【ギガデイン】

Last-modified: 2022-11-20 (日) 00:53:30

・デイン系呪文

【デイン】-【ライデイン】-【ギガデイン】-【ジゴデイン】

概要

周囲を巻き込む
すさまじい雷が
敵にふりそそぐ

【デイン系】の上級呪文。対象に巨大ないかずちを落とし、対象を中心とした広範囲に130~程度の雷属性呪文ダメージを与える。消費MP20。
他のデイン系呪文共々プレイヤーには開放されておらず、モンスター・NPC専用の呪文となっている。

敵では【シルバーデビル】【聖獣ダイキリン】【こうていタップ】【ブラバニクイーン】などが使用(Ver.2.2前期段階)。
特にVer.1.0からいるシルバーデビルやこうていタップは当初何の気もなしに喧嘩をふっかけた多くのプレイヤーを驚かせた。

プレイヤーサイドでは【勇者姫アンルシア】が使用。
Ver.2.1で他呪文系統は消費MPが減少調整されたが、デイン系はこの調整を受けておらず、特にVer.2.0ラスボス戦では何も考えずにがんがん放つためにすぐにMPがなくなってしまう困った呪文。
Ver.2.2後期からはスキル【真理】の中に入った為、振らない限り使わせずに済む。それでいいのか、勇者の呪文。

威力はLV50で真理スキル40ポイントでおよそ370程度のダメージとなる。【ライデイン】と違いこちらは魔人の魔法で攻撃魔力が増えると多少威力が伸びるので、威力をキャップさせるには魔人の魔法による増強が必要となる。

魔力かくせい、攻撃魔力(攻撃力)上昇効果を得た状態で暴走すると範囲に1000~のダメージを叩き出す事も一応は可能なのだが、魔人による補助効果がそもそも気まぐれさに加え、ギガデインを習得するまでに大量のスキルポイントを使わなくてはならないので失うものが多すぎるかもしれない。
また、正義スキルにも割り当てないと詠唱時間が長く、雷耐性やマホカンタ持ちの前には無力なのもネック。

ただ、アンルシアは壁が成立している状態になったり。ブレスや範囲攻撃呪文を使われたりする等事ある毎にこれらを避けようとして距離をとる傾向があるので遠距離から攻撃出来る当呪文はAIとの相性は良いと言えば良いのではあるのだが…。

Ver.2.3

アンルシアのギガデインの詠唱時間が短縮。それと共に消費MPが32→20に減らされた。
正義スキルの早詠み効果がかかると1秒詠唱が可能になり、バフ条件つきながらメラ・ヒャドと同じ速度で打てるようになった。
ちなみにアップデート情報には「アンルシア」と限定されているが、魔物側のギガデインの消費MPも20に減らされた。

Ver.2.4

【ドラキー】のまりょくのうたに早詠み効果が付き、アンルシアもいつでも覚醒+スキルなしで早詠みの恩恵が受けられるように。
ドラキーとセットなら使用も検討に入るかもしれない。
ちなみに覚醒状態でのギガデインは全体に平均550ダメージくらいはでる。プレイヤーが杖装備なら魔方陣を引いて暴走させることも可能なので十分実用に耐える数値といえる*1。いつもの突撃戦法に飽きたら是非。
 
敵側では【ダークドレアム】が使用。
これだけ聞くと最上級呪文ではないから安心と思うかもしれない…
ところがぎっちょん900近くというジゴデインも真っ青なダメージを叩き出してくる。更には怒り時に起きやすい暴走でダメージは1500~1700まで跳ね上がる。
Ver.3.0で会心完全ガードが会心ガードに変更されたため、最低でも1人、最悪数人のHPが文字通り消し飛ぶ。
しかし、同時に雷に高い耐性を持つ【精霊王のクロークセット】が登場したので、他の装備による耐性や【魔結界】との併用で耐える事も可能となっている。盾持ちの場合は【スペルガード】で回避したい。
あえてジゴデインではなくこちらを使うようにしたのは原作6を忠実に再現したからであろう。

Ver.3.5

【海冥主メイヴ】が使い手に現れた。
確実に暴走し、無耐性で喰らうとカンストダメージ(2999)とダークドレアムのギガデインも真っ青な威力を叩き出す。
しかも内部的には更にダメージが大きい(大凡3000~4000程)ようで、多少耐性を積んだ程度では無意味となってしまう。
精霊王のクロークセットや【賢哲のころもセット】を装備できる後衛は兎も角、前衛は耐えられる程度まで雷耐性を積むことはほぼ不可能と言っていいため、盾を持ってスペルガードで対処した方が確実。
或いは常に暴走することを逆手にとって【会心ガード】を併用する手もある。
雷耐性が50%前後あれば何とか生き残れる程度にまではダメージを落とすことができる。50%くらいならば【風雷のいんろう】(雷ダメージ減伝承で最大29%)+【ストームタルト】☆3(19%減)+鉄壁の雷耐性(最大6%)で最大54%と高額な装備が無くても達成でき、僧侶や占い師ならこれに精霊王や賢哲を装備すれば更にダメージを軽減できる。
 
強さ4では使用頻度が大きく下がる。
その下がり具合たるや1回の戦闘で1~2回使うかどうかというくらい。そのためあまり雷耐性を意識する必要が無くなるが、僧侶はいざという時のために高い耐性を持たせておいたほうが良いかもしれない。

強さ5ではそれなりの頻度で使用するようになる。
強さ4の実装時よりHPが上がっており、道具構成が主流なので、装備で呪文耐性を盛って、【磁界シールド】+【マジックバリア】2段階に防御を合わせて耐える方法が主流になっている。

Ver.3.5後期

期間限定イベント【大魔王ゾーマへの挑戦】で、イベント限定で遂にプレイヤーも使用することができた。
職業が【勇者】の場合に使用でき、消費MP20、詠唱時間約2秒、チャージタイム60秒。
ダメージは650前後と同イベント内の攻撃手段としては頭二つほど抜けており、ゾーマの膨大なHPを削るために非常に頼りになっていた。
非常に強力な反面消費MPも非常に大きく、勇者の最大MPは139しかないので回復しなければ6発しか撃てない。
勇者は失敗しやすい【ザオラル】はともかく回復量が大きい【ベホイミ】も使用できるので、余裕をもって【けんじゃのせいすい】を使うなりしてMPは常に多めに保っておきたい。

Ver.5.3

アンルシアが新たに習得した【超越】スキルにより、更に25%の上乗せが可能になった。
全て込みで覚醒状態だとダメージは850前後となり、通常攻撃と同程度の威力が出る。
【巨大魔瘴魂】戦や【心層の迷宮】内では仲間呼びがあったり、一度に出現する敵が多かったりと何かと範囲攻撃が欲しい場面がある為、習得しておくと便利になった。
【ゴリラ姫】が事実上弱体化されたことや、限界レベルが上がった事と【勇者の覚醒】の習得によって【忍耐】の優先度が下がり、スキルポイントにも余裕が出たのも追い風。



*1 魔法陣の上に陣取ってくれるとは限らないが。