【イルシーム】

Last-modified: 2024-04-25 (木) 09:19:11

概要

Ver.7.0ストーリー【未来への扉とまどろみの少女】のアマラーク編で初登場した人物。

ネタバレ注意

CV:三上哲(少年時代は皆森水希。同Ver.ではリオネを兼任)
【国王リズク】に仕え、【黒槍クバーラト】を使いこなすアマラーク最強の武人。
クバーラトは【フーラズーラ】に対抗できる唯一の手段と信じられており、その使い手の責務として市民を保護するために日夜奔走している。
神出鬼没のフーラズーラに対して隙を晒さないため、酒は飲まず配偶者も持とうとしない。
とはいえ流石に彼も人間なので食事・入浴・睡眠といった休息は必要であり、その際は次点の戦士にクバーラトを貸す。
本人や使用人の話によれば甘味とお風呂が好きらしく、彼なりに僅かな休息時間を楽しんでいるようだが、真面目過ぎるためか休息すら健康維持のための義務に過ぎないと捉えている節もある。
 
なお、かつてのイルシームは名前すらろくに持たない山賊の下っ端を務める少年であった。
しかし、【リズクの母】であるアマラーク先代女王を狙った際に返り討ちに遭い、若き国民を宝と見做す彼女の意向により保護され、名前と兵士の職を与えられる。
その恩から先代女王には忠誠を誓っており、忠義を果たすために王国最強の戦士となりクバーラトを手に戦う権利を掴み取った。
また、女王の頼みで息子リズクの兄代わりも務め、幼少時におしめを変えるところからあちらの世話をしており、今もプライベートの場ではタメ口で話せるほど仲が良い。
ちなみに拾われた際はまず風呂で体を清めるよう言われたらしく、彼のお風呂好きはこれに由来していると思われる。
しかし、先代女王もまたフーラズーラの犠牲となってしまい、恩人を失った悲しみが彼の自己犠牲精神をさらに強めてしまうのであった。

【未来への扉とまどろみの少女】

主人公たちが対面するのは、【川辺の休憩所】にて。
【主人公】【ポルテ】【メレアーデ】【ジーガンフ】の4人が野営していたところを訪ね、一行を見定めるため勝負を挑んでくる。
(この際はまだ名を名乗っていないため「なぞの黒騎士」名義。DQ9にも同じ名義で登場するボスがいたが、当然ながら正体は別物)
実は早々に主人公一行を無害と察していたイルシームだが、つい勝負を楽しんで熱中してしまった模様。
しかし、真剣勝負を通して同じく武を探求するジーガンフとは意気投合でき、一行を快く王国へと迎えた。
 
主人公たちが【アマラーク城下町】に到着するのと時を同じくして、町にフーラズーラが出現。兵士が食われそうになったところに駆けつけ、黒槍でフーラズーラを撃破する。
攻撃が通じず愕然とするジーガンフに、フーラズーラには黒槍しか効かないと説明。その後、国王リズクに主人公たちを紹介した。
主人公たちが城内を調査している時に、国王リズクと連れ立って改めて挨拶に訪れる。
リズクと自分の関係を説明し、リズクと共に現在のアマラークの状態を憂う様子を見せた。
 
【ドゥラ院長】との会話の最中に突然現れた【ラキ】が、黒槍は父が作ったと言った時にはさすがに驚いた表情を見せ、指定された【ハディン採石場】について教えてくれる。
 
主人公たちがハディン採石場から戻ると、アマラーク城下町には無数のフーラズーラが出現し、人々を襲っていた。
イルシームも奮闘するが、一人では手が回らず次々に犠牲は増えていく。
そんな中、戻ったジーガンフが素手でフーラズーラを撃破するのを見て驚愕しつつ、【アズ・フーラズーラ】を主人公たちに任せて市民を助けに回る。
アズ・フーラズーラの撃破後、現れていたフーラズーラは全て消えたと報告しに来るが、国内の惨状を見て、自分が守り切れなかったと強く悔やんでいた。
 
なお、シナリオクリア後もNPCとしてはどこにも存在していない。穿った見方をすれば、この先何らかの形で退場する可能性も考えられてしまうが…。

攻略

なぞの黒騎士

ジーガンフが【NPC戦闘員】として加わる。
 
技のダメージがどれも大きい。「強い」ではジーガンフすら即死級のダメージを喰らう。
状態異常耐性も高いため、攻撃力低下も通じない。地断撃や閃光の槍、黒槍スパークなどは回避可能なので、慎重に戦おう。
 
一定のダメージ(名前の色が変わる前)を与えると戦闘終了になり、経験値なども入らない。
そのため、「弱い」で挑んでも問題はないだろう。