悔いて引退し、親友のエスコーダを頼ってエスコーダ商会の倉庫警備の職に就く。
しかし、末娘のマルチナ嬢の冒険者デビューをきっかけに再び【パラディン】として現役復帰することとなった。
詳しくはリンク先参照。

交易船船長【<交易船ミーティア号船長>パブロッキ】

プクリポの男性。アレックと同年代(アレックの幼馴染で五十年来の腐れ縁とのこと)。
クルーをまとめ、船を操る熟練の船長で、マルチナがオーナーとなる
魅力的な女性を見ると年の差を考えずに口説きだす悪癖がある。

ミーティア号クルー【フレッキ】

揃いのセーラー服に身を包み、バンダナと髪の毛で眼を隠した多種族混成の商船クルー達。
その中で唯一名前があるのがエルフの男性、フレッキ。パブロッキ船長の補佐を行う。
当然、港では商材の荷運びなどをフーゴ共々行っている。
クルーにはオーガもいるのだが、フーゴのような規格外の巨漢になった者は1人もいない。
海の男として船上戦闘などもこなすが、陸の上では本調子にならない様子。

私掠船撞木鮫号船長【ジャング幽霊船長】

元は「鉄血のジャング(ジャング・ザ・スティール・ブラッド)」「クズ鉄のジャング(ジャング・ザ・ジャンク)」などと呼ばれて恐れられた100年ほど前の伝説の海賊。
元は人間だったのだが、死後に【死霊博士ゾフィーヌ】の死霊呪文(ネロク)で蘇ってモンスターとなる。
彼のみ腐敗が強かったために【魔工技師プラクゥ】が作成した機械の身体で肉体の腐敗を抑えている。
ソウラ達と戦うが敗北して和解。ミーティア号クルーとの戦闘を避けるためにマルチナのアイディアでエスコーダ商会の発行した私掠船免状で契約社員となる。
その私掠船免状措置の報告の場で100年前の営利誘拐、殺人などの罪を女王ディオーレに裁かれた結果「エスコーダ商会私掠船撞木鮫号で無期限の遠島刑」という事実上無罪放免の温情措置を受け、女王に忠誠を誓う。
その業務は商船の護衛、魔物の掃海、新航路の開拓。魔瘴の霧が出る航路の探索など。
仕事柄冒険者に遭遇することもあるが、殺し合いにならないように努力をしている。
詳しくはリンク先参照。

ハンマーヘッド号クルー【ゾンビ系】モンスター達

【くさった死体】のスミスなどのゾンビ系モンスター達だが、その多くが元はアストルティアの五種族や人間で、死後にジャングと共に死霊呪文(ネロク)で蘇ってモンスターとなった。
現在はアズリアが「常闇の宝珠」から生成した赤ちゃんドラゴンの魔力でその身体を維持している。
クルーにはジャングが最初の海賊団で謀殺されかけた時からの仲間である古参と、2つ目の海賊団を旗揚げした時からのクルーとで二層になっている。
ジャングと共にエスコーダ商会の契約社員となった。朝が弱い者の中にはフレックス勤務で務める者も。

ペット【アニマルゾンビ】

いぬ

食糧兼海中戦力【わかめ王子】【こんぶ大将】

ヘルシーなエルトナ食を支えるお味噌汁のダシや具。美味。