【ギルガラン王子】

Last-modified: 2024-03-11 (月) 00:44:17

概要

Ver.4.2ストーリー【赤き大地の双王子】の重要キャラクターの片割れ。演者は水中雅章。
【オーガ】であるが第二王子【グリエ王子】同様、顎がシャープなイケメン。
 
1300年前のオルセコ王国の第一王子。表向きはグリエ王子の兄とされるが、実はである。
父である【先王ゾルトグリン】が消息不明のため玉座に座っているが、即位はしていないため王では無い。玉座に座りながら肘をついている。
【グローリーアックス】を得物として戦闘力は高いものの、粗暴な態度をとっているため国民からの評判はよろしくない(実際親戚にもっと態度がよろしくない人物がいるが)。国民の頼みを聞かず歴代王家の墓を勝手に荒らしたりと勝手気ままに動き、国政は【ムニュ大臣】やグリエ王子らによって支えられているのが実情であるが、その心の中にはオルセコの民を慈しむ優しさを秘めており、それに気づいていたのはグリエただ一人であった。
 
序盤で墓荒らしをしたのは遺品にあるラーの鏡を入手するため。ゾンガロンが身に着けていたブレスレットからその正体が父親だと見抜き(そのブレスレットはかつてギルガランが父親にプレゼントしたものと同じものであった)、ラーの鏡を使うことでそれを確信する。その後自分がグリエの弟であるとムニュから聞かされるが、依然として主人公を手下扱いする【カンダタ】さながらの暴虐ぶり。
しかし先王の間で父の本心を知り、【戦神の宮殿】にて先代【魔封剣姫】から魔封の術を会得すると、態度を軟化させグリエを探すよう主人公に頼み、単身血戦に赴いた。
 
本来の歴史ではその後自らの命を以て魔封の術を発動させてゾンガロンに楔を打ち込むが、完全に封印を発動させるには100年間必要であり、その間に多くの血が流れる事態となった。
だが主人公の起こした歴史改変により、オルセコ兵士達や避難民達が戦の舞を会得しゾンガロンの弱体化に成功、100年待つことなく【太古の氷穴】に封じる。さらにゾルトグリンの魂を魔封の術の媒介としたことで、自らは生き残りつつそれまでの活躍により、兵士達への信頼も回復した。
しかしその代償としてグリエだけはギルガランをゾンガロンの凶刃から守ったことで致命傷を負い、命を落としてしまった。
 
その後正式に王位を継ぎ、避難民達を悪鬼の見張り役として【ランガーオ村】に住まわせる盟約を結んだあと主人公にそれまでの無礼を詫びた。直後登場した【メレアーデ】との会話にはついて行けず目を白黒させる場面も。
その後彼は積極的に他国の戦士を招く武術大会を開催、オルセコ王国最盛期を築き上げる。晩年はギルガラン大王と呼ばれ、息子達にオーグリードの各地で人々を助けるよう言い残した。
ちなみにオルセコの王位は末の息子が継いだ模様。
 
【狂鬼ドランド公】【悪鬼ゾンガロン】戦では【NPC戦闘員】として加わる。ギルガランとしてはどちらも「主人公の方が勝手に助太刀してきた」という形だが。
Lv100、HP820、MP210。特技は【真・やいばくだき】【蒼天魔斬】【鉄甲斬】【真・オノむそう】。悪鬼ゾンガロン戦ではこれに加えて【チャージタックル】【降魔紅蓮斬III】【ラーの鏡】が加わる。
特技的にHPが高めの典型的なオノ戦士と言ったところ。性格が反映されてか、これまでのNPC戦闘員と違って蘇生、回復行動を取ってくれないが、火力役としては優秀。
しかし敵の火力も相応に高い為、ギルガラン自身に回復呪文が無い事もあって高HPの割には結構な頻度で死んだりするので注意。特にラーの鏡を使ってくれる悪鬼ゾンガロン戦では死ぬと場合によっては壊滅に陥りかねないのでなるべく死なせないこと。
 

Ver.6.0

聖天舎の2階、G-5で読める『星導秘録』という報告書によると第18代王であったこと、英雄の候補として天星郷へと導くことが提案されていたが、「グリエとの再会を ジャマしないでくれ」と辞退したため、候補から抹消されたことが記述されている。

イベントでの出演

【第6回アストルティア・ナイト総選挙!】

兄共々出場した。投票すると貰えるお菓子は炎の様に赤いカップケーキ。食べると舌が真っ赤になるが、スパイスの効いた甘すぎない味は一度食べたら忘れられないそうだ。
最下位に終わった兄とは対照的に、【ヒューザ】とデッドヒートを繰り広げた末、最終的には2位と大健闘。
 
それ以降も予選では毎回上位になるも、運営が推薦枠を大幅に取るようになったことや、シード制導入による予選枠減枠による影響で押し出されてしまう。
極め付けに、第8回から第10回まで予選では3年連続で4位となっており、ギリギリで出場権を逃してしまっている。

【第11回アストルティア・ナイト総選挙!】

2位で予選を突破し、5年ぶりの本戦出場。
ナイト総選挙の出場者に【キャラクターボイス】がつくようになったのは第8回からのため、ここで初めてボイスがついた。
上記の通り惜しくも出場権を逃し続けていたため以前から乱入を考えており、その度にグリエ王子に止められていたことを吐露した*1
 
投票すると貰えるのは、炎のように赤いクッキー。見た目に反して辛くはなく、ドライフルーツの酸味と甘味が絶妙とのこと。
 
中間発表で上位3名に入っていることが明かされ、パドレとのデッドヒートを制してナイトに選出された。オーガとしては初のナイト獲得である。
予選では毎年上位に入りつつも本戦出場を逃し続けて来たが、久しぶりの本戦出場の勢いのままにコンテストを制することになった。

親族

名前続柄
【先王ゾルトグリン】
【王妃ララリア】
【グリエ王子】
【ララバ】?伯母
【ゼルガン】再従兄弟
【カルレ】再従甥
【エリガン】1300年後の子孫(歴史修正後)


*1 なお今回はグリエは舞台袖からギルガランを心配して見ていた。