【ゴッツェ】

Last-modified: 2022-09-26 (月) 22:55:55

概要

Ver.5.3のストーリークエスト【大魔王の征戦】に登場する【ドワーフ】型の【魔族】の男性。【反逆者ゴッツェ】も含め、声は影山貴広*1
 
主人公を【大魔王】と認めず、各地で仲間を集めて「魔界解放軍」を設立し、反乱を起こそうと企てていた。
同クエストにて【ヴァレリア】の命を受けた【ベルトロ】が調査をしていたのだが、「なかなか尻尾を出さない」「用心深い」とのことで難航しており、下記の決起集会までその姿を拝めないことも含め、どれだけ大きな存在なのかと思われたのだが……。
 
ベルトロの裏切りの芝居と、偽の大魔王城の設計図を餌におびき出そう、という策にあっさりとつられる形となり、バルディスタ軍という強力な味方を得た(と誤解した)ことで、砂塵の遺跡にて遂に決起集会を行うことに。その際、捕らえていた【ナラジア】を戦勝祈願のいけにえとして捧げようとしていた。
その決起集会にてベルトロが芝居を止めて魔界解放軍へ矛先を向け、さらに大魔王本人(主人公)も登場と一転して絶体絶命に追い込まれたが、【魔瘴石】の力で反逆者ゴッツェに変身し反撃に出る。
 
撃破後は元の姿に戻り、変身に使った魔瘴石がある道化師からもらった特別製であったことを漏らす。この道化師が誰かは作中で明言されないものの、【旅芸人ピュージュ】であろうことは想像がつく(なお、後に発売された【アストルティア秘聞録】でピュージュであると明言されている)。
彼も大魔王になりたかったが、【アスバル】【ヴァレリア】のような大物には敵わないと諦め、【大審門】にも出向かなかった。しかし現実は唐突に現れた地味な若者が大魔王となり、そのような者がなれるなら誰がなっても構わないと思ったため反乱を起こしたという。
その理由も理由な上、用心深かったはずがベルトロの芝居にまんまと引っかかる、決起集会で口上を述べる時に仲間の怒号に妨害される(しかもそれにむきになってキレる)、上記の理由を述べた後にさながら子供が駄々をこねるような仕草をする…等々、蓋を開けてみると何とも小物臭い面が目立つこととなった。よくリーダーとしてまとめられていたものだが……。
従える部下も魔族2人と【リザードマン】【オークキング】【あくま神官】とお世辞にも強くなさそうな奴ばかりで、ベルトロの指示で戦闘前に捕まっている。
 
ある意味Ver.5恒例のコメディ担当キャラの1人と言える。
ただし討伐直後の【大魔王城】のNPCとの会話によると、ゴッツェは魔界内で一目置かれていた実力者であったことも事実であり、それを討伐した大魔王の評価も上がることになった。まめちしきによれば反逆者というよりただの大魔王ファンかもしれないが。
何はともあれヴァレリアの目論見通りになった結果といえるだろう。
 
最終的にどこかの盗賊の様に、渾身の土下座をして許しを願い(ここで許さないと無限ループに陥るので結局許すことになる)、そして主人公に許された彼は、心を入れ替えて大魔王に忠誠を誓うのだった。



*1 Ver.5.4期間で公式発表されたが、それより前にも影山がTwitterで公表していた