【ファウロン】

Last-modified: 2021-07-20 (火) 14:27:39

概要

【ゼクレス魔導国】にいる【魔族】の老人。
城下町の道具屋の脇を抜けていったわかりづらい裏路地に佇んでいる。

【亡き王に手向ける花】(Ver.5.0)

クエスト依頼者。
ゼクレスの前【魔王】であった【イーヴ】を信奉する「前王派」のリーダー。
【エルガドーラ】の傀儡である【アスバル】の統治には不満を覚えており、イーヴの遺志を継ぎエルガドーラの支配を転覆させるべく地下活動を行っているという。

【ある魔術師の悔恨】(Ver.5.3)

イーヴを対象とした死の結界を張った元宮廷魔術師【サラジャン】の依頼で結界を解くために力を借りることになり、ファウロンは喜んで協力する。
エルガドーラが死に、魔界も新たな大魔王が平定したものの、ゼクレスの真の平和が訪れるのは真の王を迎えた時のみという信条は変わらない。
しかし他のメンバー、ゼクレス城に勤めるジェグロドやナクリンは協力こそするもののその態度にはどこか含みがあり、前王派が一枚岩ではないことを思わせる。

【亡き王国に捧げる詩】(Ver.5.5後期)

イーヴが実はアストルティアで生きていることを明かし、現魔王のアスバルを排してイーヴを迎えるつもりであることを語る。
手がかりとしてイーヴがたびたびエルガドーラに宛て書状を送っていたことを明かす。
 
その後、偶然見掛けた主人公に首尾を聞くべく追っていたところ、イーヴとの連絡係を担っていたヴァラックに遭遇。
しかしヴァラックからはイーヴがつい先頃死亡したことを聞かされる。
最初は耳を疑ったものの証拠の品まで見せられ、ヴァラックに信頼を置いていた彼は消沈し、前王派は解散に至ることとなった。
 
実はヴァラックの正体こそがイーヴだと思われる(詳細はイーヴの項を参照)のだが、ファウロンがそれに気付く様子はない。
ヴァラック曰く、そもそもイーヴが魔界を捨てたのはゼクレス王家の血を途絶えさせ王政を廃止したかったからであり、もとより王に返り咲く気など一切なく、彼らに担ぎ上げられることに迷惑していたようだ。
またジェグロドはいざという時はアスバルにつく、ナクリンはアスバルの邪魔はしないと語っており、純粋な前王派は実質彼だけだったようだ。あるいはこの2人もエルガドーラの傀儡状態だったアスバルの時はファウロンと同じだった考えだったのかもしれないが、エルガドーラが死亡して以降のアスバルを見て考えを変えた可能性もある。