【花ふぶき】-【明鏡止水】-【波紋演舞】-【おうぎのまい】-【アゲハ乱舞】/【アゲハ乱舞・改】-【ピンクタイフーン】-【百花繚乱】-【風斬りの舞】-【おうぎ乱舞】
性能
【扇スキル】で覚えられる特技。
扇から藍色のオーラを出して相手を切り刻む。
自分の周りの敵のいずれかにランダムに4回、通常攻撃の0.75倍のダメージを与える。消費MP4。
武器の錬金効果・属性が乗る。
【扇スキル】での非CT技の中では単体へのダメージが最も大きく、宝珠の効果も大きいことからメインウェポンになる技。
単体の敵には倍率3倍、宝珠の効果によってさらに最大36%ダメージアップするため実質的には4.08倍攻撃となる。
攻撃回数が多いことから【死神のピアス】や【武神の道着セット】などの「特技のダメージ+」の効果とも相性がいい。
ただし、準備時間が2.9秒と非常に長い欠点もある。
出だしの舞うモーションが丸々準備時間であり、「詠唱時間中に敵が範囲外に出てしまい、誰にも当たらない」、「詠唱時間中に別の敵が範囲内に入り込み、思った通りの敵に当たらない」ということも起こる。
反面発動後の硬直時間だけで言えば【ツッコミ】すら超えて攻撃特技の中では頭抜けて短い。といってもやはり全体硬直は長く、また準備時間はターンゲージが溜まらないためよほど行動間隔が短くないと活かし切るのは難しい。
結果的に、行動間隔と特技の準備時間を短縮する【神速シャンソン】との相性は抜群であり、はやぶさ斬りより硬直が短くなるので一気に連発できるようになる。
前作では【さみだれ突き】等の扇版と言える性能であったが、当初は範囲攻撃だった。バージョンアップで仕様が大きく変更された特技の一つ。
初登場はDQ9。【つるぎの舞】の代替だったと思われるが、本作では両方登場している。
おうぎのまいの極意
1レベルあたり威力が+6%され、Lv6で+36%される。
宝珠は【エンタシスマン】、【ツイストーチ】が落とす。
変遷
Ver.1.0
当初は周囲のモンスターに1.0倍ダメージの範囲攻撃。
MP6消費であるのにかかわらず、ダメージが上がらない点が問題となり全く使われなかった。
特にMP3でガンガン使っていける【タイガークロー】という敵がいたのも大きい。
そもそも扇を使っているユーザーが少ないという問題も抱えていた。
Ver.1.1
消費MPが4に変更され、ダメージも1.4倍と大きく向上し使いやすくなった。
だがまだまだ扇自体不遇でほとんどみられず、この特技を使っている人自体かなりの珍種だった。
Ver.1.2
【魔法の迷宮】実装。大量の敵を相手にするこの場所ではブーメラン、弓などとあわせて脚光を浴びることに。
これの影響なのか扇を使う人間も徐々に増えてきたようだ。
全体攻撃なので旅芸人やスーパースターが【マリンスライム】を【ぶんまわしマリン】で狩るときにもよく使用しているので見かける人も多いはず。
他にも武闘家が【ためる弐】と組み合わせてタコメットを乱獲している姿も見られた。
Ver.1.4
前作同様に4回連続攻撃へと変更。倍率は0.5倍×4。
これでアゲハ乱舞との差別化となったのだが、同じ範囲攻撃でアゲハ乱舞より燃費が良かった為、この技の愛用者にとっては弱体化と言っていい変更であり、「何でアゲハ乱舞じゃ無くてこっちを連続技にしたんだ」と言う声が強い。
片手武器としては2.0倍は悪くはないダメージなのだが、いかんせんモーションが昔の双竜打ち並みに遅いのでまだまだ改善が必要といえる。
Ver.3.0
【達人のオーブ】システム実装。「おうぎのまいの極意」が登場した。
性能は威力をLv1で+2%、最大で+10%できるというもの。
Ver.3.0後期
一部宝珠の性能調整が行われ、「おうぎのまいの極意」も対象になった。
Lv1あたりのダメージアップが+2%→+6%へ強化され、最大で+30%もの強化を得た。これにより目に見えてダメージが伸びる。
踊り子で二刀流時に使うと中々の火力となる。扇の得意な範囲攻撃後の撃ちもらし等にも。
他の火力系特技に肩を並べられるほどではないが、踊り子などで猛毒が入らない相手へ使うのもいいだろう。
Ver.6.2
1発あたりの威力が0.5倍から0.75倍に強化された。