【天魔クァバルナ】

Last-modified: 2023-09-28 (木) 02:25:59

概要

【ドルワーム王国】のストーリーの大ボス。【あくま系】
チャット等では「天魔」と略される事もある。色違いに【踊り神ボニータ】がいる。
幾度となくドルワーム王国を恐怖に陥れた魔物。魂を【カルサドラ火山】に、肉体を【ボロヌスの穴】に分け封印された。
あまりにも強かったらしく、ボロヌスの穴の道中にはクァバルナ封印の犠牲者にむけた慰霊碑らしきものがある。

活躍

【ドルワーム王国(ストーリー)】

【ドゥラ院長】の夢に現れ、【魔瘴石】【太陽の石】に変える方法を教え、国王に魔瘴石発掘を開催させるよう促させた。
【ルナナ】がお札が付いた巨大な魔瘴石を掘り当て王国に持ち帰り、王宮内で魔瘴石を太陽の石に変える術により魂が復活。
その後ボロヌスの穴の奥、海底の牢獄に向かい、肉体を取り戻し完全復活を遂げる。
 
その実力は攻略を見てもらえば分かりやすいが、イッドやマリーンを同格と呼ぶのが正気の沙汰とも思えないほど強い。人によってはVer1のラスボスである【冥王ネルゲル】より強いと感じるようだ。
夏休みの無料期間ではクァバルナのいる部屋の前は死屍累々で、多くのユーザーにサポートでは絶対無理、天使僧侶必須とまで言わせた。
【ドワチャッカ大陸】の難易度が高いといわれる原因の1つでもある。
現在はAIの進化とプレイヤーのLvも上がっている為、サポートで倒すのも容易になった。平均レベルが60ぐらいあれば、5分以内でも余裕で倒せるだろう。

クエストシリーズ【ある孤児が見た空】

なんと再度復活。死ぬ間際に近くの人物に取り付き、時間を掛けて体を侵食する能力を持っていたことが判明する。
そして完全に取り付かれた人間は天魔の肉体となってしまう。なお復活した身体の能力は取り付いた人間に依存する。
それ故昔のドルワーム国民は天魔を封印するという手段をとらざるを得なかった。
ストーリーにて消滅前の最後の悪あがきと思われた攻撃に乗じて【ドゥラ院長】に取りつき、クエスト【天魔復活】にて復活、再度戦うこととなる。
これを撃破すると今度はドゥラから【マザー・ヘレナ】に取り付くが、真実を知ったヘレナは「ゼキルの聖杭」を自らの胸に刺し、天魔諸共封印・消滅した。

クエストシリーズ【ポイックリン・リターンズ】

手下として【悪魔キェルグ】が登場。双角の兜と虚無の瞳、風の腰布からなるクァバルナ装備セットを盗み復活を企てるが、これらは【怪盗ポイックリン】が用意した偽物だったため、本当にコレでクァバルナが復活するのかは不明。
なお復活の呪文は「オン マルィーヤ……。 ダマトゥーン サラトゥーン ザワン イサ クァバルナ…」。ドラクエ6に出て来そうな怪しい呪文である。
 
なおこの3種の神器的なブツは、ポイックリンの手により【合成屋リーネ】率いる謎の団体で保管することとなった。

【暴かれし相貌】(Ver.6.1ストーリー)

【三闘士の憤怒】の中に天魔の玉座という小エリアと、クァバルナを模した像が登場。
相変わらず何度でも蘇るとのたまうが、【希望のクワ】で像を壊すとあっさりいなくなる。

クエストシリーズ【天を超えてゆけ】

声は荒井勇樹が担当。
第2話【眠れる冥王と導きの朋友】で、【闇のキーエンブレム】・黄の邪悪な力により【闇のクァバルナ】として顕現。またしても戦うこととなる。
なお「ある孤児が見た空」のクリアは前提となっていないため、2度目となるか3度目となるかはプレイヤーによる。
 
ボイス付きムービーでストーリーが展開するため「クァバルナ」って公式にはそう発音するんだ…、と思ったプレイヤーも多いと思われる。

攻略

ドルワーム王国(ストーリー)

戦闘開始直後はDQ6のラスボスのように右の翼・左の翼・本体の3体で登場する。左右の翼は弱体呪文を唱えてくるほか、MPパサーやHPパサーで本体を回復する。
翼がいるときはクァバルナ本体はイオナズンやメラゾーマ、ドルモーアなど魔法攻撃主体の戦闘スタイルをとる。
 
レベル45程度のHPでは通常攻撃一発で死ぬほど攻撃力が滅茶苦茶高いので、呪文を唱えていた方が有難かったり。
ダメージを与えなくても5分経過で自動的に翼は消滅し、クァバルナは鬼のような強さを誇る第二形態に突入。
第一形態で本体にどれだけダメージを与えられるかが勝負の鍵。ダメージを与えておけば有利に戦える。
第二形態は第一形態とは打って変わって、素早い動きと天魔旋風脚や爆裂拳のような格闘技で戦うことになる。
この形態がとても強く、4回攻撃のばくれつけんと、特技感覚で繰り出す痛恨の一撃で多くのプレイヤーを殺してきた。
逆に補助効果は消えるがダメージを受けないいてつくはどうを使ってくれる方がありがたかったりする。
1ターンに死者が1人は確実に出ると言ってもいいので、タゲられたら時計回りに歩き回復等の時間稼ぎをするといい。
ラリホーマやマホトーンで機能停止すると危険なので、万全を期すなら眠りガードや封印ガード(僧侶など呪文を使うメンバーのみ)を備えておきたい。
 
Lv上限開放やスキルが充実した今となってサポートだけでも苦労せずに倒せてしまうだろう。
発売時からやっていたプレイヤーにとってはキャラの成長を実感できる瞬間である。
ただし、いくらキャラが成長しているからとはいえ決して油断しないように。
なお、かつてのサポート仲間は「どの敵にもダメージが入っていない場合、HPの低い敵を優先する」思考によって翼を殴り始めてしまい、本体を殴らせるにはプレイヤーが最初に本体に一撃入れる必要があった。
現在は翼を無視して本体を攻撃するように変更されているが、その反面翼を巻き込む攻撃を避け、たとえ単体攻撃より強力な範囲攻撃ができたとしても使おうとしないという難点もできてしまっている。
 
なお、Ver.1.4追加の神話篇クエスト【王者の継承】では、時の王者になるための試練の1つとしてメインストーリー版と同じスペックのクァバルナと再戦することになる。

クエスト【天魔復活】

【ザグビナ遺構】で戦闘になる。
事前に【モガレ修道院】に寄るのを忘れないよう注意。もちろん、寄るのを忘れて先にザグビナ遺構に来た場合イベントは発生しない。
 
基本的な行動はストーリーで戦ったものと同じ。
ただし、中の人の違いのせいか行動パターンが若干変わり、両翼も攻撃呪文を使い、本体に至ってはマダンテまで唱えるようになった。
マダンテはMP満タンで使われると無耐性でおよそ600程度のダメージ。
詠唱を見てから避ける事はできるがサポは食らいやすいので、聖女の守りなりマホカンタなりで対策する必要がある。
また、マダンテを使うようになったことで、通常モードや強ボスモードではほぼ無意味だった両翼のMPパサーも一応意味のある行動になった。
 
ステータスはHPが2倍程に増加している以外通常モードと大きな差はない。
単体なら強モードより弱めだし、HPと守備力がある程度あれば【ばくれつけん】も耐えられるが、両翼が攻撃に参加してくるので集中攻撃される場合もあるので注意。
翼が無くなればマダンテをはじめとした強力な呪文攻撃を使わなくなるので、サポート仲間攻略の場合は先に両翼を倒しておいた方がいいかもしれない。

強ボス

Ver.1.1以降強ボス「天魔クァバルナ強」として再戦できる。討伐報酬は【グリーンオーブ】
なんと2体で出現し、Aはストーリーボスと同じく5分後に、Bは開始時に羽根が落ちる。
キーエンブレムボス最強とされた天魔が2体同時に出現したことにより、Ver.1.1当時多くのプレーヤーを絶望のどん底に突き落とした。
ただし攻撃力は他の強ボス達と比べるとあまり上昇しておらず、通常のクァバルナの攻撃力は405なのに対し強は484と79しか上昇していない。
 
敵の行動パターンはストーリーボスの時と特に変わらない。
A(翼あり)は完全ローテーション行動で、通常攻撃→メラゾーマ→通常攻撃→イオナズン→通常攻撃→いてつくはどう→ドルモーア→ニヤニヤ笑っている→…の繰り返し。
その他翼が独立して行動する他、B(翼なし)はほぼランダム行動。
 
まずBを倒してからAを倒すのが一般的だが、翼落ち天魔2体になると絶望的なのでBを5分以内に必ず倒す必要がある。
天魔の体が小さくて壁が抜けやすく、また羽根落ち天魔のばくれつけんや痛恨で後衛は1発で死ぬので、前衛がしっかり壁すること、また後衛は壁が外れないように敵と前衛の直線上に常にいることが求められる。
また天魔旋風脚で前衛が吹き飛ばされると後衛がバタバタ死にPTが壊滅するのでしっかり避けるべきである。転びガード装備では防げないので注意。
翼有り天魔の攻撃呪文も侮ってはいけない。なんとこいつのメラゾーマはメラガイアー並の威力となっている。羽衣セットや【竜のおまもり】などのような耐性装備があるとよい。
右の翼が二手目に【マヌーサ】を使ってくるので、耐性を付けるか【マヌーハ】での対処が欲しい。
 
現在では翼も巻き込もうとも範囲攻撃で2体同時に攻撃しても大して苦戦もしないが、前述の通りサポは翼を避けて範囲攻撃を使わないのでサポオンリーだと多少時間がかかるのが難点。
当初は攻撃が熾烈なBから倒し、Aのローテーションで来るいてつくはどうを【ボケ】【チャージタックル】で対処するのが定石とされていたが、現在の火力と耐久力ならAから倒せば翼が消え、サポが【プラズマブレード】などを使ってくれるので効率がより良い。
その方がいてつくはどうも「ランダム故に撃ってこない」ことが多く、対処しなくていいことも多い。
ただし、翼ありのAを倒すと翼が6~7秒程度ターゲットに残ったまま留まるバグがあり、直後に単体CT技を撃つ場合のカーソル選択ミスに注意しなければならない。
 
【人形たちの奏演】第1幕では強バージョンのクァバルナが登場することがあるが、単体で羽根なしなのに羽根ありの行動パターンというわけわからん状態で出現する。
 
尚、このボスはオーブの入った紫宝箱の出現位置が出口側から見て中央から左側にずれるという仕様がある。
これはおそらくクァバルナの初期位置、より正確に言えば翼の生えたクァバルナAの方を参照しているからだと思われる。
クァバルナ程極端ではないが、よく見ると【呪術師マリーン強】等2体で出現する強ボスでも見られる現象である。
Ver.4.3で紫宝箱の出現位置がフィールド中央付近に変更されたのだが、左側にずれる仕様はそのままであった。

イベント・その他

【裏アストルティア・クイーンコンテスト】

まさかまさかのエントリー。まさか女性だったのか?言葉遣いが女性に見えなくもないが・・・。
色違いは一応女神であり、上のイベントでは最終的に女性に取りつく。
男ではないと言い切れない部分も無いことはないが、ただのナルシストかもしれない。もしかしてボニータと間違えたのではないだろうか…。
一応イルルカでは性別が固定されずに生み出されることを考えるともしかすると性別という概念がないのかもしれない。
 
結果は最下位。やはり女性として見られなかったのか、Ver.1時代の鬼畜ぶりに恨みを買っていたのか。

【ドラゴンクエストX アストルティア創世記】

2500年前にかつてのドルワームを滅亡させたこと、300年前に封印されたことが判明したが、2200年の間何をしていたのかは分かっていない。また、こいつがどこから現れたのかも不明。
Ver.4のストーリーが過去の世界の冒険であること、Ver.4.2でオーグリードの過去の世界が舞台になったことから、今後のストーリーでその辺りが描かれることを期待された。
しかしVer.4.3は過去のドワチャッカが舞台になったものの物語の焦点は別のものに当てられ、クァバルナはサブクエやNPCの言及すらされなかった。
とは言えクァバルナが関係するのはあくまでドルワームだけであり、更に言えばクァバルナが現れるのは舞台となった時代から500年ほど後であるため、ガテリアやウルベアとは無関係の存在であると言うことなのかもしれない。

【ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ】

アズラン温泉での会話内でのみ登場。
【カルサドラ火山】でのクエストの後、【ユルール】一行に【ソウラ】パーティ【マルチナ】パーティ【JB】パーティの合計16人で戦い【パーティ同盟】的なことをされたようだ。
それでもソウラ達は結構な苦戦を強いられたようで、キーエンブレムボス最強の評にたがわぬ力を示した。