【悪鬼なる王】

概要

【久遠の神殿】に出現するボス。
過去へ戻る手がかりを掴めず、その絶望から自棄を起こし世界を呪った【クオード】。
プレイヤーが見た彼より数段酷い堕ち方をしており、【ドワチャッカ大陸】の【地脈エネルギー】を完全に吸い尽くして全てを灰燼に帰し、それを見て狂ったように高らかな笑い声をあげていたという。
パドレにとっては甥であり、剣の弟子なのだがファラスと違って何の反応も見せない。これに限らずパドレはクオードに対する言及が少ない。
なお外見は少年期のもの。おそらく青年期の彼は敵としても味方としても戦う場面がないため、戦闘モーションが用意されていないのだろう。本編よりも若い段階で狂っていたと取ることもできる。もしかしたら【主人公の兄弟姉妹】と出会うことができず、孤独に苛まれ絶望に狂った世界線なのかもしれない。
他のボスとは異なり、下降するエレベーターの中で戦うことになる。
久遠の神殿のボス達は全員黒い姿に赤い目になっている。また、ボスキャラクターではあるが撃破後のイベントや討伐タイム表示がない。

戦闘

【ジゴデイン】【はやぶさ斬り】【覇王の征戦】?（自分にテンション2段階アップ＋ドラゴンビート）を使用。はやぶさ斬りを多用し、その合間に通常攻撃やジゴデインを使う傾向が強い。
物理面は【堕ちた剣聖】ほど凶悪ではないが（あくまであちらが規格外なだけである）それでも攻撃力が1520程度あるため、柔らかい職業だと通常攻撃で即死する場合があり、はやぶさ斬りに至っては戦士をその2回の斬撃だけで斬り捨てるだけの威力を持つ。さらに3回行動のため回復の猶予も少ない。
時折唱えるジゴデインも無耐性ではHPをごっそり奪われ、狭いエレベーターの中では一人受けも難しく危険。
加えてドラゴンビートにより一度崩れると立て直しが難しく、侮ってかかると痛い目に遭う。
なお僅かながら良心は残っているようで、HPが残り少しになると「ぐ……ギギ……今のうちに……と……どめを……たのむ」という台詞と共に動かなくなる。しばらくすると再び動き出すので、その前に攻撃を集中しよう。