【魔瘴塚】

Last-modified: 2021-04-15 (木) 09:22:31

概要

【魔界】のフィールドに点在する固有オブジェ。
Ver.5.0で【ゲルヘナ幻野】【ジャリムバハ砂漠】、Ver.5.1で【ベルヴァインの森西】、Ver.5.3で【ザハディガル岩峰】のものが登場した。
 
円形に走る溝の内側にスイカ大ほどのサイズの黒くて丸い岩が小山のように積み重なっている形状をしている。
ゲルヘナ幻野の【デモニウム鉱石】抽選キラキラポイントがこれの周囲に3箇所あるので、魔界を訪れた多くのプレイヤーが目にしたはず。

Ver.5.0

絶えず岩の隙間や窪みから【魔瘴】を吹き出している大変危険なオブジェで、溝に溜まっている水も紫色に変色している。しかも周囲の地面にまるで血管のように枝分かれしながら染み出しているので非常に気味が悪い様相となっている。
とはいえ、この間は調べても「これ以上は近寄らない方がいい」というシステムメッセージが表示されるのみで、近寄ってもダメージ等を受けたりはしない。
よく見ると、水の中には頭に花を咲かせた六つ足の謎の生物が浮いているが、ただ水面を漂っているだけでまるで生きているようには見えない。

Ver.5.1

ベルヴァインの森西の【オジャロス】領地への扉が開放されたことで、その奥にある魔瘴塚にも行けるようになった。
 
既出の物も含めた3ヶ所全ての魔瘴塚が活性化し、周囲の景色がよく見えなくなるほどの大量の魔瘴を溢れさせるようになってしまった。
これを浄化するのがVer.5.1ストーリーの最初のおつかいとなる。
【イルーシャ】が魔瘴を取り除くと、うず高く積み重なっていた黒い丸岩は消え、清らかな水が沸き草花が生い茂げ、吹き出ている水によって虹がかかる…という180度違う姿を表す。というより、これがこの塚の本来の姿なのだろう。
前バージョンで死んでいるようにしか見えなかった謎の生物が、溝に沿って周囲を元気に走り回るようになる。綺麗な水を得たからだろうか?
あの魔瘴の中にいながらにしてまだ生きていたとは、なかなか生命力の高い生き物のようだ。

Ver.5.2

メインストーリークリア後に解放されるコンテンツ【イルーシャのスケッチブック】のゲルヘナ幻野でのスケッチにて、前述の塚の周囲を走り回る六つ足の生き物の詳細が判明した。
アスバル曰くこの生き物の分類は植物で、学術名を「アルキニカアマストラム」、通称名を「トコトコ草」という。
綺麗な水場でしか生きられないため、魔瘴塚を浄化してくれたイルーシャへの感謝を表すように彼女の周囲をトコトコ走り回っていたそうな。

Ver.5.3

これまでの3か所に加え、ザハディガル岩峰にも存在が判明。元々あったものではなく突如発生したもの。
ストーリーの途中でこの地点から魔瘴が噴き出してしまい付近の遠征軍駐屯所の兵が助けを求めてくるが、直後にルクスガルン大門をくぐって現れた白フードの一団がこれを処理したことで収まる。
処理方法については「ブッ壊した」という情報も聞けるが、シィジャン兵士長によれば「すべての魔瘴塚を封じ込め、立ち込める魔瘴を打ち消した」とのこと。単に破壊しただけではないようだが、どのような手段を用いたか詳細は不明。

Ver.5.5前期

【大魔瘴期】の到来に伴い再度活性化。
ストーリーの進行に伴い、ジャリムバハ砂漠とザハディガル岩峰の魔瘴塚を、【女神ルティアナ】の魂が宿った【世界樹の花】の胡蝶によって浄化しに行くことになる。ザハディガル岩峰では【魔瘴魂ゼノドラゴン】との戦闘も待ち受けている。
ゲルヘナ幻野のものは浄化しに行くタイミングを逃してしまったため、同ストーリークリア後もそのまま。またベルヴァインの森西のものは、扉が封鎖されてしまったためプレイヤーが訪れることすらできない。
 
ジャリムバハ砂漠のものは【ユシュカ】が子供の頃の約300年前に発生したものらしく、この魔瘴塚によって彼の父親が率いていた家族同然だった商団が全滅している。
また、魔瘴塚は魔界の地下深くにある魔瘴を長い管で吸い上げて放出していることも判明する。