【海運都市ザード】

Last-modified: 2021-05-12 (水) 17:36:36

概要

4500年前、ヴァルザードが若いころに大ダコの魔獣を石化し討伐した「【血潮の浜辺】の戦い」を契機に【ジャリムバハ砂漠】に建国した国家。
国名はヴァルザードが自らの名からとったものと思われる(【魔幻都市ゴーラ】も同じ形で国名がつけられたと思われる)。
 
建国間もない頃は弱小国であったが魔界南部にあった強国【ズムーラ覇王国】を打倒したことで一躍、発展した。
次いで【賢女の都レジャンナ】とのいさかいを有利な条件で解決し通商国家としての地位を盤石としたことで有数の大国となり、更に魔界史に残る大戦「【ゲルヘナ幻野】の戦い」で南進を図る【ゼクレス魔導国】を退けヴァルザードの大魔王就任を確実とする。
 
大魔王となったヴァルザードはアストルティアに侵攻するも当時の【勇者】【盟友】によって討たれ、子の【グジャラード】が魔王位を継ぐことになる。
しかし才能は遺伝せず悪政によって反乱が勃発、国民によって処刑された上に王子達による跡目争いが起き2500年前に滅亡した。
その際に第三王子【ディンガ】は邪封の宝玉を持ち出して逃走、現在のディンガ交易所にて使用し関所の奥へ消えていった。
 
2000年間もジャリムバハ砂漠一帯を支配していた為か魔界南部地域には【ザード遺跡】と呼ばれる遺構がある。
またザード遺跡・【閉ざされた水路】【万魔の塔】にはそれぞれ、【プラチナサウルス】【メカジラフ】【カラミティロイド】といった同型機体や【メタッピー・強】が配備されており、【バルディスタ要塞】【ゼクレス魔導国】同様機械文明が発達していたと思われる。
 
ちなみに閉ざされた水路の奥には「ザードの祭壇」と呼ばれる場所があり、【異界滅神ジャゴヌバ】の本拠地である【滅星の邪園】に向かうための切り札が残されている。
そこがザードの時代からあることは確かだとされるが、なぜここにその切り札が残されているのかは不明。