【行動パターン】

Last-modified: 2023-07-02 (日) 13:14:05

概要

この項目では、モンスターの行動パターンについて記述する。
行動パターン全般についての詳細と、DQ他作品でのものについては本家大辞典のこちらを参照。
以下で挙げる用語は本家大辞典や本辞典の他項目での用法を基にしている。そのため、読者の感覚とは多少異なる意味合いになっている可能性がある。
 
本項目で解説するパターンに【判断力】【制限行動】が加わって、実際のモンスターの行動が決定されることになる。
本作特有の挙動として以下のようなものがある。

  • 【怒り】【激怒】になるとパターンが切り替わるモンスターが多い。
  • ボス敵を中心に、HPが低下するとパターンが切り替わるモンスターが多い。多くは50%や25%だが、【聖守護者の闘戦記】のように細かいタイミングが設定されているモンスターもいる。
  • 上記のパターン切り替わり時、それまでやろうとしていた行動をキャンセルして別行動に移る事がある。また、特定の行動を必ず実行するように設定されている場合もある。
  • 【押し合い反撃】時は行動パターンと関係なく、それ用の行動を採る。

 
判断力や制限行動と同様に内部的な動作であるためプレイヤー側で調べる他なく、詳細な検証は困難を極める。公式ガイドブックでは、【天魔クァバルナ】強や【海冥主メイヴ】で順番に行動するパターンを紹介した例がある(行動パターンやローテーションといった言葉は使われていない)。

行動パターンの種類

ランダム系

行動が確率で管理されているもの。
どの行動をする確率もおよそ等確率になっている「均等型」と、行動選択の確率に偏りが与えられている「偏向型」がある。
過去作では6~8個程度のスロットに行動が割り振られ、その中から1つ行動が抽選されるという動作になっていたが、本作でどのような制御が行われているかは不明である。
怒り状態やHP低下で特定行動の確率が高くなったり、危険な行動が追加されるパターンに変わるモンスターが多い。

ローテーション系

行動が順番によって管理されているもの。
回ってきた行動が制限行動に引っ掛かったり、判断力の関係でやめたりした場合、その行動を飛ばして次の行動を選択する。
なお、本辞典の他項目で「◯◯→△△→□□の順で動く」「固定ローテーション」と書かれているものは下記のどれを指しているかまちまちなので、文脈で判断する必要がある。

完全ローテーション(広義)

本辞典の他項目で「完全ローテーション」と書かれているものは基本的にこれ。
別の行動パターンに切り替わるまで決まった順番で行動を行うもの。
怒りやHP低下でランダム系に切り替わるモンスターが多い。逆にランダム系からこちらに切り替わるパターンもある。
 
以下に特徴的なモンスターを挙げる。

  • 【エレメンツ】 … 5体ともローテーションで行動し、絶妙な連携を見せて実装当時のプレイヤー達を全滅へ追い込んだ。難易度を上げるためにローテーション設定された例。なお頻繁に怒るため、ローテーションが機能するのは最初だけである。
  • 【ボーンファイター】【震撼の冥宰相】 … 怒り時限定でローテーション行動になる。
  • 【冥獣王ネルゲル】強 … ウデを落とすとローテーション行動になるという特徴がある。

完全ローテーション(狭義)

「戦闘開始から終了まで一切行動パターンが変化せず、決まった順番で行動し続ける」パターン。
本作は怒り等で行動パターンが切り替わるモンスターが多く、一般的な戦闘でこれに該当する者はほとんどいないのではないかと推測される。
なお、特定のコンテンツにおいてはその限りでなく、【釣り】【ニジマス】【マンボウ】は該当すると見られる。

一部特技使用時のみローテーション

特定の行動を順番に行うもので、ある行動を行うと、それを起点にしていくつかの行動が順番に実行されるというイメージ。
ボス敵に多い。Ver.3辺りから登場し始め、Ver.6現在では多くのボスが1~2種類程度持つようになった。
これを把握しておくと攻略が楽になるが、制限行動等の関係で行動をスキップする場合があり、油断は禁物である。

移行型

行動パターンを随時切り替えていくタイプ。ランダム系だけの組み合わせだったり、ランダム系とローテーション系を組み合わせているタイプもいる。
【管理端末Q484】は移行時に明言してくれるので分かりやすい。その他、【黒蛇鬼アクラガレナ】やHP50%以下での【邪蒼鎧デルメゼ】がこれに該当すると思われる。
また、怒りやHP低下でパターンが切り替わる者も含めるなら、本作の大半のモンスターはこれになる。