【達人のオーブ】

Last-modified: 2024-03-22 (金) 12:42:15

概要

Ver.3.0から加わった新たな成長システム。
3rdパッケージのレジストレーションコードをインストールし、【冥獣王ネルゲル】を倒してキャラクター選択画面でが付いていれば【旅のコンシェルジュ】【プライベートコンシェルジュ】からもらえる。
3rdパッケージはインストールするだけで問題なく、クリアが必須なのはVer.1のみである。
 
【エンドコンテンツ】【コインボス】【ピラミッドの秘宝】など限られた空間でのみ行われており、フィールドで狩りをするのがもはや【BOT】だけという有り様だったが、再びフィールドでの狩りに活気をもたらした。
人気の宝珠などである程度限定はされるが、ほとんどの場合同じ宝珠が複数のモンスターからドロップされることが確認されているので、狩場を探すという楽しみも増えたと言えるだろう。ただし特定のモンスターしか落とさない宝珠も存在する。
基本的に1種のモンスターからは最大3種の宝珠がドロップされる。落とす宝珠はモンスターの特徴や使用特技などに関連する場合が多い。またバージョンアップ等で宝珠の種類が増えた際は差し替えられる場合がある。
Ver.3.0後期からは一部の【転生モンスター】も宝珠を落とすようになり、転生狩りの意味も増した。
入手した宝珠の鑑定、その他本システムに関する処理やゲーム内での説明は、各国に配置された「達人」というNPCが担当。詳細は後述。
 
このシステムが導入されたことで、【裂鋼拳】のような種族特効の技や【雷鳴突き】のような初期に覚える属性を纏わせる技がエンドコンテンツでも積極的に使われるようになった。
高ランクのスキルの技を使うよりも宝珠の効果が乗ったこれらの技を使ったほうがダメージが高いといった状況も珍しくはない。
その一方で宝珠に依存度が高い職業や武器もいくつか存在する。
武器で言えば無いと火力が他武器より凄まじく劣る片手剣やオノとの差別化が難しくなる両手剣など。
この為、Ver.5.2の改修以前には「達人のオーブのせいで複数の職業、武器を使うのが難しい」という批判が一部で存在した。
 
ちなみにマスタースキルポイントの方は職業ごとに振っている状態が保存されるようになったが、長らくこちらは未対応だったので、転職した際の達人ポイントの振り直し忘れには注意する必要があった。
 
UIや完成までの手間など様々な課題を抱えた要素であったため、Ver.4.3とVer.5.2の二度に渡る大幅なシステム改修が入り、上記の問題点はほぼ解決されることになった。
以下の記述は現仕様の内容で、旧仕様は別に纏める。

システム

の5属性に分かれているオーブ、宝珠を用いる。
オーブは各職業ごとに独立しており、その職業において効果がない宝珠は一覧に表示されない。

オーブ

オーブは自動的に「達人経験値」を蓄積して成長していき、オーブのレベルが上がることで達人ポイントを得られる。
この達人ポイントをセットした宝珠に振り分けることで最大で6段階まで宝珠の効果を上げていくことができる。
達人ポイントの振り分けは【さくせん】メニューから無償でいつでも上下できるので、必要に応じて調整することが可能。
 
達人経験値は本来の経験値を獲得するタイミングで経験値と同量が得られ、他のプレイヤーに影響を及ぼすことはない。ただし、一度に入手できる経験値の上限は400,000まで(【世界調律クエスト】【天使の究極フィットネス】からは上限なし)となっている。
達人経験値が特定値溜まるとオーブレベルが上がり、各属性で達人ポイントが得られる。
レベルアップに必要な経験値はレベル55までが125,000、レベル55以降は5,000,000と初期の40倍の膨大な経験値が必要になった。
 

限界レベル達人ポイント解放バージョン
401953.0(実装時)
502453.1前期
552703.5中期
602956.0
653207.0

宝珠

実際に「達人のオーブによって強化される内容を決める」部分。
一定レベル以上のモンスターが「(属性)の宝珠?」という形でランダムで落とす。
宝珠はレアドロップ同様、金の宝箱に入っている。【チームクエスト】のレア箱にカウントされる。【ぬすむ】は無効。
宝珠は強い敵を倒す方が手に入りやすい傾向があるほか、【魔法の迷宮】【試練の門】のモンスターは宝珠を落としやすい。
パーティを組んでいる場合は全員同じ種類、形の宝珠が手に入るものの、達人のオーブを導入していないプレイヤーはドロップの判定自体が発生しない。
もしもドロップ判定のある人とパーティを組んだ状態で宝珠をドロップした場合は、導入していないプレイヤー側は「しかし 宝箱は 手に入らなかった」というメッセージが表示される。
Ver.5.2以降は「謎の宝珠?」という新たな分類も登場し、現状【魔仙卿のカギ】で開く扉の先にある黒宝箱からのみ入手可能。この宝珠は捨てることはできない。
入手した「(属性)の宝珠?」を町にいる達人に鑑定してもらうことで種類が判明する。
宝珠は鑑定前の状態でも取引不可のため自身で入手するしかない。
 
宝珠は未入手のものも含めてセット画面に一覧で表示されている。
入手した宝珠は、最初はレベル0で効果を発揮していない。
レベルを0から1以上にすることを「セットする」と呼び、セットすることで初めて効果を発揮する。
セットできるのは1つの属性につき12種類まで。レベルを1に上げる時点では達人ポイントは使用しない。
その職業で効果が発揮されない宝珠は「セット不可」として扱われ、一覧にも表示されない。
 
属性毎の大まかな効果は以下の通り。

属性効果
ステータスアップ、属性耐性アップ
状態異常耐性アップ、死亡・被ダメージ・ガード時に発生する特殊効果、常時発動の追加効果、回復・弱体呪文の効果アップ
開戦・味方死亡時に発生する特殊効果、デメリットありステータスアップ、呪文の詠唱速度アップ
必殺技のチャージ率・効果アップ、職業スキルの特技の効果アップ、攻撃呪文の効果アップ
武器スキルの特技の効果アップ

 
宝珠一つをLv6にするポイントテーブルは以下の通り。

最大Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5Lv6合計
状態異常耐性アップ026661232
それ以外01510181145

 
特定の特技・呪文を強化する宝珠(主に光・闇)は当初何でも「○○の極意」とされていたが、Ver.3.0後期以降は名前によって効果がわかりやすいよう明確に分類され、名称も変更された。

効果名称
威力アップ○○の極意
テンション時威力アップ○○の真髄
必殺チャージ率アップ○○の閃き
詠唱・発動速度アップ○○の瞬き
回復量アップ○○の奇跡
成功率アップ○○の技巧
射程・範囲拡大○○の戦域
効果時間延長果てなき○○
フォース耐性○○の護り
上記以外その他○○の極意

 
モンスターによって落とす宝珠の種類は固定。概ね2~3種類が設定されており、等確率で選ばれる。バージョンアップにより落とす宝珠が変更されることもある。
【転生モンスター】やVer.5以降の【魔界】に出現する一部の強敵モンスターは落とす宝珠の種類は1つになっている。
序盤に出現するモンスターは宝珠を落とさない。
宝珠の種類は鑑定してもらうまで不明。
 
目当てのものを落とすモンスターを狙って狩るのが有効で、【エモノ呼び】を併用すると効率がいい。
しかし、同じ属性で違う種類の宝珠を持っていることも多く、狙ってる種類が出てこなくてイラつく事もしばしば。
一方、魔法の迷宮のボス(コインボス、【あくまのきし】を含む)や試練の門は落とすものは毎回ランダムで異なる(魔法の迷宮の雑魚はフィールド同様に固定)。ただし、【レアボス】からは必殺技系の宝珠は出ない。
かつては、必殺技系の宝珠は迷宮ボスか試練の門ボスからのドロップでのみ入手できた。Ver.3.5後期以降は一部の必殺技系宝珠を雑魚モンスターも落とすようになった。
基本的にはレベルが高いモンスターの方がドロップ率が高い。しかしそれでも100匹200匹狩っても落とさない時は落とさない。
強いモンスターをガッツリ狩るか、弱めのモンスターを気楽に狩るかは人によって分かれる。
Ver.3以降に追加されたモンスターは何故かレベルに関わらずドロップ率が低い傾向がある。
 
極意系のダメージアップの算出は基本的に威力倍率に乗算される。
ただし、特定条件時にダメージボーナスが付く特技(ヒュプノス・タナトス・オネロスハント、ムーンサルト、系統特効系)の場合は基本倍率*1にのみ影響する。
すなわち、最終的な倍率は基本倍率×(1+ダメージボーナス)×(1+宝珠補正)ではなく、基本倍率×(1+ダメージボーナス+宝珠補正)となる。
 
宝珠の種類については、こちらを参照。

達人

宝珠の鑑定を行うNPC。
黒く染めた【花菱模様のアオザイ】?と、白髪にモダンな囲みヒゲが特徴。
【小国】【娯楽島ラッカラン】の駅付近、【ダーマ神殿】の中庭に配置されている。
ルーラ地点に近く、駅、ギルドの近くにいるオルフェア西や、転職にもスキル振り直しにも便利なダーマ神殿が盛況で、特に後者はVer.3.0後期で実装された【スキルマスターの石】もそれに拍車をかけた。
【グレン城下町】のみ駅構内に配置されているが、これはただでさえ人の多いグレンに達人を配置すると、更に人が集中してサーバーがパンクしかねないためとのこと。
同じ理由でラッカランへの配置も保留されていたが、石版の交換に便利ではないかというプレイヤー側からの要望によりVer.3.0後期でめでたく実装された。
Ver.4.3ではクエスト【約束の迷い子】をクリアすることで【新エテーネの村】にも配置される。
一方、拠点として非常に便利な【ラッカラン住宅村】にはおらず、【マイタウン】にも配置できないため、追加してほしいという提案が散見される。

宝珠ポイント

Ver.3.0後期から追加された要素。
宝珠を達人に引き取ってもらうことでポイントが貯まる。
まだ入手したことがない宝珠でも鑑定と同時に1ポイント取得できる。
Ver.5.2からは宝珠は1つ入手すればよくなったため、ダブった宝珠は自動で引き取ってくれるようになった。
また、宝珠ポイント50Pで【ふくびき券】1枚と、500Pで【経験値の古文書・職業】1枚と交換できるようになった。

達人クエスト

Ver.3.0後期から受けられるようになったクエスト。週1回受注できる。
週替わりの5つのクエストの中から1つ選んでこなすことで、任意の属性の宝珠を2~5個もらえる。このもらえる宝珠はかぶり等一切考慮されていないので全く同じ宝珠が複数来ることもある(光の必殺技の宝珠を選ぶと顕著だが通常の宝珠でも起きる)。
内容はコインボスのタイムアタックや強ボスからのオーブ入手など、難易度はやや高め。
高難易度のものはサポート攻略が難しい場合が多く、低難易度のものでもある程度の実力を要求されることが多い。
占い師を要求される場合はサポート登録が不可能な仕様上、自分でしかできないので自分が全く使えないとサポート攻略自体が不可能になる場合もある。
幸いクエストの内容は全キャラで統一されており、仲間募集項目に達人クエスト攻略も加わった事もあって同じクエストのクリアを目指すプレイヤー同士でパーティを組みやすくなっている。
達成後は達人に報告することによって任意の属性の宝珠が未鑑定状態で報酬個数分だけ貰う事が出来る。
 
達人クエストのお題は、基本的に「条件を満たした上で目的を達成しろ」という形で出される(条件指定が無く、ただ目的を達成すればよい場合もある)。
目的や条件は以下の中から選ばれる。

お題説明
目的××討伐指定された強ボス・コインボス・常闇ボスを倒す。
目的○霊廟制覇ピラミッドの指定された霊廟をクリアする。
目的邪神の宮殿○獄制覇邪神の宮殿の指定された獄をクリアする。
目的アストルティア防衛軍に参戦せよ
(VS××兵団)
アストルティア防衛軍に勝利する。
大将討伐でなく防衛成功だけでOK。
兵団の指定がある場合とない場合がある。
兵団の指定はVer.6.0(2021年11月21日以降)で廃止。
目的いにしえのゼルメアをクリアせよいにしえのゼルメアをプレイする。
最下層まで行かなくてもギブアップせず行けるところまで探索すればOK。
目的○○オーブを4個入手指定されたオーブを4個集める。
強戦士の書の討伐報酬のみを対象とする。
(Ver.3.1後期以前は必要数が6個だった。)
目的コロシアムで3回勝利コロシアムで3回勝利する。
練習バトルは不可。Ver.3.1後期で廃止。
目的万魔の塔の○の災壇をクリアせよ
(Ver.6.0~)
万魔の塔の指定の災壇をクリア(生還、制覇、完全制覇)する。
条件迅速な~指定された時間内に目的を達成する。
条件圧勝の~戦闘不能者を出さないで目的を達成する。
条件清貧な~アイテムを使用しないで目的を達成する。
条件○○と行く!~指定された職業を一人入れて目的を達成する。
条件○○コンビVS~指定された職業を二人入れて目的を達成する。
戦闘不能者を出してはならない。
条件怒涛の○○軍団VS~四人全員指定された職業で目的を達成する。
アイテム使用は禁止。

 
PVの開発中画面では怒涛の魔法戦士軍団VSドラゴンガイア等と言うものすごい戦略性を問われるお題が出されていて、プレイヤーは度肝を抜かれた。
実際のゲーム中でも「魔法戦士軍団VS悪夢の右手強」「バトルマスター軍団VSバズズ」といったヒーラー抜き軍団のお題が登場している。
 
2週目の時点で「レンジャー軍団VSベルムド強」より明らかに簡単な「パラディンと行く迅速なマジンガ討伐」の方が報酬が良かったりと、いまひとつ難易度と報酬のバランスが釣り合っていない点が見受けられる。
また、PvPコンテンツであるコロシアムを持ち出してきた点に若干反発の声も見られた。
 
Ver.3.1からは光の宝珠の受け取りの際に「とくぎの宝珠」か「必殺技の宝珠」を選んで受け取れるようになった。
また、難易度と報酬が釣り合っていなかったクエストの報酬も見直されている。
後期からは更に難度が見直され、ほぼ制限になっていなかった僧侶入りのクエストが廃止。
PvPコンテンツへの反発からかコロシアムのクエストが廃止された。
Ver.4.3でさらに変更が入り、Ver.3以降に実装されたコンテンツもお題に出されるようになった。
2018/10/07までに、【常闇の聖戦】【邪神の宮殿】【アストルティア防衛軍】【いにしえのゼルメア】に関するお題が実装されている。
が、同時に石版を吟味する必要が無くなり、宝珠もポイントで作れるようになった為、ほぼやる意味が無くなってしまっている。
大改修後は宝珠は1回手に入れれば良くなり、ドロップする敵が存在していないレア宝珠も後にドロップで手に入るようになっていき、現在はますますやる意味がなくなっている。
 
一応、ストーリーを進めなければ戦えない敵の宝珠を早く手に入れたいときや(【天地雷鳴士】などの新職業に顕著)、バージョンアップで追加された新規特技の宝珠をあわよくば楽に手に入れたい時、ドロップする敵が存在していないレア宝珠(かつて「聖女の守りの瞬き」や「鉄壁の笑いガード」が該当した)の入手を狙いたい時などは、達人クエストを活用するのも有効である。
特にVer.6.3で追加された新必殺技の宝珠は現状試練の門やこのクエストといったランダム枠でしか出ないため、もともと必殺技の宝珠が選びやすい仕様と相まって入手したい場合は達人クエストをこなすのが近道。これも後に追加されてやる意味がなくなったが…
現状やるとしたら追加宝珠の為にバージョンアップ直前に達成しておき、バージョンアップ後に報告して追加宝珠を狙うぐらいだろうか。それにしても即ドロップに追加されるので追加されてから取りに行った方が確実かつ早いのだが…
 
なお、クエストの受け忘れにはくれぐれもご注意を。難易度やコイン、カードを使う事も相まって、達成したと思ったらクエストを受け忘れていた事に気付いた時の衝撃は他のクエストとは比べ物にならない。

旧仕様

以下はVer.4.3およびVer.5.2での改修時に廃止された仕様。

  • オーブ
    達人経験値がそれぞれの属性ごとに独立していた。
    まず炎属性のオーブに経験値が貯まっていき、それがレベルアップすると次に水のオーブに経験値貯まっていくというように、炎→水→風→光→闇と巡に貯まっていき、闇がレベルアップしたらまた炎に戻るという仕様だった。
    1つのオーブを1レベル上げるのに必要な経験値は125,000で、一巡させるには計625,000の経験値が必要だった。
    また、後述する「へろへろ状態」になると経験値を50,000貯めてこの状態を解除しなければオーブに経験値が貯まらない仕様だった。
  • 石版
    宝珠をはめるための穴をもつ土台に相当していた部分。
    石版は各属性分用意されている。
    石版は「3×3」の大きさのものが4枚嵌っており、最初から1枚につき6つの穴が開いている。
    この穴は1つ3000ゴールドを支払うことで埋めることができる。
    穴開けは無償で、石版1枚につき最大6つまで好きな場所に開けることができる。
    また、穴は4つ未満にはできない。
     
    最初は炎属性以外には石版が嵌っておらず、【島主ゴーレック】から【ちいさなメダル】20枚で交換するか、達人クエスト、【セキバーン】から入手可能だった。
    石版の鑑定やセットも達人が行っていた。
    石版も同様に「(属性)の石版?」という形になっており、鑑定することで穴の位置が確定する。基本的に穴の数は4個。セキバーンが落とすものは【謎の石版?】となっており、属性はランダムで穴の数は5個確定。
    Ver.3.1後期からは石版を捨てるごとに石版ポイントが溜まり、12P毎に4穴の石版に穴を一つ空ける事が可能で、鑑定時にも極稀に5穴の石版も出ていた。この時は既に開いている穴は埋めることができなかった。
    各属性で石版は4か所ぶんはめることができ、鑑定はしたがすぐにはセットしない石版を各属性最大4つまで達人に預けておくことができた。
    預けた石版は「石版をセット」によって上書きすることができるが、「石版自体をはずす」ことはできず、石版を付け替えるとそれまで使っていた石版は消滅していた。
    宝珠ポイントによって各属性ごとに最大7枚まで預けることができた。
     
    ちいさなメダルでしか入手できず、メダルの大量入手が難しかった前期は石版に合わせて宝珠を選別するしかなかったが、達人クエストが追加されたりメダルの入手法が緩和されたりした後期からは宝珠に合わせて石版を選ぶ手も出てきた。
     
    Ver.5.2の改修で石版システムは完全に廃止された。
  • 宝珠
    Ver.5.2で石版システムが廃止されるまでは宝珠には形があり、3珠6パターン(┗、┛、┏、┓、┃、━)、2珠2パターン(┃、━)の計8パターンから、光と闇には更に1珠の計9パターンが存在していた。
    入手した「(属性)の宝珠?」を町にいる達人に鑑定してもらうことで、形と種類が判明し初めて石版にセットできるようになる。
    同属性の石版にしかセットすることができず、入手した宝珠は石版にセットした時点でレベル1の効果を自動的に発揮する。
    効果のON・OFF切り替えはできないので、デメリットのある禁断の○○シリーズを付ける時は注意が必要だった。
    それぞれの石版にセットした宝珠を外す・つけ直すには達人に話しかけ、「宝珠をはずす」を選択して3000ゴールド支払う必要があった。
    但し宝珠を個別に外すことはできず、外すときは石版にセットされている宝珠がすべて外される仕様だった。
    光と闇は最大で24個、他は最大で12個まで石版に嵌められる仕様だった。
     
    宝珠一つをLv5にするポイントテーブルは以下の通り。
    最大Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5
    3珠A-161640
    3珠B-282052
    1珠A・2珠A-282050
    1珠B・2珠B-3102665
    Lv1~4までに比べてLv5にするコストは重く、Lv1あたりの効果量も一定であるため、ポイントあたりの効率は悪かった。
    無理にLv5にするよりはLv4の宝珠を多くした方が有利な場合も多く、Ver.3.2後期からは3珠の宝珠の方がコストが低くなり、2珠と3珠を使い分ける意味が生まれた。
      
    鑑定した宝珠は石版に取り付けているかは関係なく、宝珠ポイントによって最大で370種類まで達人が預かってくれた。
    100を超えた分は鑑定した時点で手持ちの宝珠からどれかを捨てなければならない。
    なお、同種・同形の宝珠は累積されるが、99個を超えると鑑定した時点で自動的に宝珠ポイントとなる。
    しかしダブったところで同じ宝珠を重複してセットできるわけでもないので、ダブった時点で宝珠ポイントに還元するのが吉。
     
    石版の穴は最大で6か所で、宝珠の形は2~3なので、現在は最大で12個つけられる事になる。
    実装当初は2珠が出るのは光と闇のみだったが、Ver.3.2後期より炎、水、風にも2珠が出るようになった。
    更にVer.4.3からは光と闇には1珠が出るようになり、これにより光と闇は最大で24個までつけられるようになった。
     
    Ver.4.2までは宝珠を外すときに「へろへろ状態」というデメリットがあり、50000の経験値を貯めるまで全ての属性で「宝珠をはずす」「飾り石をはずす」ことができなかった。
    但し石版ごと付け替えて宝珠も外れた場合はこの状態にはならなかった。
     
    また、宝珠の飾り石もこの時は石版ポイントを使って作成していた。
     
  • 宝珠の飾り石
    Ver.3.2後期より実装された宝珠の更なる強化システム。
    宝珠ポイント30Pで各属性の飾り石を作成する事が出来る。実装段階では宝珠強化の飾り石が作成可能だが、今後飾り石の種類が増えるかどうかは不明。
    作成した飾り石は石版のいずれかに取り付ける事でその石版にはまっている宝珠の効果を強化する事が出来る。
    セットできる飾り石は各属性一つのみ。
    取り外しは無料で行える。
     
    1珠でもはまっていれば飾り石の効果は発動するので、炎・水・風は最大5種類、光・闇は最大6種類の宝珠を強化可能。
    ただし、5~6種類の強化を目指す場合は石版の穴の配置と宝珠の形を考える必要があるため、それなりの手間と資金が掛かる。
     
    飾り石の効果は炎水風属性のオーブでは1レベル分に相当することが多いが、光と闇では効果がかなり抑えられている。
    顕著なものでは必殺技の閃き系の0.1%で、宝珠の1レベルの上昇値が0.5%のため、比較した場合1/5程度とかなり低い。
    それに限らず例えば威力を上げる宝珠の場合は補正が1%や2%である事がほとんど。
    そんな中でも【かえん斬り】【プラズマブレード】の極意のような飾り石補正が比較的高いものは存在するので光や闇に関してはなるべくそれらの宝珠に飾り石を使うことが望ましい。
  • 宝珠ポイントボーナス
    Ver.5.1時点でのボーナスは、宝珠の所持上限の拡張のみ。かつては石版の所持上限拡張もあったが、Ver.4.3の仕様変更に伴いこちらは廃止された。
     
    ボーナスは以下の通り
    宝珠ポイントボーナスバージョン
    50宝珠ぶくろ拡張 110種類3.0後期
    100宝珠ぶくろ拡張 120種類
    150宝珠ぶくろ拡張 130種類
    200宝珠ぶくろ拡張 140種類
    250宝珠ぶくろ拡張 150種類
    350宝珠ぶくろ拡張 160種類
    400宝珠ぶくろ拡張 170種類
    450宝珠ぶくろ拡張 180種類
    500宝珠ぶくろ拡張 190種類
    550宝珠ぶくろ拡張 200種類
    650宝珠ぶくろ拡張 210種類3.2後期
    700宝珠ぶくろ拡張 220種類
    750宝珠ぶくろ拡張 230種類
    800宝珠ぶくろ拡張 240種類
    850宝珠ぶくろ拡張 250種類
    950宝珠ぶくろ拡張 260種類3.4前期
    1000宝珠ぶくろ拡張 270種類
    1050宝珠ぶくろ拡張 280種類
    1100宝珠ぶくろ拡張 290種類
    1150宝珠ぶくろ拡張 300種類
    1250宝珠ぶくろ拡張 310種類3.5中期
    1300宝珠ぶくろ拡張 320種類
    1350宝珠ぶくろ拡張 330種類
    1400宝珠ぶくろ拡張 340種類
    1450宝珠ぶくろ拡張 350種類
    1550宝珠ぶくろ拡張 360種類4.3
    1600宝珠ぶくろ拡張 370種類
     
    Ver.3.0後期では1種類渡す度に直前の画面に戻ってしまうため、非常に不便で改善が求められていた。
    ちなみにVer.3.0前期では指定した種類を全て捨てていたが、Ver.3.0後期で個数を指定して捨てる事が出来るようになった。
    が、代わりに同じ種類が1個であっても個数指定を要求してくるようになった。

履歴

Ver.3.0

達人のオーブシステム実装。
石版は4穴のみ。
レベルは最高40。
宝珠の預け可能数は100種類、石版は2枚。

Ver.3.0後期

レベル上限40→45。
達人クエストの実装。
宝珠ポイントシステムの実装。最大で宝珠を150種類、石版を3枚まで預けられる。
宝珠並べ替え機能が使用可能になる。
多くの宝珠効果の調整。
【宝珠の香水】実装。

Ver.3.1

レベル上限45→50。
達人クエストで光の宝珠を選んだ場合、「とくぎ」か「必殺技」かを選べるようになる。

Ver.3.1後期

石版の穴が最大5個になる。
石版ポイントシステムの実装。
宝珠ポイント最大値600。最大で宝珠を200種類、石版を4枚まで預けられる。

Ver.3.2後期

飾り石システム実装。
炎・水・風の宝珠に2珠が出るようになる。それまでは光と闇のみ2珠が存在。
3珠でレベルアップに必要なポイントが減少。
5穴の石版を捨てたときのポイントが5になる。
宝珠ポイント最大値600→900。最大で宝珠を250種類、石版を5枚まで預けられる。

Ver.3.3後期

【セキバーン】が実装。

Ver.3.4

宝珠ポイント最大値900→1200。最大で宝珠を300種類、石版を6枚まで預けられる。

Ver.3.4後期

石版の穴が最大6個になる。
なお、バージョンアップまであと1日の予告画像で、6穴の石版だけが表示された。

Ver.3.5中期

レベル上限50→55。
宝珠ポイント最大値1200→1500。最大で宝珠を350種類、石版を7枚まで預けられる。

Ver.4.3

仕様が大幅に変更された。

  • 宝珠
    • 「へろへろ状態」が廃止され、宝珠を外すコストが3000ゴールドに変更。お金さえ支払えば何時でも宝珠を外して付け替えることが可能に。
    • 宝珠ポイントを5ポイント消費することで、一度入手したことがある宝珠を好きな形で作成できるように。
    • 光・闇の宝珠に1珠が追加。1珠宝珠も宝珠作成の対象なので、同種宝珠を既に持っているなら作成できる。
  • 石版
    • 石版が最初から4枚はまり、かつ6穴開いた状態に。
    • 石版の穴を1穴3000ゴールドで塞ぐことができるように。
    • ノーコストで石版に穴を開けられるように(一枚の石版に開けられる穴の上限はアプデ前同様6穴)。
  • 飾り石
    • 飾り石の作成コストが宝珠ポイント30ポイントに変更。
    • 飾り石はノーコストで外せるように。
  • その他
    • 達人クエストのお題を追加。
    • 各属性ごとに分かれていたレベルが「オーブレベル」に統一。これにより、レベルアップに必要な経験値量はVer.4.2以前と比べて1/5になった。
    • 上記のように、宝珠ポイントは宝珠や飾り石の作成によって消費するものとなったが、これとは別に入手した宝珠ポイントの累計は記録されているため、宝珠ポイントの消費がボーナス取得に影響することはない。
    • 累計宝珠ポイントのボーナスが追加。1600ポイントまで貯めれば、宝珠の所持上限が370種まで増える。
    • 石版を新たに入手する意味や、石版ポイントを貯める意味がなくなったため、これらは廃止された。
      • アプデ時に持っていた石版ポイントは宝珠ポイントに変換される。
      • 小さなメダルと達人クエストでの石版の交換が終了した。
      • セキバーンは石版の代わりにランダムな宝珠をドロップするようになった。
      • 累積宝珠ポイントの報酬から石版関連が無くなった。

以上の変更により、「石版完成遠すぎ問題」は完全に解決、「宝珠の付け替え大変問題」も概ね解決したと言える。
しかし、「宝珠のレベル変更が大変」、「宝珠がダブっても手動で捨てなければならない」等、問題は未だ全ては解決していない。
これは運営も認識しており、今後も改善を続けていくとのこと。ロードマップ上では次のVer.4.4でUI改修を行うことが予定されている(4.3に改修が間に合わなかった分を4.4で行う模様)。

Ver.4.4

宝珠が未鑑定の状態でも引き取ってもらえるようになった。但し、この場合その宝珠を入手したことにはならないので、「宝珠をつくる」の対象にはならない。
セットした宝珠をリスト表示し、リスト上でレベルの上げ下げができるようになった。更にリスト上で一括でレベルリセットができるようになった。
「宝珠をはずす」「宝珠をつくる」「石版に穴をあける」「石版の穴をふさぐ」を実行時の演出が短縮された。
 
これまでとは表記方法が大きく変更されたことにより、従来の方法に慣れていたユーザーからは「逆に使い辛くなった」という声も少なからず上がっていた。
十字キー左右で宝珠を選択できると思い、誤ってレベルを動かしてしまった人も多いだろう。
 
今回の改修を以て、当初予定していた改修は完了したとのこと。
しかし「職業や戦闘スタイルを変える度に宝珠設定をやり直さなければならないのが根本的にストレス」という点は未解決であり、「Ver.5.0以降のスキルポイントシステムのように宝珠設定を完全に職業別にして保存してほしい」「石版にはめたりレベルを操作したりという概念を廃止し、一度入手すれば後は常時全宝珠レベルマックス+飾り石付きの状態となるようにしてほしい」「もっと言えば宝珠システムそのものを完全廃止し、今まで宝珠頼りだった部分を基礎ステータスやスキルに上乗せして再調整してほしい」といった要望は根強く出されている。
この点は青山Pも把握しているようだが、「Ver.5.0ではスキルラインの大改修を行うため、更なる改修は見送る予定」とのことで、実際に同Ver.では見送られることとなった。
Ver.5.1でも宝珠のテコ入れは見送られたが、DQ10TVのVer.5.1情報回で安西Dは「宝珠のことは忘れていない」と語り、続くVer.5.2で有言実行された。

Ver.5.2

更に仕様が大きく変更。上記の要望に応え、転職に伴う宝珠設定の手間が無くなることとなった。

  • 石版・飾り石・宝珠の形状が撤廃され、入手済みの宝珠にポイントを振り分けるシステムへ変更され、各職業で個別に宝珠の内容を記録できるようになった。
    • 入手をしていない宝珠も一覧に表示されるようになり、その場合は「未入手」と表記される。
    • レベルを割り振れる宝珠は属性一つにつき12種類まで。12種までならLv1にする為のポイントは0(以前までの宝珠をセットしただけでポイントを割り振っていないのと同じ状態)。
  • 宝珠レベルの上限が6に上昇した。宝珠レベル6は以前における宝珠レベル5+飾り石の状態に相当する。
    • かつては、光・闇宝珠の飾り石効果はレベル1あたりの効果より小さく設定されていたが、これ以降は全ての宝珠の効果量が、全てのレベルにおいて「レベル1あたりの効果量×宝珠レベル」となるよう統一された。そのため(レベル1あたりの効果量自体が調整されたものを除いて)光・闇宝珠全般の性能が引き上げられることとなった。
    • 宝珠レベル上昇に必要な達人ポイントも減少した。
  • 一部宝珠の属性が変更された。
  • 宝珠を落とすモンスターを宝珠側から調べられるようになった。
    • ただし、遭遇したことのないモンスターは表示されず、また宝珠を落とすモンスターと1体も遭遇したことがない場合は「まだ 情報を取得していない」と表示される。
  • 未鑑定の宝珠をまとめて鑑定できるようになった。
  • 一部の宝珠の効果が変更された。
  • 呪文・特技・必殺技に関する宝珠は、それを習得可能な職業以外では「セット不可」になり、セット画面に表示されなくなった(フォースの護りを除く)。
    「ならびかえ」→「すべて表示」を選択すれば表示されなくなった宝珠を確認できるが、その場合もセットすることはできない。

Ver.6.0

レベル上限55→60。
達人経験値の受け取り上限が125,000→200,000になった。
達人クエストお題が追加・変更された。

Ver.6.2

達人クエストのお題に【万魔の塔】【五の災壇】が出るようになった。

Ver.6.5後期

一度の戦闘で獲得できる経験値、シナリオ・クエスト報酬経験値、【サポート仲間】として雇われた時に貰える経験値、【冒険者のおでかけ超便利ツール】の日替わり・週替わりおでかけ討伐で貰える経験値の上限が200,000から400,000になった。
【世界調律クエスト】【天使の究極フィットネス】で受け取れる経験値の上限が撤廃された。

Ver.7.0

レベル上限60→65。
呪文の奇跡・瞬きの宝珠が系統ごとに統合された。
ワンタッチふりわけ機能が追加された。

関連項目



*1 ハント系は1.5倍、ムーンサルトは1.3倍、裂鋼拳は2.0倍、愛のムチは1.0+0.4倍、それ以外の系統特効技は1.0倍の部分