【暗黒大樹】

Last-modified: 2022-11-22 (火) 15:46:59

概要

【エルトナ大陸】【呪われた大地】に生えている巨大な木で、【久遠の森】【世界樹】と対になる位置にある。
魔瘴を吸収する性質をもつため、暗黒大樹の周囲には、魔瘴に蝕まれて変色した大地や枯れた木などがある。
以前、この付近の調査に向かった者が帰らぬ人となった例もあり、【エルフ】たちにとっては忌まわしい場所とされる。
暗黒大樹のふもとには【暗黒大樹の番人】がいて、侵入者には容赦なく襲い掛かってくる。
 
エルトナ大陸を滅ぼそうと目論んだ【怪蟲アラグネ】も暗黒大樹から生まれた魔物であり、周囲に集まる魔瘴が魔物に影響を与えているのは間違いない。
【ニコロイ王】【暗黒大樹の葉】を持ってこさせたアラグネの例から分かるように、暗黒大樹の葉があれば封印されたとしても力を取り戻すことができるようだ。
たかが葉っぱ一枚でも、ものすごく強力な魔瘴が含まれているのだろう。

Ver.1.5

【暗黒大樹の守り人】第4話、ボス撃破後にその正体を知ることになる。
なんと暗黒大樹の正体はエルフたちを見守るもう一つの世界樹だった。
古くから魔瘴を吸収してエルトナ大陸から魔瘴が広がらないようにしていたが、吸い続けた結果魔瘴の色になってしまい、エルフたちから暗黒大樹と呼ばれるようになったのだ。
太古の昔から魔瘴を吸収していたため、芯が魔瘴に染まってしまい機能が低下、そろそろ限界が来ていると大樹の長から知らされる。
魔瘴を吸収することができなかったため、各地に魔瘴が出現してしまったのが今回の異変の真相である。

余談

一応DQ8でも暗黒大樹は文章だけとはいえ登場していたが、本物の暗黒大樹が登場したのは今作が初。
しかし今までの作品の世界樹の例を見ると、名前は同じだが全くの別物という可能性もある。
 
【ドラゴンクエストX アストルティア創世記】によると、500年前に【ヤクル】が守っていた世界樹で、久遠の森の世界樹よりも古くから存在していたことが明かされている。
また、アストルティアにおける2本目の世界樹であることも記されている。
 
Ver.5.4では【邪神ヤファギル】が封印されていたことで呪われた大地が魔瘴に浸食されていたことが判明したため、ヤファギルの封印を強める役割もあったのかもしれない。
 
「アストルティア秘聞録」によれば暗黒大樹と化し始めたのは現代から約1200年前で、約500年前に暗黒大樹と化す前に【世界樹の花】を咲かせたという。
約500年前と言えば【神殿レイダメテス】が思い浮かぶが、【けがれの谷】の様にヤファギルの封印が解けかけたのかもしれない。

関連ページ

【怪蟲アラグネ】
【暗黒大樹の番人】
【暗黒大樹の葉】
【暗黒大樹の守り人】