概要
【源世庫パニガルム】のボスモンスター。【マシン系】。
【ウルベア大魔神】の亜種で、鉄の鎧を身にまとった巨人のような姿。
豆知識によると、旧き世界が侵略者に襲われた時、侵略者のくり出す超兵器に対抗すべく作りだされたのがこの鋼鉄の巨人だったという。
エネルギー効率に問題があり源世庫に収容されていたが、この不思議な空間に満ちるパワーで動きだしたようだ。
説明を見る限りでは、かつて【ジア・クト念晶体】が侵略してきた際に【念晶巨人】へ対抗するために作り出されたと思われる。
今もなお源世庫に収容されているというのであれば、再度侵略を受けているこの機会にこそ再利用すべきであろうが、現在を生きる天使達はダイダルモスの存在を失念しているのかもしれない。
源世庫自体長年放置されており、現在は冒険者の力を借りての調査段階にある上、このダイダルモスも源世庫のパワーで暴走しているような状態のため、運用したくてもできない可能性も高い。
使用特技
HP100%~
- 【砂嵐】:自身周囲以外の範囲に9999の土属性ダメージ
- 【大鉄塊】:3人(各パーティから1人ずつ)の足元に黄色の陣を設置。一定時間後に1000程度の土属性ダメージ(【設置型】攻撃)
- 【獄炎の怒り】:対象3人(各パーティから1人ずつ)とその周囲に670~730程度の炎属性ダメージ
- 【ダイダルパンチ】:前方直線範囲にダメージ(守備力800でおよそ1140前後)+【ふっとび】
- 【ダイダルクラッシュ】:自身周囲に930~970の土属性ダメージ×2回
HP90%程度~
- 【領域浸食】:1か所の舞台全体に80秒間黒い霧がかかる。霧に触れると最大HPの60%のダメージを受け続ける
- 【グングニル】:前方扇状範囲に1450~1550程度の光属性ダメージ×2回
- 【巨兵の審判】:自身周囲広範囲に1880~1920程度の光属性ダメージ
- 【ダイダルハウリング】:前方扇状範囲に最大HPの80~86%程度のダメージ+【呪い】(最大HP大ダウン)
領域浸食→砂嵐→ダイダルパンチ→大鉄塊の固定ローテーションがある。
砂嵐は制限行動の関係で使用しないこともある。
また、領域浸食は赤パーティ舞台→青パーティ舞台→黄パーティ舞台の順に発生する。
攻略
全属性等倍。パニガルムのボスにしては珍しく耐性低下系の状態異常が入る。
前方直線状範囲のダイダルパンチとグングニルが非常に脅威。
出が早い上に範囲もかなりの広さで、中心部にいるとみてからの回避が間に合うかも微妙な線。グングニルで広場から退避させられた後に超広範囲な巨兵の審判という血も涙もないコンボをかましてくることもある。これをかまされると移動速度+20%を取ってないとまず回避が間に合わない。
これまでのボスは開始位置の広場に陣取って周囲攻撃を警戒しながら戦うのがセオリーだったが、こいつに対しては場所よりも(かなり高いので見にくいが)向いている方向に注意して正面に立たないように戦う必要がある。
光属性が無効にできれば最も危険なグングニルと巨兵の審判が気にならなくなるので、見かけたら確実に取りたい。
土属性も無効化できれば砂嵐、大鉄塊、ダイダルクラッシュの3つを無視できるようになるので取っておきたい。土属性はアクセサリーで耐性を積めないので恩恵は大きい。
移動速度もかなり重要になるので、光耐性や土耐性がなければ確実に取りたいところ。他では取ったところでほぼ一撃で倒されるので微妙なHP+200や受けるダメージ-20%もダイダルパンチを耐えやすくなるので、こいつではあれば有利。
回避が難しい技が多いが、それらは全て9999ダメージを与えるものではないので、【パラディン】なら予兆を見てから【大ぼうぎょ】をすれば移動することなくやり過ごすことができる。
範囲攻撃の出が早いため、詠唱で動けない時間が長い呪文攻撃はやや不利と言えるか。
【天下無双】のような硬直の長い特技もかなり危険なので、片手剣技のような硬直の短い技で戦う事も視野に入れたい。
一応耐性面含めて【じげんりゅう】と同程度の耐久ではあるが、攻撃の苛烈さは圧倒的に違う。攻撃チャンスも少なく死人が続出するので、野良での周回には向かないだろう。
逆に光と土耐性100%を得られれば大半の攻撃を無効化できダイダルパンチ以外はこわくなくなるため楽にはなるが…