未転生ステータス
Lv | HP | MP | 力 | 守 | 攻魔 | 回魔 | 素早さ | 器用さ | 魅力 | 重さ |
1 | 200 | 30 | 100 | 130 | 50 | 50 | 40 | 40 | 50 | 75 |
50 | 380 | 55 | 150 | 160 | 80 | 80 | 40 | 100 | 110 | 150 |
転生上昇量
HP | MP | 力 | 守 | 攻魔 | 回魔 | 素早さ | 器用さ | 魅力 | 重さ |
+20 | +24 | +10 | +23 | +24 | +20 | +11 | +19 | +10 | +2 |
取得スキル
【エンタの花道】
【エンタシステップ】
【扇スキル】
【扇の極意】(転生7回目)
【エンターテイナー】(転生8回目)
概要
芸に踊りにツッコミに マルチな才能で大活躍! 成長すればHPとみのまもり が大きく伸びていく。
仲間になった【エンタシスマン】。DQX TVなどでは「柱」の通称で親しまれている。
スカウトの書自体は各町で購入できるが、フォンデュやニードルマン同様レンダーシア以降にのみ生息しているので、スカウトするにはゲームをそれなりに進める必要がある。
スカウト時の戦闘ではそれほど苦戦しないだろうが、偽りのレビュール街道南では注意。
近くには索敵範囲が広いだいまじんがうろついているため、下手なレベルのうちにリンクされると倒される可能性がある。
Ver.4.5前期で設定されたデフォルトネームは、「タシスン」。
特徴
ステータス上はHP・みのまもり・おもさが高く、耐久面は盾を装備した【戦士】に近い水準まで伸びるが、習得する特技や装備は完全に【旅芸人】そのものという変わり種モンスター。
【ツッコミ】や【ハッスルダンス】での回復にくわえ、【零の洗礼】と同じ効果をもつ【いてつく一発芸】も習得できる。
転生回数8回にまで到達すれば、【エンターテイナー】のスキルラインにより、【エンドオブシーン】と【風斬りの舞】代わりの【たたかいの踊り】も習得可能。
ただし、現状エンタシスマンは次のような問題点を抱えており、フィールドではほとんど劣化版旅芸人と言わざるを得ない。
- デフォルトでは【ホイミ】【ベホイミ】【ザオラル】といった回復呪文を持たず、回復手段がハッスルダンスしかないため、蘇生や【まんたん】ができない。
そして追加スキルラインの仕様上、ホイミ系とザオ系とたたかいの踊りはどれか2つまでしか選べないという、旅芸人の代役をする上で致命的な欠陥がある。 - 【攻撃力上昇】の付与手段がたたかいの踊り一本で、【バイシオン】や2枚目の範囲バフ技を持たないため、バフを消された時のリカバリーが苦手。
- 旅芸人と比べて素早さがかなり劣っており行動間隔が長い。
上記の通りスキルラインの選択に余裕がないため、【すばやさアップ】で補うこともできない。 - 【扇スキル】を攻撃に起用するのは難しく、攻撃技が事実上【火ふき芸】一本になるため、炎属性に強い耐性を持つ相手が苦手。
- 最大MPがかなり低いわりに特技のMP消費が多く、燃費・継戦能力の問題は前衛アタッカー型のモンスターよりも深刻。
一応この点はステータスの強化や最初から習得可能な【マホトラ躍り】や追加スキルの「芸人魂」でかなり改善された。 - 「呪文と特技の回復強化(1.2倍)」が【エンタの花道II】、その対象となるハッスルダンスが【エンタシステップ】と別々のスキルラインにあり、スキル振りの自由度も低め。
そもそもハッスルダンスでは回復量が全く足りていないため取る必要が薄いと言ったらその通りなのだが… - 【ゴッドジャグリング】や【いやしのメロディ】といった強力なバフ・デバフ技に相当するスキルがない。
唯一いてつく一発芸は本家旅芸人に無い強化消去ができるが、上記の欠陥を差し引いてこの一点で敢えてこちらを選びたくなるような場面もあまり存在しない。
ただし、【モンスターバトルロード】では貴重な範囲状態異常回復とバフ解除の使い手であり、火吹き芸で十分なダメージを出せる上にバッジによって蘇生呪文や【バイキルト】を習得すればバリエーションの乏しさを克服できる。
さらに「ホイミスライム・金のバッジ」「グラコス・虹のバッジ」などによって限界まで回復力を高めたハッスルダンスは下準備なしでHP600以上回復させることができ、いぶし銀的な働きが期待できる。
エンタシスマンはバトルロードでこそ本領を発揮できるモンスターの典型と言えよう。
育成
追加スキルとしては転生8回目以降の【エンターテイナー】は必須で、残り一つに【かいふく】【ちりょう】【いやし】のいずれかひとつ、という振り方が一般的である。
「かいふく」を取った場合は蘇生呪文が、「ちりょう」「いやし」を取った場合は単体回復呪文がなくなるため一長一短。
フィールド狩り運用の場合は事故が少ない前提で「かいふく」、バトルロード運用の場合は回復技が【ハッスルダンス】だけでも問題ないため「ちりょう」「いやし」を取るのが無難だろう。
スキルの振り分けとしては【エンタの花道】の【いてつく一発芸】、【エンターテイナー】の【たたかいの踊り】および【エンドオブシーン】は鉄板で、残りで余ったSPで【エンタシステップ】の【ハッスルダンス】とエンタの花道IIの回復呪文と特技の強化、またはもう一方の追加スキルラインを可能な限り取得するのが基本。
火力技は基本的に【火ふき芸】に任せるため【扇スキル】は一切なくてもさほど問題はない。【花ふぶき】は有効ではあるが、エンタシスマン自体のSPの余裕があまりないため諦めてしまったほうがよい。
できることが多いのでバトルロードでヒーラーが他にいる場合は回復はそちらに任せて各種サポートに蘇生、火吹き芸での火力と割り切るのもアリ。
実はエンタシステップIIに2つ、エンターテイナーに1つ常時みかわし率5%が入っており合計で15%のみかわし率を取れる。さらに任意スキルラインで5%(【みのまもりアップ】か【すばやさアップ】)、タンブラーセットで3%、足錬金上級+大成功で約5%を追加すると目に見えて避けるようになる。ダンサーステップ発動でさらに避けるので一風変わった運用をしたい場合はやってみよう。
Ver.5.1
転生時に追加されるステータス量がアップし、特に耐久面で大きく強化された。
盾スキルを持たないが、単純な耐久面では仲間モンスターの中でも上位に位置するようになった。
しかし、バトルロード外で連れまわすには上記の問題点が燃費以外解決しておらず、Ver.5.0において旅芸人が大きく強化されたことも相まって、相変わらず劣化旅芸人の立ち位置からは抜け出せないでいる。
Ver.5.2
【火ふき芸】の威力が上昇し、【スピニングピラー】がこうげき力ときようさに応じて転びの成功率が上昇するようになった。
特に火ふき芸は、特化すれば1発のダメージが500に届くという超強化を施された。1ターン目のバフなしの状態から放てる特技の中では破格のダメージである。
バトルロードだとバッジでさらに強化でき、耐性のない敵には1発1000を超えるダメージをたたき出すことも。
また地味に素早さがアップし、素早さスキルを取得し速度特化すれば人並みの素早さに。【たたかいの踊り】が他の範囲バイキよりも判定が僅かに早いのもありサポの中では比較的早く開幕にバイキルトを配る事ができる。回復スキルを取れなくなるのでまんたんには対応できないが、ハンマー【盗賊】にまんたんしてもらうことでカバー可能。
Ver.6.1
バトルロードで【零の洗礼】を覚えられる【プクラス】・光バッジが追加されたことで、バフ解除の希少性が失われてしまった。
必殺技、他の効果ともに非常に強力で最低1パーティーに1人はつけるレベルなのも痛い。
Ver.6.5前期
転生時にプラスされるステータスが増加。HP、MP、みのまもりの大幅な増加が嬉しい。ちからも若干増えてはおり、おうぎのまいも強化されているがまだ攻撃用途では使えないか。
かつては【エンドオブシーン】が溜まっていない時に【ツッコミ】を使うとよく失敗していたが、きようさの強化によりそちらの心配もなくなった。
魔力の増加により装備、アクセで補正しなくても元のステータスと扇だけでハッスルダンスや火吹き芸のキャップに到達するようになっている。尤も魔力の代わりに伸ばして嬉しいステータスも特にないが。
またなぜか唯一今回の調整ですばやさが上昇していない。
他はドラキーとねこまどうは+1、残りが+2(×転生回数)されているのだが…
Ver.6.5後期
固有特技の強化に加えて転生回数に応じてスキルラインのⅡ,Ⅲが開放されるように。
火ふき芸はダメージアップ、いてつく一発芸は成功率アップ、スピニングピラーはダメージ・ダメージ上限・成功率に加え準備・硬直時間も強化された。更にたたかいの踊りは攻撃呪文強化がついて【風斬りの舞】と同効果になったが、ハッスルダンスはプレイヤーに合わせ準備時間が延長(硬直時間は減少したが)してしまった。
またスキルラインの追加分では【超ハッスルダンス】を新規習得、打たれ名人効果や特技範囲+2mといった便利なパッシブも習得した。
一応スピニングピラーで最低限の範囲攻撃はこなせるようになったが、主力だった火ふき芸は強化量が少なくホイミ系やザオ系は覚えなかったのでまんたん適性のなさはそのまま。
超ハッスルダンスも祈りベホマラー程度の回復力で、攻撃呪文強化を活かせるシチュエーションも少ない(そしてその場合は扇【賢者】の方が便利)ため、大きく強化されたモンスターも多い中でいまいち物足りないままではある。
Ver.7.0
動き
こいつを語る上で欠かせないのが、そのモーションの面白さである。
本来こいつは炎が付いた燭台付きの石柱に化けた魔物であり、仲間になったあとも炎は消えない。
住宅にいるときも戦闘中も構わず燃え盛り、武器や盾を装備していると、まるで燃えているようにみえる。
そして戦闘以外の場面では、盾を身体の中央部に設置する。
他にも時折見せるやる気の無い表情や、ルーラストーン使用時にロケットの如く飛んでいく姿など、凝り過ぎではと思えるほどモーション班の仕事ぶりが光る。
【中島諭宇樹】もこの点を気に入り、何体も仲間にしたようだ。「素麺のソーミャ」によると、見た目が似たお菓子の名前で統一されている。
余談
【モンスターシール】が実装された際、道案内をしていたプレイヤーは背の高さとかがり火が道しるべとして目立つとして、エンタシスマンを連れて立っていた。