【フーラズーラ】

Last-modified: 2024-04-25 (木) 21:06:04

概要

Ver.7ストーリーに登場する魔物。
あらゆる場所に音もなく現れては人を食べるなぞの化け物であり、【アマラーク城下町】に住まう人々を長年悩ませ続けている存在。
見た目はDQ9に登場した病魔パンデルムを黒くした姿。詳細は後述するが、状態異常を多用する戦闘スタイルもパンデルムと共通している。
食べるのは人間だけで、家畜などには興味を示さない。人間のいない場所にも現れず、後述の侵攻の際も農場などには姿を現さなかった。
 
ガス状の体をしており、通常の攻撃は煙のようにすり抜けてしまい通用しない。
通用するのは【アマラーク城】が発見された時に城に残されていたという【黒槍クバーラト】のみであり、それ以外での対処ができない場合、誰かが食べられることで満足して消えるのを待つしかない。
この脅威にアマラーク城の兵士たちは完全に心が折れており、兵士の仕事とは市民に代わってフーラズーラに率先して食われることで、死を恐れないことこそ美徳であるという考えが根付いてしまっている。

【未来への扉とまどろみの少女】

主人公たちが【アマラーク城下町】を訪れた際に、フーラズーラが現れたという知らせが響き渡る。
今まさに目の前で市民が襲われているのを見て、【ジーガンフ】が飛び出して攻撃を仕掛けるが、一切通用しなかった。
兵士たちが駆け付け、市民に代わって自らを食わせようとしたその時、【イルシーム】が現れ黒槍でフーラズーラを撃破した。
 
後に【ハディン採石場】において【ラキ】から、フーラズーラは黒槍自体に弱いのではなく、黒槍に宿る強い【創生のチカラ】?が効いていると聞かされる。
その言葉から、創生のチカラと近い性質を持つ「気」を集中させた攻撃ならフーラズーラに通用することにジーガンフが気づき、その場に現れたフーラズーラを実際に粉砕してみせた。
主人公もそれに倣うことでフーラズーラと戦えるようになり、後から現れたフーラズーラをジーガンフと協力して倒す。
しかし突如何体ものフーラズーラが現れ、そのまま姿を消したのを見て、ラキはフーラズーラがアマラーク王国に大規模な侵攻をかけたと気づく。
ラキ曰く、フーラズーラは長い間アマラーク地方に潜んでおり、住まう人が少ないうちは姿を現さない。
アマラーク城に人が増え始めた頃に時折姿を現すようになり、命をつなぐ分だけ少数の人間を食べていく。
やがて町が栄え、人が十分に増えた頃に一斉に侵攻をかけて人間を食べつくすとのことで、今の戦いがその呼び水になってしまったのであった。
 
アマラーク王国には無数のフーラズーラが現れて人々を襲っており、イルシームも手が回り切らない状況となっていた。
駆け付けた主人公たちはアムル広場にて、フーラズーラの大将格である【アズ・フーラズーラ】と戦い、打ち倒した。
アズ・フーラズーラは消滅する際、「タスケテ。タスケテ。タスケテ…」と言葉を残した。
 
危機が去った後、ジーガンフはフーラズーラとの戦い方を指南するためにアマラーク王国へと残ることになった。

攻略

HPは21万程度。
この戦いではジーガンフが【NPC戦闘員】として加わる。
 
戦闘開始直後はプレイヤーの攻撃は通用しないが、少し時間が経つとコマンドに「????」が出現し、使用して気を高めることで攻撃が通用するようになる。
開始直後は補助等で態勢を整えておくといいだろう。
なお、【竜術士】で戦う際には【ドラゴラム】中は「????」が使えない点に注意。
せっかくの【ゾーン】を解除しなければならなくなるため、ゾーン技の発動は「????」の後にしよう。
 
通常攻撃は大したことはないが、各種攻撃のダメージはどれも高め。
闇耐性があるとよいが、それだけでは防げない技も多い。
猛毒は50ダメージと強力なので、毒耐性は付けて挑みたい。呪煙は【魔蝕】と同じエフェクトであり、見てから離れても避けることは可能。
 
ジーガンフの火力はかなり高めで、ボスのHPも高くはない。回復を怠らなければ苦戦はしないだろう。