【知理の石版】

Last-modified: 2023-06-18 (日) 10:51:47

概要

だいじなものの1つ。
Ver.4.4ストーリー【うつろなる花のゆりかご】のほぼ全編を通じて所持することになる、同ストーリー中最大のキーアイテム。
正式な読み方は不明だが、50音順リストではチョッピカカオと【地竜のツノ】の間なので「ちりのせきばん」と思われる。
 
【ラグアス王子】の予知に現れた、アストルティアを滅びから救うために必要な3つの要素の一つ。
外見はボロボロになったタブレット端末そのもの。時々表面に光る文字が現れ、手にしたものに導きを与える。背面には何故か苺の意匠が刻まれている。
【賢者ホーロー】によれば、世界の歴史の全てを予言する伝説の秘宝。はるか古代から存在し、これを携えた予言者の言葉は【ゴフェル計画】の根拠にもなったとされる。
ラグアス王子の前で【増殖獣バイロゴーグ】への対抗策を表示中に故障してしまった。主人公は修理方法を探すため、これが作られた時代へと【時渡りの術】を試みる。しかし辿り着いた先は古代ではなく、なぜか1000年以上未来の時代である【アルウェーン】だった。
その後、知理の石版はアルウェーンの冒険の随所で道を切り拓き、最終的には現代における増殖獣バイロゴーグの力を抑えるという最後の役目を果たした後、粉々に崩れ去る。

その正体。ネタバレ注意

【プクラス】が所持し、彼の代理を務める【複製体】に貸し出されているアルウェーン管理タブレットと同一の物。製造年代こそ大幅に異なるが、組成や製造番号に至るまで一致しており、プクラスは当初「世界にひとつしか存在しないはず」と疑問を隠せずにいた。
アルウェーンにおける冒険の終盤、管理タブレットがプクラスと共に第1次ゴフェル計画の時代に飛ばされ、6000年間巡り巡った挙句に「知理の石版」と名を変え、主人公の手に渡ることになる。
なので正確には「世界の全てを予言するアイテム」ではなく、「崩壊した時間軸におけるアストルティアの歴史が保存されたデータデバイス」である。

余談

ラグアス王子は予知に従って自ら【ピィピのお宿】に出向き、その片隅でこれを発見した(この時の様子は【パヤノドン】によって目撃されていた模様)。
しかし発見場所がゴミ捨て場だったため、その臭いを取るために【メギストリス城】のテラスでしばらく虫干しされていたのだが、城に勤めるプクリポからは臭いに対する苦情が出ていた。
また、これと無限動力炉を使えば、アルウェーンの時間軸において崩壊したアストルティアに蔓延るバイロゴーグを殲滅できる可能性があるが、石版が消滅したために確かめる術はない。そしてVer.4.5で未来が変わったため考察は意味が無くなった。
 
また、操作音のSEにDQMのものが使われている理由は安西Dによるとただの偶然だったらしく、本人も言われるまで全く気付かなかったらしい。

他作品での扱い

DQトレジャーズ

お宝のひとつとして、【管理タブレット】の名前で登場。